HOME > 食材を漬物にして保存する方法 > 本格きゅうりの漬物、浅漬けレシピ、保存期間や作り方のコツも解説
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きゅうりといえば漬け物でもよく利用される野菜で、その種類も豊富です。そこで今回はきゅうりの漬物を浅漬け・即席漬け、本格漬け、ピクルス漬けに分け、それぞれでおすすめの漬け物レシピを紹介します。
漬物は調味料の力を借りて傷みやすい野菜の保存性を高め、無駄なく長期保存するための料理法の一つです。浅漬け・即席漬けにするか本格漬けにするかでも、保存期間は変わります。長期保存したいなら本格漬けがおすすめです。
漬物料理は先につけておけば、後は保存期間内であればいつでも食べられます。手軽に料理に一品を加えることができるので便利です。
浅漬けや即席漬けなら保存期間もそれほど長くはありませんが、本格漬けやピクルス漬けなどにする場合は保存期間も1ヵ月を越すものもあります。長期保存する場合には保存に使う瓶などの容器をあらかじめ煮沸消毒しておくようにしましょう。
煮沸消毒はまずは容器を各パーツに分解できるものなら分解しておきます。次に鍋に容器を入れ、容器がかぶるだけの水を入れ沸騰させます。水がぐらついてきたらそこから5分ほど過熱して火を止めます。
容器をキッチンタオルなどを引いた上に取り出しよく乾かします。
それではまずはきゅうりの浅漬け・即席漬けレシピをいくつか紹介していきます。最初に紹介するのはきゅうりを使ったピリ辛昆布味の浅漬けです。使う材料は以下の通りです。
まずはきゅうりを一口サイズに乱切りにします。これを保存袋かポリ袋などに入れ、調味料Aも加えて空気を抜いて口を閉じます。よく揉んだら2〜3時間ほど冷蔵庫で置いておけば完成です。冷蔵庫で2〜3日ほど保存ができます。
次に蛇腹のキュウリの昆布風味を紹介します。味がしっかり染み込みおいしいです。使う材料は以下の通りです。
まずはきゅうりを蛇腹切りにします。蛇腹切りでは以下の画像のように、包丁で斜めに切り込みを入れていきます。切り込みは厚さの半分ほどです。
ひっくり返して反対側にも同様に切り込みを入れます。あとは2cmほどの長さに切り分けます。赤唐辛子は短冊切りにします。
切ったきゅうりは保存袋かポリ袋に入れ、さらに調味料Aも加えて軽くもんだら口を閉め、冷蔵庫で6時間ほどつけて置いたら完成です。冷蔵庫で5日ほど保存ができます。
次はきゅうりのラー油の即席漬けを紹介します。使う材料は以下の通りです。
作り方はまずはきゅうりを縦に4等分して、5cmの長さに切り分け、ボールに移して塩を振り、軽く揉みこんでから30分ほど置いておきます。しょうがはせん切りにします。
次に鍋に調味料Aと千切りにしたしょうがを加え、一煮立ちさせたら水けをきったキュウリを加えて軽く混ぜ合わせ、冷まします。冷める間に味が染み込みます。これで完成です。冷蔵庫で保存すれば3日ほど持ちます。
次にきゅうりの本格漬けレシピを紹介します。今回紹介するのはきゅうりのポリポリ漬けです。使う材料は以下の通りです。
作り方はまずはきゅうりを0.7mmの厚さに小口切りにします。しょうがとにんじんはそれぞれ皮をむき、1.5cmの長さに千切りにします。
鍋に調味料Aを入れて一煮立ちさせたら火を止め、カットしたきゅうりとしょうが、にんじんを加えて時々かき混ぜながら冷めるまで待ちます。
きゅうりとしょうがとにんじんをこしたら、再び残った汁を再加熱して一煮立ちさせて火を止めます。きゅうりとしょうがとにんじんを再び加えて冷まします。冷める過程で一番味が染み込むのでこの工程を3〜4回は繰り返します。
さいごはつけ汁を切って保存します。保存は冷蔵庫で1週間ほど可能です。
次にきゅうりのピクルス漬けを紹介します。まずは基本のきゅうりのピクルス漬けです。ピクルスはそのまま食べてもいいし、刻んでソースやサラダに加えてもおいしいです。使う材料は以下の通りです。
作り方はまずはきゅうりの皮を網目にむいていきます。次にきゅうりを縦半分にカットして、4等分ほどに切り分け、瓶に詰めます。
小鍋に漬け液Aを加えて一煮立ちさせたら火を止めます。
熱いうちにきゅうりに回しかけていきます。
粗熱が取れたらふたをして、室温で2時間ほどつけたら完成です。冷蔵庫で1か月ほど保存が可能です。
次にきゅうりと大根、みょうがを使ったピクルスの作り方を紹介します。まずは使う材料です。
作り方はまずはきゅうりを縦4等分に切って、5cmほどの長さに切り分けます。大根は1cmの厚さのいちょう切りにします。みょうがは縦に4等分に切ります。
保存瓶にきゅうりと大根とみょうがをランダムに詰めていきます。
小鍋に調味料Aを加えて中火にかけ、40秒ほどしたら調味料Bも加えて一煮立ちさせます。
野菜の入った瓶に熱いうちに回しかけ、冷めたら蓋をして3時間ほど室温で漬けたら完成です。保存は冷蔵庫で1ヵ月ほど可能です。
今回紹介したきゅうりの漬物の付けおき時間と保存期間を、比較しやすいよう一覧表にしました。
保存方法 | 保存方法 | 保存期間 |
---|---|---|
きゅうりのピリ辛昆布味 | 2〜3時間 | 2〜3日 |
蛇腹きゅうりの昆布風味 | 6時間 | 5日 |
きゅうりのラー油の即席漬け | 冷めるまで | 3日 |
きゅうりのポリポリ漬け | 3〜4回漬ける | 1週間 |
きゅうりのピクルス漬け | 2時間 | 1ヵ月 |
きゅうりと大根のピクルス漬け | 3時間 | 1ヵ月 |
今回はきゅうりの漬物の作り方と保存方法、保存期間についてまとめてみました。浅漬けから本格漬け、ピクルスまできゅうりの漬物にはさまざまな調理法があります。作り方も一から解説しているので、是非参考にしてみてください。
本格きゅうりの漬物、浅漬けレシピ、保存期間や作り方のコツも解説 | |