![]() | ツナ缶をコップに立てて乗せるだけで手も汚れずに油がしっかり切れるって本当なのか検証してみた! | |
ツナ缶の油切りですが手が汚れないで簡単にできる方法があるって知ってました?やり方はプルタブを立てて蓋を少し開け、コップにたてて乗せるというものです。
今回はこちらの方法が本当に使えるのかどうかを検証してみることにします。さらに蓋を外して蓋で押さえて油をきる方法とも比べてみてどのくらい違いがあるのかも検証します。
まずはコップに乗せて油をきる方法です。ツナ缶のプルタブを立てて蓋が少し開いた状態にしたら、コップにツナ缶を縦にしてこのように乗せます。
このときちょうどプルタブがコップのふちにかかって、ツナ缶の位置をズレずに固定しておくことができます。
ツナ缶をまっすぐから少し角度をつけてやると油もよりたれ落ちやすくなります。この状態で置いておき油をきります。
10分ぐらいであらかたオイルは落ちてきます。ただまだ若干ぽつぽつと油が落ちてくるのでさらに5分ほどおいておきます。
こちらは15分コップに乗せて油きりしたものです。油の色の透明度は比較的高いです。
出てきた油の量ですが、こちらは何も入ってないときのコップの重さで152gです。
油が入ったコップの重さは170gです。170g引く152gで、差し引きで18gです。つまり出てきた油の量は18gになります。
このようにこちらの方法でもしっかり油をきることができました。
また手で押さえて油をきっていないので、ツナの身の方も比較的ふんわりしています。
ちなみにここではたれ落ちた油が見やすいようにラップをしてはいませんが、実際にやる際はラップをコップに被せてください。やり方はまずはこのようにコップにラップをかぶせます。
つぎにコップに合わせてこのようにラップ中央をくぼませてやります。油が入ってくるので3〜4cmとある程度深めにくぼみをつくります。
あとはこの上にプルキャップを立てたツナ缶を乗せます。
使う際はこのまま傾けて使えばコップはほぼ汚れずに使うことができます。
このようにコップはきれいなままです。
油を捨てる場合もラップを包んで捨てるだけなのでかなり楽です。
次はふたを外して蓋で押さえて油をきる方法を試してみます。まずはふたを外します。
外したふたをツナがこぼれ落ちないようにツナの上にのせます。この状態で傾けて、指で押さえながら油をきっていきます。押さえる位置を変えてまんべんなく油を押しだして油をきっていきます。
この方法だと押し込んで絞るので油がふたの上にもにじみ出てきて、押さえている指が油で汚れやすいです。
こちらはふたを押さえて切ったツナの油です。色は立てかけて油切りしたものに比べるとやや濁っています。身を押さえて油切りをしたので、ツナの身の栄養成分も一緒ににじみ出てしまったものと思われます。
ちなみに油の量ですが、コップ込みの量は174gです。ここからコップの重さの152gをひいて残りの22gが油切りした油の量になります。指で押さえてしっかり油をきっているので切れる油の量はコップに立てかけたものよりも4gほど多いです。
ちなみに油切りをしたツナの身の方ですが、押さえて油切りしているのでコップで油きりしたものに比べるとふんわり感がないです。
並べるとこんな感じです。違いがよくわかるかと思います。
2つの方法を試してみましたが、油切りの量自体はふたを手で押さえて油きりした方がより多く油を切れました。ただコップにのせた方もそれには劣りますが十分に油をきることができました。
またコップの方は余計な栄養分も出ずに油も比較的きれいな色で、身を押さえていないのでふんわりとしています。それからにじみ出てきた油で手が汚れることもありません。
なのでこうした点を踏まえると手で押さえるよりもコップに乗せて油をきる方法の方がいいです。それぞれの特徴をまとめるとこんな感じです。
今回の検証については以下の動画でも詳しく取り上げているので、併せて参考にしてみてください。
今回はツナ缶をコップに立てかけて油きりする方法が本当に使えるのかどうかを検証しました。結果はこの方法でもしっかりと油をきることができました。
さらにこちらの方法なら手も汚れないし、身を押さえないのでツナの身もふんわりです。余計な栄養分の流出も少なくすることができます。なので時間があるならこちらの方法をお勧めします。
時間がなくて短時間で済ませたい場合はふたを手で押さえて油をきるといいです。
最終更新日 2025/05/23
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