7月の中旬、よく行く産地直売所で真っ白な色をした変わったゴーヤを発見、試しに買ってみました。
ポップには通常のゴーヤよりも甘くて苦みが少ないって書かれていたのですが、本当なのか気になったので、今回は緑のゴーヤと食べ比べて見て、味や食感の違いを検証してみることにしました。
まずはこちらが買ってきた白ゴーヤ(サラダゴーヤ)です。価格は税込みで160円でした。通常珍しい見た目の野菜だと価格も高めなのですが、こちらの産地直売所は価格もリーズナブルなのでいつも重宝してます。
比較のために緑のゴーヤも買ってきました。こちらは1本税込み110円でした。旬ということもあり通常なら200円ぐらいしそうなものですが、こちらもかなりお得でした。
手に取ってみるとこんな感じです。やや楕円形で通常のゴーヤよりも短くて太めな感じです。
こちらは通常のゴーヤです。白ゴーヤほど太さはなくて、細長い形状をしています。
並べるとこんな感じです。並べると太さや長さの違いがよくわかるかと思います。
重さの方はこちらの白ゴーヤは283.4gでした。
こちらの通常の緑のゴーヤの方は278.8gでした。形状はだいぶ違いますが、重さの方は同じぐらいでした。
ちなみに白ゴーヤは苦みが少なく、生でもたべられることからサラダゴーヤともよばれるそうです。
白ゴーヤを実際に生で食べて見ることにします。まずは白ゴーヤをこのように半分にカットします。カットしてみると中のワタも真っ白でした。
スプーンなどを使って種とワタをくりぬくとこんな感じです。
こちらは緑のゴーヤを半分にカットしたものです。緑の方のゴーヤもワタは真っ白ですが、やや薄緑がかっています。
こちらも種とワタをくりぬきます。
断面を並べるとこんな感じです。どちらも白っぽいワタですが、緑のゴーヤは少し薄緑がかっているのがわかるかと思います。
種とワタをくりぬいたものを並べるとこんな感じです。
食べやすいように白ゴーヤと緑ゴーヤをそれぞれ薄切りにします。まずは緑のゴーヤを食べて見ることにします。果肉はしっかりとしていて、味はゴーヤの特有の苦みがありました。ゴーヤの苦みが好きな人は生でも食べれそうですが、苦みがやや強い感じです。
通常のゴーヤよりも味は薄味でジューシーな感じです。生で食べる分には非常に食べやすいですが、ゴーヤの苦みが好きな人からすると少し物足りないかもしれません。
生の白ゴーヤと緑のゴーヤの味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
次にフライパンに油を引いて炒めてから食べて見ることにします。
こちらは通常のゴーヤを炒めたものです。炒めることで苦みはやや薄れ、大分食べやすくなりました。ただそれでもしっかり苦みはあります。
他の食材と一緒に味付けなどもして食べる場合は、このぐらいの苦みはほしいところです。
一方こちらは白ゴーヤを炒めたものです。こちらは生の時に感じた苦みもだいぶ薄れ、ほとんど苦みを感じません。その分甘さも強調されています。
これはこれで美味しいのですが、ゴーヤ特有の苦みがほとんどないので、ゴーヤ好きの人からするとかなり物足りないかもしれません。
炒めた白ゴーヤと緑のゴーヤの味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
今回は緑のゴーヤを買ってきたときにいつも作るゴーヤチャンプルを白ゴーヤで作ってみました。
こちらが白ゴーヤのゴーヤチャンプルです。これはこれでかなりおいしかったのですが、ゴーヤの苦みがほとんどなかったので、正直物足りない感じでした。
ちなみに今回のレポートについては以下の動画でも取り上げているので、併せて参考にしてみてください。
今回は白ゴーヤが本当に苦みが少なくて生で食べれるのかを検証してみました。白ゴーヤは苦みがかなりあっさりしているので、食べるなら生のままサラダにして食べることをおすすめします。
白ゴーヤもなかなか見かける機会が少ないかもしれません。通常のゴーヤとはまた違った味や食感なので、店頭で見かけた際はぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。