![]() | 納豆を混ぜるなら何回が正解?50回、100回、200回、400回、600回、1000回で試してみた! | |
納豆は何かいくらい混ぜるのが正解なのでしょうか。気になったので実際に50回、100回、200回、400回、600回、1000回と混ぜたものを食べ比べてみて、どれが一番おいしいのかを検証してみることにします。
今回検証するのは大手納豆メーカーの丸美屋のお城納豆です。それでは実際にかき混ぜてみます。
ちなみに納豆のたれは50回は残り10回でくわえて最期10回混ぜます。ほかは残り20回になったら加えて、最後20回まぜます。
たれは先に入れて混ぜるよりも混ぜた後に入れたほうがふんわりとした舌触りでタレや粘りの豆への絡みもよくなります。詳しくは納豆のたれを入れるならかき混ぜる前と後のどっちが正解?検証してみたら意外な結果に!でも検証しているので、併せて参考にしてみてください。
こちらは50回混ぜた納豆です。混ぜるのに30秒ほどかかりました。食べてみたところ粘りはありますが豆にそんなに絡んでいなくて、混ぜが足りないなという感じです。
こちらは100回混ぜた納豆です。混ぜるのには1分ほどかかりました。このくらいならまだ手も疲れません。食べてみたところ50回とかなり差があってねばねばがだいぶ滑らかになっています。また豆にもよく絡んで味もしっかり感じられます。
こちらは200回混ぜた納豆です。混ぜるのには1分50秒かかりました。こちらは少し腕が疲れて張ってきましたがまだ、許容範囲かなという感じです。
食べてみたところ100回と比べて滑らかさが更に少し良くなっていて、その分舌触りや豆とのねばねばや味の絡みがよくなっておいしいです。
こちらは400回混ぜた納豆です。混ぜるのには3分40秒かかりました。さすがに400回となると結構腕も張ってきて疲れてくるので、途中休憩をはさんで混ぜました。
食べてみたところさらに滑らかさが若干増してきて、その分味や粘りの絡み具合もよくなってきておいしかったです。ただ変化というのは200回と比べてそんなに大きくはありません。
こちらは600回混ぜた納豆です。混ぜるのには5分かかりました。正直600回は混ぜるのはかなり大変です。食べてみたところこちらも若干ですが滑らかさが増してその分味や粘りの豆への絡みも増しておいしいです。
ただその変化はやはりほんとに若干なので、そのために600回も混ぜるのは割に合わないと思います。
最期は1000回混ぜた納豆です。混ぜるのには9分30秒かかりました。途中何度も休憩して、腕もパンパンになりながらなんとか混ぜました。
食べてみたところやはり若干ですが滑らかさが増しておいしく感じます。ただ変化は600回と比べると本当に若干なので、そのために1000回も混ぜるのはやはり割に合わないです。
50回から1000回まで混ぜて食べ比べてみましたが、回数が増しても味自体はそんなに変わらないです。ちなみに大手納豆メーカーのタカノフーズさんによると、納豆の栄養価やうま味成分は混ぜる回数に影響は受けないそうです。
ただねばねばの滑らかさが増していって豆にたれの味や粘りがよくからんでくるのでおいしくはなっていきます。なので一番おいしく感じたのは1000回混ぜたものでした。ただ回数を増すごとにその差はどんどん小さくなっていきます。
星で表すなら50回混ぜたものが星3.8なら、100回で星4.5、200回で星4.7、400回で星4.8、600回で星4.9、1000回で星5といった感じです。
50回と100回の差は結構大きかったのでせめて100回は混ぜたいところです。100回でも十分おいしいですがよりおいしく食べたいなら200回ぐらいでいいと思います。
400回で3分40秒かかるのでそこまでかけてこの差ならどうかなとも思いますが、よりおいしく食べたいなら400回混ぜるといいです。
600回、1000回はかなり腕が疲れてパンパンになるので、それでこの差ならそこまでする必要はないかなと思います。個人的には100回から200回で十分だと思います。
今回の検証については以下の動画でも詳しく取り上げているので、併せて参考にしてみてください。
今回は納豆を混ぜるなら何回がいいのかを検証しました。結果は確かに混ぜる回数が多くなるほどおいしく感じました。ただその差もどんどん小さくなっていきます。
その割に混ぜるのにかかる時間はかなり増えていって腕も疲れるので、その労力も加味すると100回から200回ぐらいで充分かなと思います。
公開日 2025/06/30
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