ごぼうも上手に保存しないとしなびらせてしまうことがあります。今回はしなびたごぼうを復活させるのに失敗した失敗談と、正しい再生法について解説していきます。
まずはこちらはしなびる前のごぼうです。これをそのまま野菜室で保存します。
重さは45.6です。こちらを冷蔵庫の野菜室でそのまま保存します。
1週間ほどたつとここまでしなしなになってしまいました。だいぶ細くなり小枝のようになっています。
並べてみるとこんな感じです。左が初日のごぼうで、右がしなびたごぼうです。かなりしなびているのがわかるかと思います。
重さは19.4gで、初日の45.6gからは57.5%も減少しています。
それではこのしなびたごぼうの再生法を実践してみます。やり方はこのようにコップに水を入れ、しなびたごぼうの片方を水に浸します。これを冷蔵庫に入れ、1日置いておきます。
こちらは再生2日目のにんじんです。水に浸かっていた側の方は大分ふっくらとしてきましたが、反対側はしなびたままです。水に片側だけつける方法だと、全体が十分に戻るまでにはいかないようです。
初日からの変化を並べるとこんな感じです。初日と比べて半分は太さが戻ってきていますが、残りはしなびたままなのがわかるかと思います。
ちなみに重さの方は再生2日目で22.2gで、当初の45.6gからは51.4%減にまでしか戻っていません。
経過日数 | 重さ(増減率) |
---|---|
しなびる前のごぼうごぼう | 45.6g |
しなびたごぼう | 19.4g(-57.5%) |
切り口を水につけて2日目のごぼう | 22.2g(-51.4%) |
片側だけをつけただけでは戻りは不十分だったので、次は全体を水に浸けてみることにします。まずはこちらも初日のごぼうです。
重さは46.5gです。これを野菜室でそのまま保存します。
こちらは1週間たってしなびたごぼうです。
重さは16.9gで、初日の46.5gからは65.7%も減少しています。
今度はこのように容器に入るように2つにカットしてから全体を水に浸けて、野菜室で1日置いておきます。
こちらは再生2日目ですが、しっかりと水分を吸ってハリや固さが戻っています。
初日からの変化を並べてみるとこんな感じです。水にぬれて色は黒くなっていますが、太さはほぼ元に戻っているのがわかるかと思います。
ちなみに重さの方は再生2日目で46.1gで、しなびる前の当初の46.5gの0.7%減にまで戻っています。
経過日数 | 重さ(増減率) |
---|---|
しなびる前のごぼうごぼう | 46.5g |
しなびたごぼう | 16.9g(-65.7%) |
全体を水につけて2日目のごぼう | 46.1g(-0.7%) |
ちなみに再生法に失敗したごぼうと成功したごぼうを並べるとこんな感じです。全体の戻り具合が全然違うのがわかるかと思います。
今回の失敗談については以下の動画でも詳しく解説しているので、併せて参考にしてみてください。
今回はしなびたごぼうの再生の失敗談を取り上げました。片側だけつける方法だと、全体にまで水分がいきわたらず、十分に再生することはできませんでした。
一方全体を水に浸ける方法なら、しっかりとハリを取り戻すことができました。なので再生させるなら全体を水に浸けて再生させる方法をおすすめします。
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しなびたにんじんの再生法に大失敗!この方法はやっちゃダメ、正しい復活法も解説! |