レタスも鮮度が落ちたり傷んだりすると特徴的な変化が出てきます。そこで今回は選んじゃダメな鮮度の落ちたレタス、味の落ちたレタスの特徴を5つ紹介します。おいしいレタス選びの参考にしてみてください。
レタスは鮮度が落ちて乾燥してくると、葉のハリもなくなりこのようにしなっとしてきます。
鮮度のいいレタスはこのようにハリつやがあり、みずみずしいです。
並べてみるとこんな感じです。左はハリつやのあるレタスで、右はしなびたレタスです。並べるとハリつやの違いがよくわかるかと思います。
ちなみにレタスなどの結球野菜は、葉が密に何枚も折り重なっています。しなびたレタスも外葉をはがせば中は比較的ハリつやがありみずみずしい状態を維持しています。
こちらは上記のしなびたレタスの外葉を4枚ほど剥がしたものです。中はこのようにハリがありみずみずしい状態です。店頭では通常外葉がしなびても何枚かはがしてから売られているので、しなびた状態のレタスを見かけるのは稀です。
レタスは日が経って鮮度が落ちてくると、このように葉先や葉の一部が黄色や茶色に変色してきます。
鮮度のいいレタスは変色も見られず、葉先まできれいな緑色をしています。
並べてみるとこんな感じです。左は葉先まで色が奇麗なレタスで、右は葉が一部黄色や茶色に変色してきたレタスです。並べると色の違いがよくわかるかと思います。
レタスも変色がさらに進んで鮮度が落ちてくると、このように一部が茶色になって溶けてきます。
鮮度のいいレタスはこのように溶けている部分などは見られず、全体的に奇麗でみずみずしいです。
並べてみるとこんな感じです。左は葉が新鮮なレタスで、右は葉が溶けてきたレタスです。並べるとかなり鮮度が落ちているのがよくわかるかと思います。
レタスは日が経って鮮度が落ちてくると、レタスに含まれる色素成分の影響により芯の断面も赤黒く変色してきます。
一方鮮度のいいものはカットした芯の断面も薄黄緑色で、きれいな見た目です。
並べてみるとこんな感じです。左は芯の断面が奇麗なレタスで、右は芯の断面が赤黒く変色したレタスです。並べると色が全然違うのがよくわかるかと思います。
レタスもかなり鮮度が落ちてくると、カットした際に断面がこのように濁ってきます。カットして濁っている場合は大分鮮度が落ちているので、濁った部分をカットして、早めに使いきるようにしましょう。
ちなみに棒のようなものは爪楊枝で、芯につまようじを刺して保存すると長持ちさせることができます。今回はそれでも長期で保存していたので、このように 断面が濁ってしまいました。
レタスの芯につまようじを刺して保存する方法の効果についてはレタスの芯につまようじを刺して保存すると本当に長持ちするのか検証してみたで詳しく検証しているので、よければこちらも参考にしてみてください。
一方鮮度のいいレタスで、カットした断面もこのように奇麗で、特に濁った部分も見られません。
並べてみるとこんな感じです。左は断面が奇麗なレタスで、右は断面濁りのあるレタスです。並べると濁っているのがよくわかるかと思います。
それから今回の検証については以下の動画でも詳しく解説しているので、こちらも併せて参考にしてみてください。
今回はダメなレタス、鮮度の落ちたレタスの特徴を5つ紹介しました。葉がしなびれているもの、葉の一部が変色しているもの、葉が溶けてきているもの、芯が赤く変色しているものは鮮度が落ちてきています。
またカットした際に断面が濁ってきているものも鮮度が落ちてきています。
この5つのチェックポイントを確認するだけでも、おいしいレタス、新鮮なレタスに出会える確率はぐっと上がります。これらをレタスを購入する際の参考にしていただけると幸いです。