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水の使用量を知る、蛇口の流水量は?


蛇口の流水量


東京都水道局のホームページを参考に蛇口の回旋度と流水量の関係をグラフで表しました。通常90度で1分間の流水量が12リットル、全開にすると21リットルぐらいになります。なおこれは口径が13mmで水圧0.1MPa(メガパスカル)の時の水量です。口径についてはこちらのページで詳しく解説しています。水圧についてはその地域を通る水道管の水圧やメーターの水圧調整など様々な要因が関係してくるので、0.1MPaの時の水圧を元に計算したこちらのデータはあくまで参考程度にご覧ください。各家庭でも同様の流水量になるという事を保証したものではありません。

蛇口の開閉と流水量


自分で計ってみる


タイマーで流水量を測る

蛇口を全開にした時の水量を正確に計る方法はすこし手間が掛かりますが誰でもわりと簡単にできます。やり方は10秒でも5秒でもかまいません。長めの方が正確でしょうから10秒としましょう。タイマーで時間を計ってバケツに蛇口全開にして水を入れます。で10秒間でどれだけの水がたまったか計りそれに6をかければ1分間になりますので計算で1分でどれだけの流水量になるのかがわかります。同様に通常使う蛇口の捻り具合で10秒間でどれだけ水がたまるかを計れば通常使う蛇口の捻り具合での1分間の流水量も計算することが出来ます。流水量をバケツで計るときは体重計でも十分です。水1リットルは約1kgですので体重計でも問題ありません。

水道メーターで流水量を確認

もっと簡単な方法は蛇口を全開にした状態で急いで水道メーターまで向かい、タイマーを押して10秒計ります。その間どれだけメーターが動いたかで大体の水量を計ることが出来ます。これだといちいちバケツに水を入れたり体重系に乗せたりしなくてもいいので簡単です。水を流しっぱなしだと無駄になるのでその間バケツに溜めておくといいでしょう。

水道メーターの見方

水道メーカーは以下の画像のようなタイプが多いです。1リットル、10リットルの目盛りがあり、上部には右端の赤い数字の100リットルの数字と、1立方メートルの数字が表示されています。ちなみに1立法メートルは1000リットルのことです。パイロットは水が少しでも流れていると回ります。下の画像の場合は85.605立方メートル(85605リットル)の水使用量となります。

水道メーターの見方

水道メーターはどこにある?

水道メーターは一軒家では庭などに鉄の蓋があり、その中にあることが多いです。マンションなどの集合住宅では玄関横の扉の中にガスメーターと一緒に設置されていることが多いです。


各家庭の使用水量と多く使われる場所


世帯人数別平均使用水量

それでは実際各家庭では1ヵ月でどの程度水を使用するものなのでしょうか。東京都水道局では毎年世帯人数別の1ヵ月の平均使用水量を調査し発表しています。調査結果については以下の表をご覧ください。この調査では人数が増えるごとに一人当たりの使用水量は減少しています。これは以下でも解説しますが、家庭で使われる水の多くを占める風呂や洗濯、炊事などの水は、数人で一度に使った方が1人当たりの使用水量は少なくて済むことが大きな要因だと考えられます。

世帯人数別1カ月当たりの使用水量
世帯人数使用水量1人当たり使用水量
1人8.2立方メートル8.2立方メートル
2人15.9立方メートル7.9立方メートル
3人20.4立方メートル6.8立方メートル
4人24.3立方メートル6.1立方メートル
5人28.5立方メートル5.7立方メートル
6人以上33.9立方メートル5.6立方メートル

家庭での水の使われ方

各家庭の一人当たりのひと月の平均使用水量は1人世帯だと8立方メートル(8000リットル)で、4人世帯でも1とり当たり6立方メートル(6000リットル)にもなります。それでは各家庭のどの部分で特に多くの水を使用しているのでしょうか。こちらも東京都水道局が一般家庭水使用目的別実態調査で発表しています。平成27年度では風呂が最も多くて40%で、次いでトイレが21%、炊事が18%、洗濯が15%となります。

家庭での水の使われ方


使用水量の把握と節水への心構え


食器洗いや洗車など大量に水を使う作業でも実際どの程度水を使用しているのかはなかなか把握しづらいものです。しかしながら自分が使う蛇口の捻り具合での1分間の流水量がわかれば、全体の使用量はだいたい把握する事ができます。普段何気なく使っている水も例えば蛇口を30度捻って無駄に1分間流し続ければそれだけで6リットルも無駄に消費されるのです。6リットルという実際の数値を聞くと無駄の大きさに気付かされると思います。そうすると無駄な水の使用をなくそうとする気持ちも強くなるはずです。水の使用量を実際に把握するというのは、節水のための第一歩なのです。

蛇口30度開閉で1分間での流水量は6リットル


流しっぱなしに注意


蛇口をこまめに閉めて節水

食器洗いでも車の洗車でも使わないときは蛇口のこまめな開閉が大切です。例えば食器洗いですが一皿一皿でなく、ある程度まとめてまずは水でさっと汚れを落とし、続いて洗剤をつけたスポンジで洗い、最後によく水洗いする。そのスポンジで洗う際にこまめに蛇口を開閉すればその間水は流しっぱなしにはならずに済み、大雑把ですが2〜3割は少なくとも全体の水使用量を減らすことが出来るはずです。食器洗いに20分かかるとすればその3割だと約6分で蛇口を30度捻った状態なら6×6で36リットルも水を節約できるのです。蛇口の先をシャワーに変えれば水圧も利用できるので使用する水の量ももっと少なくできるはずです。

歯磨きでも洗顔でも何でもそうですが、自分が考えている以上に水の流しっぱなしは大きな水の無駄につながっているのです。やはり使わない間はこまめに蛇口を閉める事が大切なのです。

流しっぱなしでの流水量

では実際に生活の様々な場面で水を流しっぱなしにするとどのくらいの水が流出するかを以下で表でまとめてみました。見てみるのは洗面・手洗い、歯磨き、食器洗い、洗車、シャワーでの流しっぱなしの粒子雨量です。ちなみに流水量は蛇口を90度開けた場合で、流水量が1分間で12リットルとして計算します。

洗面や手洗いで1分間の流しっぱなしで12リットルもの水が無駄になります。食器は5分間流しっぱなしにすれば60リットルもの水が流出してしまいます。シャワーも3分間で36リットルです。流しっぱなしがいかに水の無駄につながるかがわかるかと思います。使わない間はこまめに蛇口を閉めることが大事です。

用途流しっぱなしの時間流水量
洗面・手洗い1分間流しっぱなし約12リットル
歯磨き30秒間流しっぱなし約6リットル
食器洗い5分間流しっぱなし約60リットル
洗車7分間流しっぱなし約84リットル
シャワー3分間流しっぱなし約36リットル




※ 参考文献
東京都水道局
科学的に正しい暮らしのコツ


最終更新日 2017/08/02
公開日 2008/10/31
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