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コーヒーのしみの落とし方

コーヒーのシミの落とし方

はじめに


コーヒーもはねてシャツやブラウスにつくとしみになってしまいます。特に白い衣服だとコーヒーの黒いしみは特に目立ってしまいます。こうしたシミは早めに対処することできれいに落すことができます。そこで今回はコーヒーのしみの落し方や、しみを落すのに必要な道具、出先でしみが付いた時の対処法などを詳しく解説します。





汚れは早めに対処しましょう


衣類についた汚れは、時間の経過とともに取れにくくなります。汚れは時間の経過とともに、「付着段階→吸着段階→粘着段階→染着段階」といった具合で素材との結びつきを強めていきます。それで時間が立てばたつほど落ちにくくなるというわけです。また時間の経過がしみの酸化を招き変色の原因にもなります。しみはその日のうちに対処するようにしましょう。

衣服の汚れの進行段階


しみを水で落とす


コーヒーやジュースなどの油分を含まない水性のしみがついたときの取り方を順を追って解説します。下の画像はコーヒーのシミがついたTシャツです。

コーヒーのしみの画像

まずはウェス(布切れ)かタオルをひきます。次にしみがついた面を下にしてウェスの上に乗せます。そして霧吹きなどでシミの上に水を吹き付け、後述するシミ取り綿棒で上からたたき、下のウェスとシミ取り綿棒の両方にコーヒーのシミを移しとっていきます。

しみ抜きの図

水を吹き付ける、シミ取り綿棒で叩くを1セットとし、これを何度も繰り返して徐々にシミを落としていきます。ウェスやシミ取り綿棒が当たる面が汚れて来たらあたる面を綺麗な面に移動させながらやります。

シミ取り綿棒でコーヒーのシミを叩く

4,5セットやればシミはだいぶ薄くなりますが、きれいにシミを取るなら10〜20セット近く根気よく繰り返す必要があります。そうすると下の画像のようにしみを綺麗に取ることができます。

コーヒーのしみを取った後の生地


しみを中性洗剤で落とす


コーヒーのシミは水でも落とせますが、何度もたたいて移しとる必要があり、根気が必要です。そこで中性洗剤を使ってみましょう。まずは下は水の場合と同様コーヒーがついた衣服の画像です。

コーヒーのしみの画像その2

これを水の時と同様下にウェスを敷き、シミの面を下にしてウェスに乗せます。しみに中性洗剤をつけ、その上からシミ取り綿棒で叩き、シミを下のウェスとシミ取り綿棒の両方に移しとっていきます。

洗剤をつけてシミ取り綿棒で叩く

5、6セットも繰り返せばシミはかなり取れます。残っている場合はあと数回繰り返すといいでしょう。水の場合よりも少ない回数でしみを落せるので、コーヒーのシミを落とすなら中性洗剤を使うことをおすすめします。あとは洗剤をしっかりとぬるま湯、または水ですすいで乾かして終わりです。そうすると下の画像のようにきれいにコーヒーのシミが取れます。

コーヒーのしみを取った後の生地その2


しみ取り綿棒の作り方


しみ取り綿棒は簡単に自作することができます。用意するのは割りばしと脱脂綿またはコットン、それとガーゼか布、古いハンカチ、そして輪ゴムです。下の画像はシミ取り綿棒を作るのに必要な材料を並べたものです。

簡単しみ抜き綿棒の材料

材料をそろえたらシミ取り綿棒を作っていきます。作り方はまずは割りばしの先を脱脂綿またはコットンで包みます。ちょうどコットンが二つ折りになるような形で、さらに少し丸めて形を整えます。

割りばしの先をコットンで包む

このままだとコットンがすぐに外れてしまうので、その上からガーゼか布もしくは古いハンカチで包んで輪ゴムで縛って完成です。上からトントンとしみをたたくのに便利です。叩いて汚れて来たら当たる面を変えて叩くといいです。

ガーゼで包み輪ゴムでとめて作ったシミ取り綿棒


あると便利なウェス


ウェスとは布切れのことで工場での機械類の油をふき取るのに使ったり、汚れや不純物をふき取るのに使われます。ウェスはもともと古布や古着を再利用して使いますが、ウェスとして市販されているものもあります。こちらは吸収性能が高いので、シミを取る際にも効果的です。

ウェスはそれほど高いものでもないのでシミ取りように購入しておいてもいいでしょう。そのほか油汚れなどをふき取る際にも使えます。ウェスはホームセンターやカー用品店などにおいてあることが多いです。ネットでまとめて購入してもいいです。

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しみには水性のものと油性のものがある


しみは大きく水性のものと、油性のものとに分けることができます。一度に両方のしみをつけた場合には、まずは油性のしみ取り対策から始めましょう。油性のしみ取り対策で水をつけてしまうと、油性の汚れと水が合わさって固まってしまうので、余計に取りにくくなってしまいます。


色が残る場合は漂白剤を


コーヒーのシミなら上記の方法で大体取れますが、白いシャツなどにどうしても色が残ってしまうといった場合には漂白剤を使うといいでしょう。漂白剤は最も刺激が穏やかな酸素形の漂白剤を使うといいです。漂白剤は水にぬらして使うものです。漂白剤をしみ込ませた液体をつけて2、3分ほど置いておき、後はしっかりと水洗いするといいでしょう。漂白剤については漂白剤の種類で詳しく解説しています。


出先でしみがついたときには


出先でしみがついたときには、応急処置としてしみがついた部分の下にティッシュをひきます。そしてハンカチをぬらしてしみのうえからトントンとたたき、ティッシュに移し取っていきます。そうしておけばかえってからの染み抜きがうんと楽になります。間違ってもしみがついた部分をこすったりしないようにしてください。汚れが周囲に広がりますし、繊維の奥の方にまで入り込んでしまい余計に取れにくくなってしまいます。


あると便利な携帯シミとり器


出先での応急処置以上に確実なのは携帯用シミとり器です。携帯用シミとり器なら出先でもしっかりとシミ取りが出来ます。市販されているのはスティックタイプのものが多く、先っぽから溶剤が染み出し、それをトントンとたたきながら、下に敷いたハンカチやティッシュにシミを移しとっていきます。先端は取り外して洗えるものが多く、常にキレイな状態で使うことが出来ます。出先だけでなく家でも仕える便利なグッズです。

いろいろなメーカーの商品がありますがドイツのメーカーが出しているドクターベックマン シミとり 携帯用 ステインペンはとくに有名です。

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濯機でしみ抜き


最近の洗剤は酵素入りなので、コーヒーのシミが付いた衣類をそのまま洗濯してもシミはほとんど落ちます。しかしそれでも洗い残してしまったシミはより頑固なシミとなってしまいます。そこで洗濯機でシミを落とす際は下処理をしておくといいでしょう。用意するのはスポット洗剤です。スポット洗剤には「トッププレケア/食べこぼし用」や「ワイドハイター1/2ポイント用」などが市販されています。これらは色物などにも使える酸素系漂白剤が入っています。

まずはシミの部分にスポット洗剤をたっぷりと塗り付けます。シミの範囲が大きいときは輪郭部分に特に多めにつけます。このまま通常の洗濯洗剤で洗濯機にかけることができます。他の洗濯物と混ぜて洗うこともできます。



※ 参考文献
洗濯・衣類のきほん
科学的に正しい暮らしのコツ
ラクラク家事の本
いちばんわかりやすい家事の基本大事典
暮らしまる洗い!コツと基本120
住まい汚れスッキリ解消術
新品みたいに長持ち! お手入れの教科書
大事な服のお手入れおしゃれ帳
洗濯上手こつのコツ





最終更新日 2018/06/27
公開日 2003/11/24
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