ブロッコリーは通常茹でてから食べますが、実は生でも食べられるそうです。本当なのか気になったので今回実際にブロッコリーを生で食べてみることにします。
さらに茹でたのと比べて味や食感がどう違うのかも検証します。加えて生のブロッコリーを使ったおすすめレシピも紹介します。
日本ではブロッコリーといえば茹でるなどの下調理をしてから食べるのが定番ですが、欧米では生でそのままマヨネーズをかけてかじったり、生のままサラダにして食べることも少なくないそうです。
つまりこうした国では割とブロッコリーの生食は一般的なようです。
生で食べること自体は問題なさそうなので実際に食べてみることにします。まずブロッコリーは蕾に虫や汚れがついていたりするので、生で食べる場合はしっかり洗ってから食べる必要があります。
このようにボウルに水をためたらブロッコリーの蕾の部分を浸し揺らしたりくるくる回転させたりしてしっかり汚れを落とします。
後は蕾を食べやすい大きさにカットします。ブロッコリーは太い茎も食べられます。
まずは表面の固い皮をこのように厚めにしっかりとカットします。
こちらも生で食べてみるのでこのように薄切りにします。
それでは実際に食べてみることにします。生で食べてみましたが味の方は火が通っていないのでいつものブロッコリーの味ではありませんが、それでもブロッコリーの味や風味や甘みがしっかりあっておいしかったです。
味はどちらかというと同じアブラナ科のキャベツやカブにも近い味でした。それから生ので少し青っぽさやあくも感じましたがそんなに気になるほどではないので問題なく食べれます。
食感は生なので少し固めですが、気になるほどではなくて蕾もそんなにパサパサしていなかったので問題なく食べられました。
太い茎もこのように薄くカットして食べてみましたが、味はブロッコリーの味で、適度な柔らかさでコリコリ感もあっておいしかったです。
比較のためにゆでたものも食べてみることにします。
茹でたほうはブロッコリーの味や風味、甘みがあっておいしかったです。ただ茹でることで少し味が薄くなってる感じもあります。
あくや青っぽさは全然ないのでさっぱりとして食べやすいです。食感はしっかり柔らかくなっていてよかったです。
2つを食べ比べてみた感想は味については生は味も風味もしっかりしていておいしかったのですが、あくや青っぽさも若干ありました。
茹でたほうは味や風味はやや薄めですが、あくも青っぽさもないのでさっぱりとしていて食べやすいです。食感に関しては生の方はコリコリ感が強めで、茹でたほうは適度な柔らかさでした。
味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
最期に生のブロッコリーを使ったおすすめのレシピを紹介します。今回紹介するのは生のブロッコリーとアボカドのヨーグルトソースサラダです。使う材料は以下の通りです。
まずは生のブロッコリーを小さめに刻みます。
アボカドを食べやすい大きさに切り分けます。
生ハムは1.5cm角にカットします。
ボウルにマヨネーズ大さじ6、ヨーグルト大さじ5、塩小さじ1/2を入れてよく混ぜ合わせます。
ここにブロッコリーとアボカド、生ハムを入れてよく混ぜ合わせまたら出来上がりです。
食べてみましたが生のブロッコリーの甘みに濃厚な味のアボカド、そこにヨーグルトソースがよく絡み、さらに生ハムの塩気も加わってかなり美味しかったです。
今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、よかったら合わせて参考にしてみてください。
今回ブロッコリーは本当に生でも食べられるのかどうかを検証しました。結果は生でも全然おいしく頂けました。青っぽさが強すぎたり固すぎたりするんじゃないかと思っていたのでこれは意外でした。
ブロッコリーも生と茹でたものでは味や食感もだいぶ違います。生でもおいしくいただけるので、一度試しに生で食べてみてはいかがでしょうか。