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皮革製品のお手入れ


皮革製品とは


皮革製品とは動物の皮膚を加工して作った製品群で、靴やかばん、手袋やジャンバー、サイフなど様々な用途に用いられています。身に付ける物も多いこれら皮革製品ですが、当然外出の際の汚れも気になるところです。皮革製品は他の衣類のように簡単に水洗いできませんし、何かとお手入れに手間がかかります。そこで今回は皮革製品のお手入れについて見て行くことにします。


皮革製品の注意点


まず最初に皮革製品の注意点をあげていきたいと思います。

水洗いできない
有機溶媒を使ったドライクリーニングもできない
汚れはカビや害虫のえさとなるので、そのままにしておくと虫食いやカビ繁殖のもとに


皮革とは


皮革とはたんぱく質でできた非常に細い線維の集合体で、生革のままでは腐敗しやすく、また硬くなりやすいので、「なめし」という処理を行って強度を高めてやります。「なめし」とは簡単に説明すると腐敗しやすい動物の油やたんぱく質を取り除いてコラーゲン繊維を残し、柔軟性を確保するためかわりに合成油脂を注入する作業のことです。


水に弱い


コラーゲンもたんぱく質からできており、なめしにより強度を増した皮革もたんぱく質が成分であることに変わりはありません。たんぱく質は水と非常になじみやすく、濡れるとたんぱく質の分子と分子の間に水が入り込み、非常に柔らかくなってしまいます。この状態だと型崩れもしやすく、傷みやすくなります。すぐに乾かしたいからといってこの状態でドライヤーで乾かしたり、日向で乾かしたりすると革が硬くなりやすいので避けたほうが無難です。水にぬれたときは以下のような手順を踏みましょう。

乾いたきれいな布もしくは新聞紙で水分をよく吸い取る。こすると革に傷がつきやすいので押し当てるか軽くポンポンとたたく感じで。

型崩れしないよう形を保持して(例えば靴ならシェーキーバーをはめるなど)日陰で風通しのいい場所で乾かす。

乾いたら保革油を塗る。(乾いたときに革が硬くなるのが心配なら乾く時間が遅くはなるが水分を吸収させたあとすぐに塗ってもよい、半分ほど乾燥した時点でも大丈夫。基本は乾いてからでも問題ない。)


手入れは


皮革製品は時間の経過と共にどうしても徐々に硬化してきます。したがって保革油というのが必要となってくるのですが、製品ごとに専用の物を使うようにしましょう。汚れやほこりがついた時はブラシをして、それでも取れない場合は柔らかい布に専用の汚れ落としクリームを塗って汚れをふき取ります。水と接触した際はすぐに水分を吸い取りましょう。

水をはじくタイプの皮革製品なら洗剤液を含ませよく絞ったタオルで汚れを拭きとります。色落ちしやすいものは専用のクリームで補い、硬くなって柔軟性がなくなってきた場合はハンドクリームを塗ると質感が回復することがあります。スエードやヌバックは専用の洗浄剤やブラシ、クリーナーなどを用いるといいでしょう。


どうして硬くなるのか


皮革製品を洗濯すると硬くなってもとの質感が損なわれることがしばしばあります。これは皮革に含まれる油分が洗濯により流出してしまうことが大きな原因です。ですから皮革製品は水洗いはできないのです。水洗いしなくても柔軟性がなくなってきたなと感じたら専用のクリームで油分を補給してやると柔軟性が幾分回復するでしょう。普段から定期的にやるのも効果的です。




保存は


できるだけカビや虫食いの原因となる汚れを除去しておいて、湿気の少ない環境で保管します。




※ 参考文献
科学的に正しい暮らしのコツ


text by 2009/06/09
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