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 | フライパンの焦げ付き
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浮かせて落とす
フライパンにこびりついた焦げは、食品の水分がとび、ほとんど炭化したものです。ここに再び水分を補給してやることで、こげをやわらかくしてフライパンから浮かせて、取り除きやすくします。やり方は以下の手順です。
1 |
こげが浸るぐらいに水をはり、1時間をほど中火にかけます。
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2 |
火からおろし、ふやけて浮いてきたこげを菜ばしやきべらなどでこそげ落とします。こげが残っている場合はさらに1時間ほど火にかけます。
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3 |
再び火からおろし浮いたこげをこそげ取ります。3時間ほどやればほとんどのこげは取れます。
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から焼きをする
鉄製のフライパンならから焼きも有効です。焦げを十分に炭化させることで粘着面まで炭になり、ポロポロもろくなって簡単に落とせます。やり方は以下の手順です。
1 |
換気扇を回す。
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2 |
フライパンを強火で熱する。
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3 |
煙だけでなく、焦げ付きの量によっては炎も出ることがあるので、見守りながらやる。
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4 |
十分に焦げが燃え尽きて煙が出なくなったら火をとめて、しばらく冷ます。
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5 |
金属のへらか割り箸などで焦げをこそぎ取る。
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6 |
水をつけながら100番の耐水性サンドペーパーでこすり、仕上げに600番でこする。
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7 |
さっと水洗いして水気をふき取り、軽く火にかけて水気を飛ばす。
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油ならしをする
から焼きしたフライパンは再びすぐに焦げないように油ならしをしておきます。やり方は以下の手順です。
1 |
フライパンを十分に熱し、食用油を入れてなじませる。
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2 |
全体に油がなじむように、野菜くずを10分ほど炒めて捨てる。
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3 |
フライパンを自然に冷ました後たわしで水洗いし、全体を軽く拭き、火にかけて水気を飛ばす。
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4 |
さび防止のためにキッチンペーパーに油を含ませて全体を拭きます。
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油返し
鉄製のフライパンは調理前に毎回油返しをしておくことで焦げ付きにくくなります。やり方はフライパンを1分ほど空焼きし、150ccの油を入れて30秒間ほど全体になじませたあと、油をオイルポッドに戻します。油返しが終わったら適量の油を入れて調理します。
※ 参考文献
新品みたいに長持ち! お手入れの教科書
これで解決!とっさのDIY
住まい汚れスッキリ解消術
科学的に正しい暮らしのコツ
掃除・収納のきほん
この記事を書いた人

kain
生活知恵袋管理人のkainです。2002年より当サイトを運営。野菜を中心に食品に関する見分け方や保存方法などを、実際の検証とともに解説した記事を多数執筆。光熱費や水道代の節約、衣服や住まい、掃除に関する豆知識も紹介。
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