HOME > 食材の加熱調理の疑問 > ほうれん草を茹でる時の塩の分量ってどのくらい?小さじ1、小さじ2、大さじ1のどれが正解?
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ほうれん草を茹でるときはお湯に塩を加えて茹でますが、この時どのくらいの塩を入れればいいのかわからない方もいらっしゃるかと思います。
いくつかのレシピ本を見てみましたが水1リットル当たりで小さじ1と書いてるものもあれば、大さじ1と書いてるものもあり、どれが正解なのかよくわからないところもあります。
そこで今回は実際にどのくらいの塩加減が一番おいしいのかを検証してみることにします。
それでは実際に実際にほうれん草を茹でて見ることにします。まずは水1リットルに対して塩を小さじ1杯加えて茹でて見ます。お湯が沸騰したらほうれん草の茎の方を入れて20秒ほど茹でます。
葉の方も浸してさらに20秒茹でたらさっと水にさらして、水けを絞ります。
同じように水1リットルに対して塩を小さじ2杯加えてゆでてみます。こちらも茹でたらさっと水にさらして水けをきります。
最後に水1リットルに対して塩を大さじ1杯加えて茹でて見ます。1リットルに対して塩が大さじ1杯だとこのようにお湯がかなり白っぽく濁ってきます。こちらも茹でたら水にさらしてから水けをきります。
それでは実際に味がどう違うのかを食べ比べてみることにします。まずは塩を小さじ1杯加えてゆでたものです。しっかりとほうれん草の味がしますが、ややあっさりとした感じもします。
次は塩を小さじ2杯加えて茹でたものです。小さじ1杯のものよりも少しほうれん草の味や甘みが濃い感じがします。
最後に塩を大さじ1杯加えてゆでたものです。こちらは最もほうれん草の味や甘みが濃かったです。ちなみに塩を大さじ1杯と大分多めに加えて茹でましたが、特に味がしょっぱいといったようなことはなく、普通に食べれます。
それぞれの塩加減で茹でたほうれん草の味の違いをまとめるとこんな感じです。
ちなみに今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、よかったら合わせて参考にしてみてください。
それぞれの塩加減で茹でたほうれん草を食べ比べてみましたが、個人的には大さじ1杯で茹でたものが最もおいしかったです。
あっさり目でも構わないという方は小さじ1杯でもいいと思います。ほうれん草の味や甘みが濃い方が好きな方は大さじ1杯加えて茹でることをおすすめします。