![]() | ツナ缶はマグロとカツオで味は違うの?キハダとビンナガマグロの違いは?食べ比べてみたら意外な結果に! | |
ツナ缶(シーチキン)といえばマグロ以外にもカツオも使われていますが、マグロとカツオだと味はどのくらい違うのでしょうか。またマグロもキハダマグロとビンナガマグロで味に違いはあるのでしょうか。
気になったので今回実際にそれぞれ食べ比べてみて味や食感の違いを確かめてみることにします。
ちなみにツナなのにマグロだけじゃなくてカツオも使うのと思われる方もいらっしゃるかと思います。実はマグロもカツオもスズキ目サバ科マグロ族に属しています。
マグロ族はマグロ属、カツオ属、スマ属、ソウダガツオ属、ホソガツオ属などから構成されます。つまり同じマグロ族なのでマグロもカツオもツナ缶に使われているわけです。世界的にはカツオもツナ缶の材料として多く使われています。
ツナ缶で使われるマグロは主にビンナガマグロ(ビンチョウマグロ)とキハダマグロの2種類です。ビンナガマグロは漁獲量が少ないので価格はやや高めです。
一方キハダマグロは比較的漁獲量が多いので価格もお手頃です。同じくカツオも漁獲量が多いので価格はリーズナブルです。
ちなみに今回はこちらの3つの商品を購入しました。左はカツオを使用した「シーチキンマイルド」です。価格は税込み159円でした。
真ん中はキハダマグロを使った「シーチキンLフレーク」です。価格は3缶セットで343円で、1缶当たり114円でした。
右はビンナガマグロを使った「シーチキンフレーク」で、価格は213円でした。
3缶セットでお得だったのもありますが価格はキハダマグロのツナ缶が114円で一番安くて、次いで159円のカツオのツナ缶、一番高級だったのが213円のビンナガマグロを使ったツナ缶でした。
それでは実際にそれぞれのツナ缶を食べ比べてみることにします。まずはカツオのツナ缶から食べてみます。
まずは缶をあけるとこんな感じです。色はやや濃く黒っぽい色をしています。
食べてみたところしっかりツナの味がしました。たた魚の風味はやや強めでやや癖があります。かつお節感の強いツナといった感じです。
次はキハダマグロのツナ缶を食べてみます。
こちらも缶をあけるとこんな感じです。色はカツオのツナ缶よりも明るめです。
食べてみたところこちらもしっかりとツナの味がします。またカツオのツナ缶とは違って魚の風味が強すぎずさっぱりしているので食べやすいです。
最期はビンナガマグロのツナ缶を食べてみます。
こちらも缶をあけるとこんな感じです。こちらはキハダマグロの時よりもさらに色は白っぽいです。
それぞれのツナの色を比べるとこんな感じです。色の違いがよくわかるかと思います。
実際にビンナガマグロのツナ缶を食べてみたところ正直キハダマグロとそんなに味に違いは感じられないです。しいて言うならこちらの方が若干ですがよりさっぱりして上品かなといった感じです。
キハダは114円で、ビンナガは213円でしたが、正直値段のさほど大きな違いは感じられませんでした。
3つを食べ比べてみた感想は、味に関してはカツオとマグロでは結構わかりやすい差がありました。カツオは魚の風味がやや強すぎて、これはこれでおいしいのですが、正直さっぱりして癖のないマグロの方が食べやすくておいしかったです。
キハダとビンナガではほとんど差は感じなくて、若干びんなががいいかなというぐらいでした。
星で表すならビンナガが星5ならキハダは星4.8、カツオは星4.4ぐらいな感じです。味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
ちなみにツナ缶といえばツナマヨが定番なので、それぞれツナマヨにして食べ比べてみました。ツナ缶1個に対してマヨネーズ大さじ1、塩コショウ少々振りかけて混ぜ合わせます。
ツナマヨでもカツオのツナ缶はやや魚の風味が強めでした。まぐろの方はやはりさっぱりで癖がなくておいしかったです。キハダとビンナガだと正直ツナマヨにするとあまり差は感じませんでした。
星で表すならマグロは星5で、カツオは星4.4といった感じです。
今回の検証については以下の動画でも詳しく取り上げているので、併せて参考にしてみてください。
今回はツナ缶はマグロとカツオで味が違うのかどうかを検証しました。結果はどちらもしっかりツナの味はしますが、魚の風味の部分で差はありました。
カツオは鰹節のような風味が強めで、風味がきつくなく癖もなくてさっぱりしたマグロの方がおいしく感じました。個人的にはどちらか選ぶとしたらマグロを選ぶと思います。
キハダとビンナガに関しては価格は2倍くらい違うのに対して、味の方はそこまでの差は感じなかったので、こちらは価格やすい分キハダマグロのツナ缶の方がおすすめです。
公開日 2025/05/05
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