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乾燥わかめを戻すなら水とお湯のどっちが正解?戻りの速さや味や食感の違いを検証してみた!

乾燥わかめを戻すなら水とお湯のどっちが正解?戻りの速さや味や食感の違いを検証してみた!

はじめに

乾燥わかめを使う場合まず水に浸けて戻す必要があります。ただ水だと少し時間がかかるのでお湯につけた場合は時短になるのかどうかも気になるところです。

またお湯で味や食感に違いが出ないかも気になります。そこで実際に乾燥わかめを水とお湯につけて戻してみて時間はどのくらいなのか、味や食感はどうなのかを検証してみることにします。

乾燥わかめを水に浸けて戻す

乾燥わかめを水に浸けて戻す

今回はこちらの島根県隠岐諸島産のこちらの天然の乾燥わかめを使います。

島根県隠岐諸島産の天然の乾燥わかめ

まずは水で戻します。変化がわかりやすいようにそれぞれの検証は全部乾燥わかめ2gで行います。

乾燥わかめ2g

今回浸ける水の水温は14度ほどです。

水の温度は14度

こちらに乾燥わかめを入れて2分、3分、5分とつけておきます。

水に乾燥わかめをつけて戻す

浸けたらざるに上げて水けをきります。

水につけて戻した乾燥わかめをざるにあげる

2分水に浸けた乾燥わかめの味や食感は?

こちらは2分水に浸けておいた乾燥わかめです。

2分水につけて戻した乾燥わかめ

重さは23gでした。当初の2gから11.5倍になっています。

2分水につけて戻した乾燥わかめの重さは23g

食べてみたところ味のほうはわかめの風味や香りはしっかりあります。食感のほうは少し固い感じはありますが食べる分には問題ないくらい柔らかいです。水で2分でも割と結構戻りがよかったのは意外でした。

3分水に浸けた乾燥わかめの味や食感は?

次は3分水に浸けておいた乾燥わかめです。

3分水につけて戻した乾燥わかめ

重さは23gでした。2分から1分経過していますが重さは2分と変わりはありませんでした。

3分水につけて戻した乾燥わかめの重さは23g

食べてみたところ味のほうはこちらもしっかりわかめの味や風味があっておいしかったです。食感に関してはこちらも少し固さがあって2分とあまり違いは感じられませんでした。

5分水に浸けた乾燥わかめの味や食感は?

最後は5分水に浸けておいた乾燥わかめです。

5分水につけて戻した乾燥わかめ

重さは36gでした。こちらはかなり水分を吸収していて当初の18倍になっています。

5分水につけて戻した乾燥わかめの重さは36g

食べてみましたが味のほうは2分や3分に比べると若干薄いかなという気もしますが、ほとんど変わりません。食感はこちらは十分に水分を吸収していて肉厚で適度に柔らかくていいです。

水に何分浸けるのが正解?

2分と3分、5分と食べ比べてみましたが、味についてはほぼ変わりませんが2分、3分が少し良かったです。星で表すなら2分と3分が星5なら5分は星4.8といった感じです。

2分、3分、5分水につけて戻した乾燥わかめ

ただ食感に関しては十分な肉厚と柔らかさのあった5分がよかったです。2分と3分はあと少し柔らかさが欲しいところです。こちらは5分が星5なら2分と3分は星4.2といった感じです。

味と食感両方を考慮するとやはり食感の差が大きかった5分がおすすめです。

乾燥わかめを熱湯に浸けて戻す

乾燥わかめを熱湯に浸けて戻す

次は乾燥わかめを沸騰した熱湯につけて戻します。こちらはボウルにポットの熱湯を入れ、そのまま乾燥わかめを浸します。つける時間は1分と2分です。

乾燥わかめを熱湯につけて戻す

1分熱湯に浸けた乾燥わかめの味や食感は?

こちらは1分熱湯につけておいた乾燥わかめです。

1分熱湯につけて戻した乾燥わかめ

重さは25gです。当初の12.5倍になっています。熱湯だと吸水のスピードが速いようです。

1分熱湯につけて戻した乾燥わかめの重さは25g

食べてみましたが、味のほうは熱湯でもわかめの味や風味がしっかりあって水に浸けたものとそんなに差は感じません。食感のほうは少し固い感じはありますがこちらも食べる分には十分柔らかいです。

2分熱湯に浸けた乾燥わかめの味や食感は?

こちらは2分熱湯につけておいた乾燥わかめです。

2分熱湯につけて戻した乾燥わかめ

重さは36gです。当初の18倍になっています。熱湯の場合は2分で5分水に浸けた乾燥わかめと同じ重さになっています。やはり熱湯だと吸水スピードは速いようです。

2分熱湯につけて戻した乾燥わかめの重さは36g

食べてみましたが味や風味はしっかりあります。ただ5分水に浸けたものに比べると若干薄い感じもします。食感に関してはこちらはしっかり水分を吸っていて肉厚で、固すぎず適度な柔らかさになっています。

熱湯に何分浸けるのが正解?

1分、2分と食べてみましたが、味に関しては1分が少し2分よりも味が濃くてよかったですが、そんなに違いはないです。星で表すと1分が星4.9なら2分は星4.6といった感じです。

食感に関しては2分のほうがしっかり柔らかくなっていて肉厚でよかったです。こちらは2分が星5なら1分は星4.2といった感じです。味と食感両方を考慮するとこちらも食感の差が大きかった2分浸けていたものがよかったです。

1分、2分熱湯につけて戻した乾燥わかめ

水と熱湯でどっちがいいの?

ちなみに5分水に浸けた乾燥わかめと2分熱湯につけた乾燥わかめだとどちらも食感もよくてほぼ違いはありませんでしたが、若干ですが水に浸けたほうが味が濃かったので水と熱湯なら水がおすすめです。

5分水につけて戻した乾燥わかめと2分熱湯につけて戻した乾燥わかめ

それぞれの味や食感の星の評価を並べるとこんな感じです。

水と熱湯につけて戻した乾燥わかめの味や食感の違い

ちなみに今回の検証については以下の動画でも詳しく取り上げているので、併せて参考にしてみてください。

まとめ

今回は乾燥わかめを戻すなら水とお湯のどれがいいのかを検証しました。味と食感の両方を考慮すると水に5分浸けたものが一番良かったです。

熱湯だと水5分に比べると若干味は薄くなりますが2分でしっかり柔らかく戻すことができます。

とにかく少しでも時短で仕上げたいならすこし味は薄くなりますがそれでも十分おいしかったので、熱湯2分で戻すのをお勧めします。味や食感を一番に重視するなら水5分で戻すのをお勧めします。

公開日 2025/02/02



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この記事を書いた人

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生活知恵袋の管理人で管理人の名前も生活知恵袋といいます。料理雑学研究家です。2002年より当サイトを運営。野菜を中心に食品に関する見分け方や保存方法などを、実際の検証とともに解説した記事を多数執筆。光熱費や水道代の節約、衣服や住まい、掃除に関する豆知識も紹介。

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