ダイソーのごはんが炊ける炊飯袋って使えないの？炊飯器で炊いたご飯と食べ比べてみた！

はじめに

ダイソーで「ごはんが炊ける炊飯袋」という商品を発見。どうやら炊飯器や鍋で直接炊かなくてもこちらの袋でごはんが炊ける商品のようです。

ただほんとにおいしく炊けるかどうかは気になるところです。そこで実際にこちらの商品を使ってみておいしくご飯が炊けるのかどうかを検証してみることにします。

ダイソーのごはんが炊ける炊飯袋の価格は？

こちらの商品の価格ですが、価格は110円（税込）でした。ダイソーで売られている一般的な商品の価格になります。ダイソーにはこのほか220円や330円、550円といった商品も売られています。

ダイソーのごはんが炊ける炊飯袋のパッケージを確認

まずはこちらの商品のパッケージを見てみますが、どうやら1.5合のご飯が炊ける炊飯袋が5枚入っているようです。

アウトドアや災害時でも使える便利商品みたいです。

裏面にはこのように絵付きで詳しい使い方ものっています。

さらにワンポイントアドバイスや使用上の注意なども記載されています。

ダイソーのごはんが炊ける炊飯袋の中身を確認

それでは実際に中の商品を取り出してみることにします。こちらが取り出した商品です。見たところ水が中までしみ込みそうな袋です。

開くとこんな感じです。上部は2重になっていて、片側は外側に、もう片方は内側に2重になっています。

外側に2重になった方を反対に折り返してやるとこのように口を閉じることができるようです。これで中のごはんが漏れないようです。

ただワンポイントアドバイスにも載っていましたが、コメの量が多い場合はおり返しても隙間が開いて隙間ができやすいので、この場合は竹串などを刺してとめるといいそうです。今回も竹串を利用しました。

ダイソーのごはんが炊ける炊飯袋でご飯を炊いてみる

ダイソーのごはんが炊ける炊飯袋を使ってみる

それでは実際にこちらの商品でご飯を炊いてみることにします。まずはこちらの商品にコメを入れます。今回は1.5合用と書いていたので1.5合（約225g）のコメを入れることにします。

ちなみに茶碗1杯分1/2合（約75g）、どんぶり1杯分2/3号（約100g）でもいいそうです。

コメを入れたら2重になってる部分を反対に折り返します。

このままだとまだぶかぶかだったのでさらに竹串を刺してとめます。

このまま流水でコメを洗います。

次に鍋に水を入れて沸騰させます。沸騰したらこちらの炊飯袋を入れて15分から20分湯炊きします。芯が残ったりするのも心配だったのでここはたっぷり20分湯炊きしました。

20分経つとこんな感じで、茹でたお湯が大分白く濁っています。

20分経つとこのようにごはんもしっかりと水分を吸って炊きあがっているように見えます。

あとは鍋のお湯を捨ててこの鍋に炊きあがった炊飯袋を入れて蓋をして15分から20分蒸らします。こちらもしっかり20分蒸らしました。

後は袋から出します。見たところ少しべちゃっとはしていますが、思ってたよりもしっかりと炊きあがっています。

ごはんが炊ける炊飯袋で炊いたご飯の味や食感は？

食べてみたところ食感は20分だったので少し柔らかめでしたが、芯などは全然なくて食感は特に気になるほどではないです。ただ味の方が問題で、ご飯の甘みや風味がかなり薄いです。それに水っぽさもあります。

炊飯器で炊いたご飯と食べ比べてみる

こちらは炊飯器で炊いたご飯ですが、食感は柔らかすぎずちょうどよくて、何よりご飯の甘みや風味がしっかりしてて全然おいしいです。

2つを食べ比べてみた感想は食感については炊飯袋の方は少し柔らかめですがまだこれは許せます。ただ味の方はだいぶ薄くて正直あまりおいしくありません。

星で表すなら炊飯器の方が星5なら、こちらの炊飯袋の方は星2といった感じです。味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。

水に浸けずに湯せんで炊いてみる

大量の水で茹でるので味が薄くなる

ここまで味が薄まってしまったのは大量のお湯で茹でたことが原因だと考えられます。実際茹でた際もコメの栄養分などが抜け出てしまったのか、お湯が白く濁っていました。

通常ご飯を炊く場合は適量の水を入れてちょうどいい具合に水がご飯に浸透して余分な水が出ることはありません。なので栄養が抜け出る心配もないのでしっかり味が詰まったご飯に炊きあがります。

こちらの商品はお湯でゆでる調理法なのでどうしても味は薄くなってしまうようです。

ダイソーの湯せんで炊飯を使ってみる

なら熱湯に浸さないで炊けばもっとましになるんじゃないかなと思ってダイソーの商品をいろいろ探してみたところ、こちらの商品を発見しました。こちらは水に浸けずに袋に入れて湯せんでご飯を炊く商品です。これなら味が薄まる心配もありません。

実際にこちらにこのようにコメと水を入れて口をしめ、水を入れて沸騰させた鍋に入れて湯せんでご飯を炊いてました。

こちらは炊きあがったものです。見たところ少し固そうな感じです。食べてみたところ食感はふっくら感はなくやや固めでぼそぼそとしていて全然おいしくありませんでした。

これなら少し柔らかめでしたが炊飯袋で熱湯につけて炊いたほうが全然ましでした。味の方も薄くはなっていませんがご飯の甘みや風味はあまり出ていなくて、こちらもおいしくはありませんでした。

星で表すなら先ほどの炊飯袋が星２でしたが、こちらは星１といった感じです。

今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、合わせて参考にしてみてください。

まとめ

今回はダイソーのご飯が炊ける炊飯袋が本当に使えないのかどうかを検証してみました。結果は残念ながらご飯の味がだいぶ薄くなってしうまうので、正直微妙でした。

アウトドアや災害時でもまず使わないかなと思います。アウトドアでもお湯を沸かす鍋があるなら普通に鍋でご飯を炊いたほうが全然おいしいと思います。

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