きれいな目玉焼きを作るなら強火はダメ!実際に強火と弱火で焼いて違いを確かめてみた! | ||
お店で出てくるような表面がなめらかできれいな目玉焼きを家庭でも作りたいなら強火で焼くのは厳禁です。弱火でじっくりと焼くのがきれいに仕上げるコツです。
実際弱火で焼いた場合と強火で焼いた場合でどのくらい違いが出るのかを検証してみることにします。
まずは強火で焼いていきます。卵は直接フライパンに割り入れると黄身が割れたり殻が混ざったりすることがあるので、先にこのように容器に割っておきます。
次にフライパンにサラダ油を引いて弱火にかけ、10秒ほど温めます。
ここに卵を入れて強火で焼いていきます。すると白身の部分がポコポコとしてきて表面がやや波うっています。
ちなみに火加減はこんな感じです。このまま3分ほど焼きました。
こちらは強火で焼いた目玉焼きです。表面は波打っていて、大小の気泡の跡がたくさんあってあまり見た目には綺麗ではないです。また端には焦げ目もついています。>
裏面はこのように結構焦げ目もついています。
実際に食べてみたところ白みは火が通っていて柔らかいですが、焼いた下の面がやや火が通りすぎていて少し固めです。また味も卵の味と焦げの香ばしさを感じます。
黄身の方も同じように黄身の味と香ばしさを感じます。ただ焦げた香ばしさが好きな人はこれはこれでおいしいのかなとも思います。
次ぎは弱火で焼いていきます。フライパンに油を引いて弱火で10秒ほど温めたら卵を入れて焼いていきます。こちらは黄身の表面が波打つこともなく、気泡もあまりなくてきれいです。また徐々に火が通って白っぽくなっていってます。
ちなみに火加減はこんな感じです。このまま5分ほど焼きました。
こちらは弱火で5分焼いた目玉焼きです。表面は気泡もあまりなくなめらかです。また端も焦げ付きは見られません。
裏面もこのようにほんのり焼き色がついていますが焦げ付きは見られません。
たべてみたところ白みは全体的にしっとりとして柔らかくて焼いた下の面も柔らかくておいしかったです。味も白身そのものの味で焦げた感じもなくておいしかったです。黄身も特に焦げた香りもなく黄身単体の味がしておいしかったです。
2つを食べ比べてみた感想は食感は全体的に柔らかくてしっとりとした弱火で焼いたものがよかったです。強火の方は焼いた下の面が火が通りすぎていてやや固めでした。
味に関しては白身や黄身そのものの味が楽しめる弱火で焼いたものと、焦げた香ばしさも加わった強火で焼いたものとで好みはわかれると思います。個人的には白身と黄身そのものの味が味わえる弱火で焼いたものがよかったです。
見た目に関しては全体的に気泡も少なく表面も波打ってなくてなめらかな弱火で焼いたほうがよかったです。味については好みはわかれるかもしれませんが、それ以外は弱火で焼いたものの方がよかったです。
ちなみに弱火で焼く場合でもう少し黄みを固めに仕上げたい場合は少し焼く時間を延ばすといいです。
こちらは弱火で8分焼いたものです。焼き時間が長くなっているので表面はやや気泡が増えて少し波打った感じも見られます。また端も少し焼き色がついています。
裏返してみるとこちらも少し焼き色が濃くなっています。
白身を食べてみたところ強火で焼いたものほどではありませんが、焼きすぎたのか焼いた下の面がやや固くなっています。ただ香ばしさまではないです。黄身の方はややとろみはありますが、だいぶ固くなっています。
一応もう少し黄身を固めに仕上げたくて10分ほど弱火で焼いてみました。10分焼くと弱火でも大分表面にしわが寄って端にも焦げ目がついています。
5分と8分焼いたものと並べるとこんな感じです。5分と8分に比べ大分しわが寄っているのがわかるかと思います。
裏面にもやや焦げ目がついています。食べてみたところ白身の焼いた下の面は焼き過ぎなのかかなり固くなっています。正直これは強火で焼いたものよりも固くて焼き過ぎな感じです。
黄身に関しては10分焼きましたが8分とそんなに変わっていません。弱火で黄身をしっかり焼く場合でも長くても8分ぐらいまでにした方がよさそうです。
ちなみに今回の検証については以下の動画でも詳しく取り上げているので、併せて参考にしてみてください。
今回は目玉焼きを上手に焼くなら強火と弱火のどちらがいいのかを検証しました。見た目をきれいに仕上げたいなら断然弱火で焼いたほうがいいです。
また味や食感も白味と黄身本来の味が楽しめ、全体的にしっとりとして柔らかい食感だった弱火で焼いた方をおすすめします。ただ見た目は多少悪くても目玉焼きには少し焦げた香ばしさも欲しいというかたは強火で焼くといいです。
公開日 2024/09/27
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