生活知恵袋
HOME サイトMAP 光熱費節約 水道代節約 お料理 お掃除 健康
住まい 衣服 美容 マナー

冷蔵庫の電気代節約


まずは冷蔵庫の電気代の把握から


冷蔵庫の電気代の節約術を紹介する前に、まずは冷蔵庫の電気代がどの程度かかるのかについてみていきます。冷蔵庫の電気代というのは経済産業省の審議会である日本工業標準調査会で冷蔵庫の電力量算定規格というものが設けられていて、この企画に基づいて各家電メーカーは冷蔵庫の年間電力量を計算し、製品などの紹介で参考値として掲載しています。冷蔵庫の電力量算定規格については以下のページで詳しく解説しています。

冷蔵庫の電力量算定規格

この年間電力量を1年間の時間で割ることで強引ですが1時間当たりの電力量を計算してみました。詳しくは冷蔵庫の電力使用量で検証しています。電気代は1kWh28円で計算しました。冷蔵庫は容量によって電気代も変わってくるので160〜170リットル、260〜280リットル、350〜370リットルの3つの容量で平均的な電力使用量を計算してみました。160〜170リットルは1時間あたりで1.12円、260〜280リットルは1.34円、350〜370リットルは1.51円かかりました。冷蔵庫は一日中使うものなので1日で160〜170リットルは26.88円、260〜270リットルは32.16円、350〜370リットルも36.24円かかります。まず1日でこのくらい冷蔵庫で電気代がかかるものなんだということをふまえておくことは重要だといえます。電気代を浪費してしまうような使い方をすればこの金額はさらに増えることも想定され、電気代がかからないような使い方をすればこの金額から減らすことも可能でしょう。まず基本となる金額を知っておくことは大事だといえます。

容量1時間の電気代1日の電気代
160〜170リットル1.12円26.88円
260〜270リットル1.34円32.16円
350〜370リットル1.51円36.24円


隙間を確保して放熱に気をつける


冷蔵庫は、放熱がしやすいよう隙間を開けて設置します。側面2cm以上、背面10cm以上、上部10cm以上が目安です。説明書にも書いているので確認してみてください。最近の冷蔵庫では背面に隙間をつくる必要のない製品も多くでています。背面部の変わりに側面や上部に放熱板を設置しているものが多いので、側面は2cm以上、上部には物をおかず10cm以上隙間を作っておかないと、放熱がスムーズに進みません。背面も少し隙間を開けておくと良いです。

放熱版は側面や前面についていることが多いですが、熱は上へと上がっていくので上部の隙間を確保しておくことも重要です。それでは各メーカーがどの程度冷蔵庫の隙間を確保するよう求めているのかについてみていきます。三菱電機では側面0.5僉⊂緝5儖幣紊侶箚屬魍諒櫃垢襪茲Φ瓩瓩討い泙后パナソニックでは冷蔵庫の容量ごとに確保する隙間の長さも異なります。200リットル以下なら背面5僉側面2僉⊂緝30僉200〜300リットルなら側面2僉⊂緝10僉300リットル以上なら側面0.5僉⊂緝5僂箸覆辰討い泙后小さい容量の冷蔵庫ほど確保すべき隙間の長さも長くなるようです。このようにメーカーや製品ごとに確保すべき隙間の長さは異なるので取扱説明書などでしっかりと確認しましょう。

メーカー・容量側面上部背面
三菱電機0.5cm5cm
パナ・260リットル以下230cm5cm
パナ・200〜300リットル2cm10cm
パナ・300リットル以上0.55cm


側面や前面にペタペタと張り物をしない


冷蔵庫の側面や前面は放熱部となっている場合が多く、そこから熱を放出しています。そこにプリントやマグネット、シールなどを貼ると、放熱効果が下がってしまい、冷却性能の低下や電力消費量の増加につながってしまいます。周囲の外観とそろえるために、側面に木目調のマグネットシートなどを張っている方もいますが、これも冷蔵庫の放熱効果を下げてしまう要因となります。


冷蔵庫の放熱板の掃除


冷蔵庫背面に放熱板があり、かつ外部に露出してあるものだと、ほこりや汚れがついていたりします。そのままだと放熱効率が下がるので掃除してください。はじめる前には触ってやけどしないよう、プラグは抜いておきます。掃除の間は電源が切れてるので、腐りにくい物だけ残して空にしておくなどの準備をしておきましょう。ただ最近の冷蔵庫は放熱板が側面や前面などに内蔵されているもんが多く、外部に露出して配置されているものは少ないです。


冷蔵庫の設置場所


冷蔵庫は直射日光の当らない場所、ガスコンロから離れた場所など、比較的涼しい場所に置くことを心がけてください。冷蔵庫は周囲温度が高くなると、冷蔵庫内の温度にも影響してくるので、冷やすにも余分に電気代がかかるようになります。夏と冬では同じように働かせていても夏のほうが冷蔵庫の電気代が高くなるのはこのためです。冷蔵庫は涼しくて風通しの良い場所に設置するようにしましょう。


冷蔵庫の開け閉めは控える


冷蔵庫の開け閉めはそのつど冷気が外部に逃げて冷蔵庫内の気温が上昇してしまい、再びもとの気温まで下げるのに余分に電気代を消費してしまいます。夏場は特に注意が必要で、たった十秒の開閉でも3〜5度は軽く上昇してしまいます。いかに冷蔵庫内の低温を維持するかが冷蔵庫の電気代を節約する上で大切なことで、冷気を逃がさないためにも、開け閉めは手早く、回数はすくなくを心がけたい所です。そのためには開ける時は何を取り出すのか整理した上で、回数を分けずに一度に取り出すようにしましょう。扉を開けたまま、冷蔵庫の中のものとにらめっこしつつ、夕御飯のレシピを考えたりなんてしてると、あっという間に冷気は逃げちゃうのでご注意を。そんなときは紙に中のものを書き連ねておき、見やすい位置に張っておくといいでしょう。


ビニールカーテン


ビニールカーテンで開閉時の冷気の逃げもシャットアウト。透明で厚めなビニールのカーテンです。製品としてすでにいくつも市販されているのでホームセンターや100円ショップなどでも見かけるかもしれません。透明なビニールのテーブルクロスなどを買ってきて冷蔵庫にあう適当な大きさにきって、下から2、3切込みを入れてのれんのようにして、後は取り付けるだけ。開閉時の悩み、冷気の逃げによる冷蔵庫内の室温の上昇をかなり防げます。再度冷却するために必要な電気代を節約できるのでおすすめです。透明だから中のものも見渡せて便利。


ビニールカーテンは逆効果?


上記でビニールカーテンは節電になると書きましたが、節電にならないケースもあるようです。まず比較的新しい冷蔵庫だと冷気の送風箇所がいくつもあり、それがうまく効率的に働くことで冷蔵庫内全体を冷やしています。冷蔵庫内の温度がなるべく均一に保たれていれば必要となる電力量も抑えられますが、もし仮にビニールカーテンで敷居をしてしまうと、送風の流れが遮られ、冷えすぎたり、温度が上昇したりと、温度変化が激しくなってしまいます。そうなると変化した温度を調節しようと余分に電気が消費されてしまいます。最近の冷蔵庫は複数個所からの送風による効率的な冷却を考慮して作られているため、へたにビニールカーテンで遮ってしまうと逆に電気代はかかるようです。


熱いものは冷まして入れる


熱いものはそのまま入れると当然冷ましたものよりも冷却させるのに余分に電気エネルギーを消費してしまいます。常温でも時間の経過である程度まで温度は下がるのに電気を使ってわざわざ冷ますのはエネルギーの無駄ですよね。それに熱いものだと周りの食べ物の温度も上昇させてしまうので傷みが早くなります。


中身は整理する


冷蔵庫の中が乱雑だと目的のものを探すのにも手間取ります。その間も冷気はどんどんと逃げていってしまうので考え物です。目的の食材がすぐにわかるよう整理しておきましょう。


冷蔵庫の中身は詰め込みすぎない


冷蔵庫は冷気をファンで全体に送ることで冷却しています。冷蔵庫に物がいっぱい詰まっていると、冷機の流れが遮断され、冷却効率が下がり、その分よけいに電気代を消費してしまいます。それに中のものがいっぱいだと目的のものを探すのと取り出すのにてまどり、その間冷気が外に逃げてしまいます。冷蔵庫の中は、50〜60、多くて70%ぐらいにとどめておくことが大事です。また冷気の噴出し口は特に注意が必要です。この前を食材でふさいでしまうと冷気の流れがぐんと悪くなります。常温保存が可能な食材、缶詰などが冷蔵庫に入っていたとしたら、取り出して中身を減らしましょう。


ドアパッキンのチェック


破れてたり変形したりでドアパッキンに痛みが生じていると、隙間ができてそこから冷気が外部に漏れてしまい、電気代で5%ほどロスしてしまいます。確認の仕方ですが、パッキンと本体との隙間に名刺を差し込んでみて、はいっていかなければ大丈夫です。すっとはいってしまうと隙間ができてる証拠です。パッキンの交換をしましょう。交換は部品取り寄せで自分で交換することもできます。それほど難しいものでもないようです。ただしパッキンには燃やすと有害物質をだす塩ビが使用されているものが大半で、自治体によっては普通に捨てられない所もあります。購入メーカーのサポートセンターにて交換してもらう方が無難かもしれません。


冷蔵庫の温度設定


冷蔵庫は季節や食品の入れ具合で温度を調節するといいです。冬場は室内の温度も低いので「中」もしくは「弱」でもかまいません。夏場は周囲の気温が高いので食べ物が痛まないよう「強」に設定しておくといいです。他にも中身の詰め込み具合で、大めのときは強めの設定にしておきましょう。設定気温を強から弱にするだけで電気代が20%も違います。

買い替えで省エネタイプの冷蔵庫を


冷蔵庫も10年ほどすればそろそろ買い替えの時期です。新しく買い替える際は省エネタイプの冷蔵庫もおすすめです。260リットル以上の中型サイズ以上の冷蔵庫になると、通常タイプの製品と、省エネタイプの製品の2つのタイプの冷蔵庫が見られるようになります。省エネタイプでは通常のタイプよりも消費電力量が2〜3割ほど抑えられている商品が多いようです。冷蔵庫の電力使用量の調査では260リットル〜280リットル(1〜2人)で通常製品の年間電力量の平均は423kWh、省エネタイプだと341kWhに、350リットル〜370リットル(2〜3人)では通常製品は472kWhで、省エネタイプは375kWhと100kWh近い消費電力量の差があります。買い替えの際は消費電力量がお得な製品を選ぶのも節電のポイントだといえます。







最終更新日 2016/09/04
公開日 2004/02/21
 TOPへ   光熱費節約TOPへ   HOMEへ




知恵袋一覧





PR





since 2002/09/28
Copyright(C)2002 kain All Rights  Reserved