![]() | 油揚げの油抜き、茹でるのと湯通し、レンジならどれが正解?検証してみたら意外な結果に! | |
油揚げを煮物料理などに使う場合、味のしみ込みをよくするために油抜きをしますが、油抜きの方法にもいくつか種類があります。
そこで今回はお湯でゆでる方法と、熱湯をかける湯通し、それからレンジで加熱してキッチンペーパーで油を吸い取る方法を試してみて、どれが一番いいのかを検証してみることにします。
まず油揚げの油抜きをする主な理由として味のしみ込みをよくするというのがあげられます。煮物料理などでは油が多いと水と混ざらないので、その分味のしみ込みも悪くなります。
そこで油抜きで油をある程度落としてやることで味のしみ込みをよくするわけです。油揚げを焼く場合は焼くことで油も落ちてくるのでそんなに気にしなくても大丈夫です。
それではそれぞれの油抜きの方法を実際に試してみることにします。まずは熱湯でゆでる方法です。鍋に水を入れて火にかけます。沸騰したら油揚げを入れて2分茹でます。途中油揚げを上下に返します。
茹でたらざるにあげて冷まします。
冷めたらキッチンペーパーで包んで表面の油を吸い取ります。
こちらは茹でて油抜きした油揚げです。茹でて水分を吸っているのでややふっくらしています。
実際にどのくらい油が抜けているのかを確認するために食べてみました。食べてみたところこちらはかなり油が抜けていて、これならしっかり味がしみ込みそうです。
油揚げの味の方は水につけて茹でているのですこし薄くなっています。
次は油揚げに熱湯を振りかける湯通しで油抜きをします。金ざるに油揚げを乗せて上から熱湯を振りかけます。裏返してから再び熱湯を振りかけます。
あとは熱湯につかないようにして金ざるにおいて冷まします。
冷めたらキッチンペーパーで表面の油を吸い取ります。
こちらは湯通しして脂抜きした油揚げです。茹でたものに比べるとやや平べったいです。食べてみたところこちらもしっかり油は抜けているのですが、茹でたものに比べるとやや油があります。
味の方は長く熱湯につけてない分油揚げの味はしっかりあります。
最期はレンジで油抜きする方法です。まずはキッチンペーパーを敷きその上に油揚げを乗せます。
さらにキッチンペーパーで包みます。
これをレンジで600Wで30秒加熱します。
加熱するとじんわりと油がにじみ出てくるので、後はこれをキッチンペーパーをこのように手で押さえて油を吸い取っていきます。
こんな感じでキッチンペーパーに油が移っているのがわかるかと思います。
こちらはレンジで油抜きした油揚げです。みた感じ表面もまだべたべたした感じがあります。
食べてみたところまだ結構油が残っていました。茹でたものや湯通ししたものと比べるとまだかなり油が残っている感じがします。味の方は水につかっていない分油揚げの味がしっかりあります。
一応レンジでは水に濡らしてからやる方法もあるのでこちらも試してみます。同じように油揚げをキッチンペーパーで包んだら上から水をかけます。
後はこのままレンジで600Wで30秒加熱します。
キッチンペーパーを外したら新しいキッチンペーパーで包んで油や水分を吸い取ります。
こちらは水につけてレンジで加熱したものです。水なしのものよりも少しふっくらしています。
食べてみたところ水なしでレンジで加熱したものよりも油は抜けていますが、それでもまだだいぶ油は残っています。味は水につかっている分少し味は薄めです。
それぞれ油抜きしてみた感想ですが、油抜きの効果が最もあったのは茹でる方法です。次いで少し劣りますが湯通しする方法が続く感じです。
星で表すなら茹でる方法が星5なら、湯通しは星4、水につけてレンジで油抜きが星3で、そのままレンジで油抜きが星2.5といった感じです。
味については水に一切つけていないレンジで油抜きしたものがよかったです。こちらも星で表すならそのままレンジで油抜きが星5なら、水に浸けてレンジで油抜きと湯通しが星4.7、茹でる方法が星4.4といった感じです。
味については湯通ししたものに劣りますが、油抜きの効果が断然よかったので一番におすすめするなら茹でる方法です。次いで湯通しする方法といった感じです。それぞれの特徴をまとめるとこんな感じです。
今回の検証については以下の動画でも詳しく取り上げているので、併せて参考にしてみてください。
今回は油揚げの油抜きをするならどれが一番いいのかを検証しました。結果は茹でる方法が一番油抜けがしっかりできました。
味に関しては湯通しの方法に比べるとやや薄めですが、それでも油抜きの効果が最も高かったので、油抜きをするならいちばんおすすめするのは茹でる方法です。
より手間をかけたくないなら茹でる方法には劣りますが、湯通しをする方法でもいいです。
公開日 2025/04/29
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