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髪の毛のパサツキ、傷みの原因と対策


髪の毛について


髪で皮膚から出ている部分を毛幹といい、皮膚の中にある部分を毛根といいます。毛根はまだ生きた細胞ですが、毛幹は細胞分裂により上に押し上げられ水分を失って角化したものなので、自分で修復することが出来ません。このため髪をきれいに保ちたいならなるべく傷がつかないように心がけることが大切です。

髪の毛の90%はケラチンと呼ばれる保水性の高いたんぱく質が占めます。 ケラチンは通常11〜14%、洗髪後なら35%ほどの水分を保持します。 髪の毛は3層構造になっており中心のメジュラ(毛髄質)、内部のコルテックス(毛皮質)、 表面を覆い内部を保護するキューティクル(毛表皮)から構成されます。キューティクルは魚のうろこのような状態で髪の表面を覆っています。

■髪の毛の断面


パサツキの原因


パサツキは主に髪の毛の傷みが原因で、髪の傷みは、主にキューティクルが傷つき剥がれた状態を指します。 このとき髪はダメージを受けやすく、内部のケラチンも流出していきます。ケラチンが流出すると髪の保水性も失われます。またキューティクルが傷つくと毛の表面がざらつき光沢も失われていきます。

また髪は湿度が高いときは水分を吸収し、乾燥しているときには水分が抜けていきます。 したがって乾燥した環境でも髪はパサツキます。

ここでは髪が傷む原因についてみていきます。

摩擦に弱い

キューティクルは摩擦に弱いため、激しいブラッシングや洗髪をしてしまうと、キューティクルが傷つきはがれてしまいます。シャンプーは指の腹で頭皮をもみこむように洗い、髪には泡をなじませる程度にします。ブラッシングはセミロング以上の髪の長い人が頭のてっぺんから毛先に向かって一気にブラッシングをすると力が入ってしまいキューティクルをいためてしまいます。毛先からゆっくりとブラッシングしてほつれをほどいていき、上へとブラシをずらしてとかしていくといいでしょう。

ぬれたまま放置

髪はぬれた状態だとキューティクルが開いた状態なので、ちょっとした摩擦にも傷つきやすくなっています。そのため洗髪したらなるべく早く乾かすようにしましょう。頭皮もぬれたままだと雑菌が繁殖しやすく、かゆみや頭臭の原因にもなります。

ドライヤーの当てすぎ

一ヵ所に長くドライヤーを当て続けると、その部分が高温になり、髪にダメージを与えてしまいます。髪から20cmは離し、1箇所にずっと当てすぎないようにしましょう。

ヘアカラー、パーマ

ヘアカラーやパーマ用液は髪の内部にまで浸透してたんぱく質に影響を与えることから、 髪の機能が低下して、パサツキの原因となることがあります。

ヘアカラーは髪の表面にだけ作用するカラースプレーやカラーリンス、ヘアマニキュアよりも、髪内部に浸透してメラニン色素を脱色させ、染料を浸透させるヘアダイやブリーチのほうが髪へのダメージも大きいといえます。パーマで使う薬剤は第1剤で髪の内部に浸透して弾力性などを維持するシスチン結合を一度断ち切り、第2剤で好みのウェーブやストレートになるように再び結びなおします。第1剤、第2剤どちらも強い薬剤なので髪表面のキューティクルをはがしたり、髪内部のたんぱく質を溶出させたりすることが有ります。

ヘアカラーもパーマもどちらも髪へのダメージは大きいので、ヘアカラーとパーマは同時にやらないようにしましょう。パーマの薬剤が髪の色に影響することがあるので、通常はパーマをかけた後、1週間ほど置いてヘアカラーをするというのが多いようです。

紫外線

海やプールなどでぬれた髪のまま長く紫外線にあたっていると、 毛髪中のシスチン結合が壊され、髪がもろくなりダメージを受けやすくなります。 また髪のメラニンに作用して髪が赤らけてきます。

pH値

髪の毛のpH値は4.5〜5.5と中性7に対して弱酸性にあります。 キューティクルは酸性には強く、アルカリ性には弱い特徴があります。 アルカリ性のシャンプーやヘアカラー、パーマや石鹸などで洗髪して 髪がアルカリ性に傾いたままだと、髪へのダメージも進みます。 そこでリンスを使用して髪の毛のpH値を酸性に戻すと共に、髪に油分を補給してやります。

髪の痛みが激しいときは、pH値を酸性に戻す働きと共に、髪の修復作用もある、 コンディショナーやトリートメントを選びましょう。


対応


正しい洗髪手順

髪を傷つけないためには毎日の洗髪の仕方も重要です。 まずは、シャンプー前に軽くブラッシングをして髪のもつれをほどいておきます。そしてシャンプー時にはまずお湯で1分ほどよく皮脂や汚れを洗い流します。 こうすることでシャンプーの泡立ちもよくなります。 シャンプーはしっかりと洗い流します。

髪はぬれるとコルテックスが水分を拭くんで膨張しますが、 外側のキューティクルは十分には膨張できないため、パンパンになり、 はがれやすい状態になります。 したがってドライヤーで髪を乾かしながらブラッシングすると キューティクルが傷んでしまいます。 まずはタオルで髪の毛を挟んで軽くたたいたり抑えたりする感じでふき取ります。 タオルで拭くときはごしごし擦ったりするのもよくありません。

ブラッシングは髪の毛が8〜9割方かわいてからします。 また髪の毛が湿ったまま寝るのも、布団や枕との摩擦でダメージが心配ですから避けましょう。

ベビーオイルを塗る

洗髪後、髪の毛がまだぬれた状態で、ベビーオイルを一滴とり、髪全体にのばしていきます。 ドライヤーでそのまま乾かします。

ベビーオイルをつけすぎると翌日までベタベタが残ることがあります。髪の毛がぬれているので一滴でも髪全体にのびます。 ベビーオイルの他にも椿湯やオリーブ油なども同様の効果が期待出来ます。

1日に何度もシャンプーしない

皮脂は髪の毛を覆うことで、外部のダメージから髪の毛を保護する働きがあります。 したがって日に何度もシャンプーをすると、保護成分である皮脂が全体覆う前に洗い流されて しまいます。

傷んだ髪には

傷んだ髪にはトリートメントなどを利用するといいでしょう。ケラチン配合のものなども市販されています。トリートメントは髪の内部に浸透し、栄養を与えて髪の健康を整えるものです。

トリートメントをするときはまずは手で髪の水気を切ってトリートメントがよくなじみやすいようにします。そしてトリートメント剤をとって傷みやすい毛先から3分の2ほどにつけてなじませます。頭皮にトリートメント剤が残ると毛穴がつまるなどのトラブルを招くので頭皮にはつけないようにしましょう。

そのまま3分から5分ほど置いてトリートメント剤を浸透させます。このとき熱い蒸しタオルで髪全体を包むと、温められることにより表面のキューティクルが緩み成分が浸透しやすくなります。最後に成分を流し過ぎない程度に洗い流します。

1.手で髪の水気を切る

2.トリートメントを毛先から3分の2までつける

3.熱した蒸しタオルで包んで3〜5分置く

4.洗い流す





※ 参考文献
スキンケア大事典
美容の裏ワザ・隠しワザ
「綺麗」になる裏ワザ


最終更新日 2015/07/29
公開日 2005/04/09
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