![]() | 中国産の安い干し椎茸と国産の高い干し椎茸で何が違うの?出汁の違いは?比べてみたら意外な事実が! | |

干し椎茸にも価格の安いものから高いものまでさまざまな種類があります。スーパーなどを見ると国産は割高で中国産は比較的価格が安いようです。
この価格の高い国産の干し椎茸と価格の安い中国産の干し椎茸でどのくらい違いがあるのでしょうか。
気になったので実際にそれぞれ購入してみて、味や風味、香りの違いを確かめてみることにします。
そもそも国内の干しシイタケの6割近くは中国産だそうです。これは生産量が多いのと価格がかなり安いのが要因だといわれています。
というのも中国産の干し椎茸はほぼ菌床栽培が主流で、栽培期間は100〜120日程度です。

一方国産だと生の椎茸では菌床栽培が多いのですが、干し椎茸になると原木栽培が主流です。こちらは栽培に1年半から2年かかります。

このように中国産の干し椎茸は栽培期間が短く、また生産量も多いという特徴があり、これが価格の安さにもつながっているようです。
こちらは業務スーパーで売っていた中国産の干し椎茸です。100g入りで価格は税込み354円でした。

一方こちらは近所のスーパーで買ってきた国産の大分県産の干し椎茸です。ちなみに大分の干しシイタケは国内トップで4割近いシェアがあります。

価格は40g入りで税込み948円です。中国産の干し椎茸が40g分だと141円なので、約7倍の価格差があります。国産の干し椎茸がかなり値段が高いのがわかるかと思います。

それでは実際に中身を取り出して見てみることにします。こちらは袋から出した中国産の干し椎茸です。匂ってみると香りや風味はしっかりあります。

こちらは袋から出した国産の干し椎茸です。見たところ中国産とそんなに見た目での違いは見当たりません。

両方手に取ってみるとこんな感じです。色見の差は個体差があって、国産でも中国産でもそれぞれ色が濃いものもあれば薄めの物もあります。

左は国産で、右は中国産ですが、見た目に関しては表面も裏側のひだのところもそんなに違いは見られません。

ただ匂ってみたところ国産の方が少し香りが強い感じがしました。
次はそれぞれを水で戻すのと出汁を取ってみることにします。
最初に干しシイタケを水をためたボウルに入れてさっと洗って、表面のゴミやほこりを落とします。

つぎに容器に干し椎茸を入れ、干しシイタケの20倍の量の水を入れます。今回は干し椎茸を20g入れ、水は500ml入れました。

全体に水がいきわたるように上からラップをのせます。あとは蓋をして冷蔵庫で1日置いておきます。

こちらは安い干し椎茸を浸けて1日たったものです。

こちらをキッチンペーパーをかぶせたざるでこします。

こちらはこしたものです。飲んでみたところしいたけの風味やコク、甘みがしっかりあって、特にしいたけの風味が強い感じがしました。

こちらは高い国産の干し椎茸をつけて一日たったものです。

こちらはそれをこしたものです。飲んでみたところこちらはしいたけの風味やコク、甘みが全体的にまとまっていてまろやかな感じがします。

2つを飲み比べてみると国産の方は全体的に味がまとまっていてまろやかな感じで、一方中国産の方は風味がより強い感じがします。それぞれ特徴が違いますがどちらもよかったです。
正直国産の方が味や風味もいいんじゃないかと思っていたので、これは意外でした。味や風味、香りの違いをまとめるとこんな感じです。

次は水で戻したしいたけの方も食べ比べてみます。こちらは安い中国産の干しシイタケを水で戻したものです。食べてみたところ味や風味はしっかりあって甘みが少し強めな感じがしました。

食感はしっかり水で戻っていて適度な柔らかさでよかったです。
こちらは高い国産の干しシイタケを水で戻したものです。食べてみたところ味や甘みはしっかりあって、こちらは風味がやや強めな感じがしました。食感はこちらもしっかり水で戻っていて適度な柔らかさでよかったです。

こちらも2つを食べ比べてみた結果は中国産は甘みが、国産は風味が強いといった違いはありましたがどちらもよかったです。味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。

今回の検証については以下の動画でも詳しく取り上げているので、併せて参考にしてみてください。
今回価格の安い中国産の干し椎茸と価格の高い国産の干しシイタケをそれぞれ食べ比べてみました。結果は乾燥した状態だと国産の方が風味がやや強く感じました。
ただ水で戻したのと干し椎茸から取った出汁だと、それぞれ特徴に違いはありましたが、意外にもどちらもおいしかったです。
価格の面ではかなり中国産が安いので、価格を重視するなら中国産を選ぶのも全然ありかなと思います。
|
公開日 2026/03/08
|
TOPへ お料理TOPへ HOMEへ
|
PR |