葉のついたブロッコリーって調理の際にカットして捨ててしまいがちですが、それもったいないです。実はブロッコリーの葉も食べることができます。
そこで今回は実際にブロッコリーの葉をゆでて食べてみて、どんな味や食感なのかを確かめてみることにします。
まずはこちらが今回買ってきたブロッコリーです。つぼみの下の部分に横から延びる茎と葉がいくつかついています。緑のつぼみと太い茎の部分は利用しても、この横から伸びる茎や葉はカットして捨ててしまう方も多いかと思います。
ちなみに少し紫がかっている部分もありますが、これはブロッコリーが寒さに耐えようとしてポリフェノールという色素成分を生成したものです。食べても特に問題はありません。
それで実際にこちらの横から伸びる茎や葉を茹でてみることにします。鍋に水と水1リットルに対して小さじ2の塩を加えて火にかけます。沸騰したら茎と葉を入れて1分茹でます。
茹でたらさっと流水にさらしてざるに上げます。
こちらは茹でた葉です。色は濃い緑色です。食べてみたところ普通の葉物野菜の味で、全然おいしかったです。このまま何もつけなくてもおいしいです。
色が濃いのであくや癖が強くておいしくないんじゃないかなと予想していたので意外でした。特に葉が固すぎることもなくちょうどいい柔らかさで食感もよかったです。
全体に対して量はそんなに多くはないので添え物としてそのまま食べてもいいし、マヨネーズやドレッシングなどをかけていただいてもおいしいと思います。たくさん量があるならお浸しや胡麻和え、炒め物用に利用してもいいです。
ちなみに今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、よければ合わせて参考にしてみてください。
今回は普段捨ててしまいがちなブロッコリーの葉が、どんな味や食感なのかを実際に食べて検証してみました。特にあくが強かったり癖があったりすることもなく、普通においしい葉物野菜の味でした。
食材を無駄なく使えておいしくいただけるので、今まで捨てていた方もこの機会に葉も一緒に茹でて食べてみてはいかがでしょうか。