大根もしっかりと保存方法を実践すれば、鮮度を維持したまま保存できますが、今回あえて何もせずに保存した場合、どうなるかを検証してみました。
それでは実際に検証してみることにします。大根を新聞紙で包んだり、袋に入れたりはせず、このまま冷蔵庫の野菜室で保存します。初日はハリつやがあり、表面もなめらかです。
こちらは3日目ですが、そこまで大きな変化はありません。
1週間目ですが、表面が乾燥して大分しわが寄ってきています。
10日目ですが、さらに乾燥してしわが寄り、表面もハリがなくなって柔らかくなってきています。
初日から10日目までの変化を並べるとこんな感じです。3日目まではそんなに変化がありませんが、1週間もするとだいぶしわが寄りだし、さらに10日目ではかなりしわが寄ってきています。
このように手で少しまがってしまうぐらいに、ハリや固さが弱まって柔らかっくなっています。
見た目にはだいぶ変化が見られましたが、重さの方はどうなっているのでしょうか。まずは初日です。重さは1254.6gです。
これが10日たつと重さは1098.6gとなり、初日の1254.6gからは12.5%も減少しています。
さらに1日目、3日目、1週間目、10日目の変化はこんな感じです。重さは日数の経過とともに状に減少して行っています。。
見た目の変化だけでなく、重さで見てもそのまま野菜室で保存すると、かなりのペースで水分が抜けて乾燥してしまうようです。
比較としてしっかり保存方法を実施して保存した場合はどうなるのかも見ていきます。まずは大根を新聞紙で包みます。これをポリ袋に入れ、口を軽くしめます。これで冷蔵庫の野菜室で保存します。
まずは1日目です。このようにハリとツヤがあり、しっかりとした固さもあります。
こちらは10日目です。10日たってもこちらはそこまで大きな変化は見られません。
並べるとこんな感じです。並べて見てもそこまで違いがないのがわかるかと思います。
こちらは1日目です。重さは1226.8gです。
こちらは10日目です。重さは1204.8gで、初日の1226.8gからは1.8%減少しています。ただそのまま保存した場合の12.5%減と比べると、だいぶ抑えられています。
最後にそのまま野菜室で保存した大根と、新聞紙とポリ袋に入れて野菜室で保存した大根の10日目の変化をそれぞれ並べて比較してみることにします。
左はそのまま保存した10日目の大根で、右は新聞紙とポリ袋に入れて保存した10日目の大根です。表面のハリやツヤ、しわの出具合などが全然違うのがわかるかと思います。
ちなみに今回の検証については以下の動画でも詳しく取り上げているので、併せて参考にしてみてください。
今回は大根を何もせずにそのまま保存したら、どうなるかを検証してみました。結果は1週間もするとかなりしわが寄り始め、10日目ではだいぶしわが寄って、ハリや固さもなくなり、柔らかくなってきました。
重さの方もだいぶ減ってしまいました。一方新聞紙とポリ袋に入れて保存した方は、見た目にはほとんど変化は見られず、重さの減り自体もそんなに減ることもなく、乾燥がだいぶ抑えられているのがわかります。
やはり何もせずに保存した場合は、乾燥が大きく進んでしまうことがわかりました。なので大根を保存する場合はしっかりと乾燥対策をしてから保存するようにしましょう。
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