つい先日太めのごぼうがお手頃価格で店頭で販売されていました。サイズも大きいのでたくさん食べれてお得な感じもしますが、味の方はどうなのでしょうか。
きになったので太いごぼうと通常サイズの太さのごぼうを食べ比べてみて、味や食感に違いがあるのか、その場合どちらの方がおいしいのかを検証してみることにしました。
まずはこちらが今回購入した太いごぼうです。大きさはこんな感じです。
太さは3.1cmです。
手に持つとこんな感じです。かなり太いのがわかるかと思います。
一方こちらは通常サイズの太さのごぼうです。大きさはこんな感じです。
並べるとこんな感じです。大きさの違いが分かるかと思います。
通常の細さのごぼうの太さは2.2cmです。
手に持つとこんな感じです。よく見かけるごぼうの太さだと思います。
並べるとこんな感じです。太さの違いがよくわかるかと思います。
次はカットした断面を見てみることにします。こちらは太いごぼうのカットした断面です。奇麗な色をしています。ただ中心に少しス(空洞)が入っているのがわかります。やはりやや育ちすぎで、すが入ってしまっているようです。
一方こちらは通常サイズのごぼうのカットした断面です。こちらは色もきれいで特にスなども入っていません。
並べるとこんな感じです。スの有無がよくわかるかと思います。
それでは実際にそれぞれ食べ比べてみることにします。まずはそれぞれのごぼうを茹でてみることにします。まずはブラシなどで土をよく洗い流します。
こちらをこのようにささがきにします。ポイントは鉛筆を削るように削っていくことです。
ささがきにしたら1分ほど水に浸けてあく抜きをします。
次に鍋に水を入れて沸騰させます。沸騰したらごぼうのささがきを入れて1分ほど茹でます。
茹でたらざるにあげます。
こちらは太いごぼうをささがきにしたものを茹でたものです。食べてみたところやんわりとごぼうの風味や香り、味がしてよかったです。食感も適度に柔らかくなっています。
こちらは通常サイズのごぼうのささがきを茹でたものです。食べてみたところこちらもやんわりとしたごぼうの風味と香り、味があってよかったです。
若干ですがこちらの方が風味や香りは強いような気がしますが、そこまで差はありません。食感はこちらも適度に柔らかくてよかったです。
2つを食べ比べてみた結果はどちらもやんわりと風味や香り、味があってよかったのですが、若干通常サイズのごぼうの方がよかったです。
予想だともう少し通常サイズの方が味が濃いいのかなと思ったのですが、そもそも茹でたことでだいぶ味や香り、風味は飛んでいるので、どちらも薄味になっていて、差が感じづらかったのかもしれません。
星で表すと通常サイズのごぼうが星5なら太いごぼうは星4.8といった感じです。それぞれの味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
次は炒めた時の違いを見ていきます。まずはごぼうをこのように斜め切りにします。
フライパンに油を引いて火にかけ、斜め切りにしたごぼうを中火でじっくり炒めます。
こちらは太いごぼうを炒めたものです。食べてみたところ炒めたことでごぼうの甘みがよく出ていて風味や香りと共においしかったです。食感も適度なシャキシャキ感と柔らかさでよかったです。
こちらは通常サイズのごぼうを炒めたものです。食べてみたところこちらもごぼうの甘みがよく出ていて風味や香りもあっておいしかったです。
こちらは太いものよりも割としっかりと味は濃厚でした。食感は適度なシャキシャキ感と柔らかさですが、こちらの方が若干シャキシャキ感がしっかりある感じがしました。
ただそれでも太いごぼうももう少し味が薄味いのかなと思っていたのですが、そんなに薄味ではなくて十分においしくいただけました。星で表すなら通常サイズのごぼうが星5なら太いごぼうは星4.3ぐらいでした。それぞれの味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、よかったら合わせて参考にしてみてください。
今回はごぼうを選ぶなら太いごぼうの方がいいのか、通常サイズの細いごぼうの方がいいのかを検証しました。結果は炒めた時に割と差が出て、やはり通常サイズの方が味は濃厚でした。
ただそれでも予想してたほどの大きな差はなくて、太いサイズのごぼうも十分においしくいただけました。価格がそんなに変わらないなら通常サイズがおすすめですが、価格が割安で売られているなら、このぐらいの味の差なら太いごぼうも全然購入もありかなとは思います。