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モロヘイヤの保存方法が本当に効果があるのかを検証してみたら驚きの結果に!

モロヘイヤの間違った保存方法と正しい保存方法

モロヘイヤの保存方法

モロヘイヤは比較的鮮度が落ちやすい野菜で、そんなに長持ちはしません。ただ上手に保存することで保存期間を長くすることができるそうです。

実際にどの程度効果があるのかが気になったので、モロヘイヤの保存方法を実際に試してみて、その保存効果を検証してみることにします。

今回は比較のために何もしないで保存した場合はどうなるかも合わせてみていきます。

モロヘイヤを冷蔵庫で保存

モロヘイヤを湿らせたキッチンペーパーで包んで保存

今回は2つの保存方法の効果を検証します。モロヘイヤは乾燥しやすいので、保存する場合は湿らせたキッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れ、軽く口を閉めて立てて冷蔵庫の野菜室で保存します。保存は4〜5日ほど可能だといいます。

モロヘイヤを湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存

  • 使う道具 - キッチンペーパー、ポリ袋
  • 保存方法 - モロヘイヤを湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れてから冷蔵庫の野菜室で保存
  • 保存期間 - 4〜5日

モロヘイヤをポリ袋に入れて保存

次はキッチンペーパーでは包まず、そのままポリ袋に入れ、口をしめて冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。こちらの方法でも4〜5日は保存ができるといいます。

モロヘイヤをポリ袋に入れて野菜室で保存

  • 使う道具 - ポリ袋
  • 保存方法 - モロヘイヤをポリ袋に入れて軽く口をしめ、冷蔵庫の野菜室で保存
  • 保存期間 - 4〜5日

そのまま保存する

最後に上の2つの保存方法との比較のために、何もしないでそのまま冷蔵庫の野菜室で保存する方法も試してみます。こちらと上の2つの方法とで、鮮度にどのような違いが出るのかを詳しく見ていきます。

モロヘイヤをキッチンペーパーとポリ袋に入れて保存

キッチンペーパーで包んで保存したモロヘイヤの見た目の変化

まずはモロヘイヤをキッチンペーパーで包んで湿らせ、ポリ袋に入れてから野菜室で保存したときの見た目の変化を見ていきます。

まずは初日の状態です。初日のモロヘイヤは濃い緑色でツヤがあり、葉が先までピンとしていてしっかりとハリもあります。

モロヘイヤをキッチンペーパーとポリ袋に入れて野菜室で保存1日目

こちらは2日目です。2日経っても全く変化は見られません。むしろ初日よりもみずみずしさが増してるようにさえ見えます。

モロヘイヤをキッチンペーパーとポリ袋に入れて野菜室で保存2日目

こちらは3日目です。3日経っても特に大きな変化もなく、葉もハリがありみずみずしいままです。

モロヘイヤをキッチンペーパーとポリ袋に入れて野菜室で保存3日目

こちらは5日目です。5日たってもしなびてきた様子は見られず、しっかりと葉にハリやみずみずしさがあります。

モロヘイヤをキッチンペーパーとポリ袋に入れて野菜室で保存5日目

このように手で持ってみてもハリがあるので、まっすぐにピンと立ちます。

保存5日目でもピンと立つモロヘイヤ

並べるとこんな感じです。左上が湿らせたキッチンペーパーで包んで保存するモロヘイヤ1日目で、右上は2日目のもの、左下は3日目のもので右下は5日目のものです。並べてみても初日から変わっていないのがわかるかと思います。

モロヘイヤをキッチンペーパーとポリ袋に入れて野菜室で保存1日目十2日目と3日目と5日目

キッチンペーパーで包んで保存したモロヘイヤの重さの変化

重さの方は1日目は6.2gです。

モロヘイヤをキッチンペーパーとポリ袋に入れて野菜室で保存1日目の重さは6.2g

2日目の重さは6.3gで、初日の6.2gからは逆に1.6%増加しています。

モロヘイヤをキッチンペーパーとポリ袋に入れて野菜室で保存2日目の重さは6.3g

3日目の重さは6.4gで、初日の6.2gからは3.2%増加しています。

モロヘイヤをキッチンペーパーとポリ袋に入れて野菜室で保存1日目の重さは6.4g

ちなみにキッチンペーパーはこのように乾いてきていたので、再び湿らせてから包みなおしました。

乾いたキッチンペーパー

5日目の重さは重さは6.1gで、初日の6.2gからは1.7%しか減っていません。

モロヘイヤをキッチンペーパーとポリ袋に入れて野菜室で保存1日目の重さは6.1g

経過日数重さ(増減率)
初日のキッチンペーパーで包んで保存するモロヘイヤ6.2g
2日目のキッチンペーパーで包んで保存したモロヘイヤ6.3g(+1.6%)
3日目のキッチンペーパーで包んで保存したモロヘイヤ6.4g(+3.2%)
5日目のキッチンペーパーで包んで保存したモロヘイヤ6.1g(-1.7%)

モロヘイヤをポリ袋に入れて保存

ポリ袋に入れて保存したモロヘイヤの見た目の変化

次はモロヘイヤをそのままポリ袋に入れ、野菜室で保存したときの変化を見ていきます。

モロヘイヤをポリ袋に入れて野菜室で保存

まずは1日目です。

モロヘイヤをポリ袋に入れて野菜室で保存1日目

こちらは2日目です。一部で葉の端が内側にめくれてきている部分がありますが、全体的にはしっかりとハリがあり、そんなに変化は見られません。

モロヘイヤをポリ袋に入れて野菜室で保存2日目

こちらは3日目です。若干ですが前日よりもハリやつやがなくなってきています。

モロヘイヤをポリ袋に入れて野菜室で保存3日目

こちらは5日目です。さすがに5日目にもなると葉もややしなっとしてきています。ただ比較的ハリやみずみずしさは維持しています。

モロヘイヤをポリ袋に入れて野菜室で保存5日目

並べるとこんな感じです。左上がポリ袋に入れて保存するモロヘイヤ1日目で、右上は2日目のもの、左下は3日目のもので右下は5日目のものです。こちらは少しずつですが葉がしなっとしてきています。

モロヘイヤをポリ袋に入れて野菜室で保存1日目と2日目と3日目と5日目

ちなみに湿らせたキッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れて5日間保存したモロヘイヤと比べるとこんな感じです。そのままポリ袋に入れて保存したモロヘイヤの方が、葉にハリがないのがわかるかと思います。

湿らせたキッチンペーパーで包んだモロヘイヤとそのままポリ袋に入れてモロヘイヤの保存5日目の比較

ポリ袋に入れて保存したモロヘイヤの重さの変化

重さの方は1日目は12.6gです。

モロヘイヤをポリ袋に入れて野菜室で保存1日目の重さは12.6g

2日目の重さは12.1gで、初日の12.6gからは4.0%減少しています。

モロヘイヤをポリ袋に入れて野菜室で保存2日目の重さは12.1g

3日目の重さは11.6gで、初日の12.6gからは8.0%減少しています。

モロヘイヤをポリ袋に入れて野菜室で保存3日目の重さは11.6g

5日目の重さは10.8gで、初日の12.6gからは14.3%減少しています。

モロヘイヤをポリ袋に入れて野菜室で保存5日目の重さは10.8g

経過日数重さ(増減率)
初日のポリ袋に入れて保存するモロヘイヤ12.6g
2日目のポリ袋に入れて保存したモロヘイヤ12.1g(-4.0%)
3日目のポリ袋に入れて保存したモロヘイヤ11.6g(-8.0%)
5日目のポリ袋に入れて保存したモロヘイヤ10.8g(-14.3%)

モロヘイヤをそのまま野菜室で保存

そのまま保存したモロヘイヤの見た目の変化

最後にそのまま野菜室で保存したときの変化を見ていきます。まずは1日目です。

モロヘイヤをそのまま保存1日目

こちらは2日目です。まだ2日目ですがかなりしなびれてしまっています。

モロヘイヤをそのまま保存2日目

こちらは3日目です。かなり乾燥が進み、ぱさぱさになってしまっています。さすがにすでに相当乾燥してしまっているので、そのまま保存するモロヘイヤの検証はここまでとします。

モロヘイヤをそのまま保存3日目

並べるとこんな感じです。左が初日のそのまま保存するモロヘイヤで、真ん中は2日目のもの、右は3日目のものです。1日ごとにかなりしなびれて行っているのがわかるかと思います。

モロヘイヤをそのまま保存1日目と2日目と3日目

ちなみに3日目のそのまま保存したモロヘイヤと、ポリ袋に入れて保存したモロヘイヤ、湿らせたキッチンペーパーとポリ袋に入れて保存したモロヘイヤを並べるとこうなります。

モロヘイヤの各保存方法ごとの保存後の見た目の変化を比較

並べるとそのまま保存したモロヘイヤのしなびれ具合がよくわかるかと思います。一方ポリ袋に入れたものは、比較的ハリやみずみずしさを維持してはいますが、初日に比べるとしなっとしています。

一方湿らせたキッチンペーパーとポリ袋に入れたものは、ほとんど初日と変わらないほどハリとみずみずしさを維持しているのがわかるかと思います。

そのまま保存したモロヘイヤの重さの変化

重さの方は1日目は7.9gです。

モロヘイヤをそのまま保存1日目の重さは7.9g

2日目の重さは4.8gで、初日の7.9gからは39.3%も減少しています。

モロヘイヤをそのまま保存2日目の重さは4.8g

3日目の重さは3.4gで、初日の7.9gからは57.0%も減少しています。

モロヘイヤをそのまま保存3日目の重さは3.4g

経過日数重さ(増減率)
初日のそのまま保存するモロヘイヤ7.9g
2日目のそのまま保存したモロヘイヤ4.8g(-39.7%)
3日目のそのまま保存したモロヘイヤ3.4g(-57.0%)

ちなみに3日目のそのまま保存したモロヘイヤと、ポリ袋に入れて保存した5日目のモロヘイヤ、湿らせたキッチンペーパーとポリ袋に入れて保存した5日目のモロヘイヤの初日からの重さの変化を並べるとこうなります。

モロヘイヤの各保存方法ごとの保存後の重さの変化を比較

重さの減りはそのままがかなり多いです。ポリ袋に入れたものもだいぶ減っています。一方で湿らせたキッチンペーパーとポリ袋に入れたものは、ほとんど減っていません。

ちなみに今回の検証については以下の動画でも詳しく取り上げているので、併せて参考にしてみてください。

モロヘイヤを冷凍庫で保存

モロヘイヤを茹でてから冷凍庫で保存

モロヘイヤは生での冷凍には向きませんが、茹でてからなら冷凍保存することができます。まずはモロヘイヤを茎と葉に分けます。モロヘイヤは育ちすぎていないものなら茎まで食べられます。茎は根元の方は固いので3分の1ほどカットします。

鍋に水を入れ水1リットルに対して小さじ1/2の塩を加えて火にかけます。沸騰したらまずは茎を入れて1分茹でます。

モロヘイヤの茎を茹でる

つぎに葉を加えて30秒茹でます。

モロヘイヤの葉を茹でる

冷水に取り出してから水けを絞り、包丁で細かく刻みます。

茹でて刻んだモロヘイヤ

刻んだモロヘイヤを平らになるように冷凍用の保存袋に入れ、金属トレイの上にのせて冷凍保存します。これで1ヵ月は保存ができます。

茹でたモロヘイヤを保存袋に入れて冷凍保存

  • 使う道具 - 冷凍用保存袋、金属トレイ
  • 保存方法 - モロヘイヤを茹でてから細かく刻み、冷凍用保存袋に入れ、金属トレイの上にのせて冷凍保存
  • 保存期間 - 1ヵ月

家庭菜園なら使うのは葉だけにする

モロヘイヤはさやや種に毒性がありますが、食品安全委員会によると野菜として売られているモロヘイヤの場合、毒性のある部分は取り除かれているとコメントしています。なので安心して茎まで食べても大丈夫です。

モロヘイヤの種子

家庭菜園のモロヘイヤの場合は、毒性のある部分がしっかり取り除かれているかどうかの判断が難しいので、茎は食べずに葉だけの利用にとどめましょう。

モロヘイヤの冷凍保存のコツ

ブランチングで保存性アップ

モロヘイヤは生のまま冷凍保存するよりも、加熱調理してから冷凍保存した方が保存性は高まります。生のモロヘイヤには腐敗を進める酵素が含まれていて、この酵素は低温化だとその働きも弱まるのですが、それでも長期保存では徐々に腐敗が進んでいきます。そこであらかじめ加熱処理してこの酵素を壊しておくことで、冷凍保存での保存性が高まります。これをブランチングといいます。

保存袋に保存日を記入

冷凍保存は長期保存ができるので気づいたときにはいつ保存したのか忘れがちです。そこで保存袋に保存した日と何を保存したのかを記入しておくと後で簡単に確認することができて便利です。ジップロックなどの保存袋には保存日を記載する欄が設けてあります。

ジップロックの日付記入欄

ちなみに冷凍用保存袋といえばジップロックが有名ですが、こちらはあらかじめ保存袋の表面に日付や保存する食材名を記入する欄がプリントされています。ジップロックはS、M、Lとサイズがあり、スーパーやドラッグストアなどでも売っていますが、ネットでまとめて購入することもできます。

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薄く平らにして保存する

食品の冷凍で大事なのはいかに早く冷凍するかですが、そのためにも保存する際は食材をなるべく薄く平らにして保存しましょう。こうすると素早く均一に冷凍することができます。また解凍時の時間も短縮することができます。

金属トレイにのせて冷凍

冷凍保存するときはいかに早く冷凍させるかが食品の鮮度を保つうえで大切です。食品を素早く冷凍したいなら下に熱伝導率が高い金属トレイにのせて冷やすといいです。

モロヘイヤの解凍方法

にらは和え物などに使うなら、前日に冷蔵庫に移して自然解凍しておくといいです。解凍は常温よりも低温下で行った方が水分の流出も少なく、味や食感が落ちるのも抑えることができます。ちなみに下の画像は冷凍した茹でたモロヘイヤです。

冷凍保存した茹でたモロヘイヤ

こちらを冷蔵庫で自然解凍すると以下の画像のようになります。

自然解凍した茹でたモロヘイヤ

モロヘイヤをスープや炒め物などに使う場合は冷凍のままでもいいです。

冷凍保存したモロヘイヤを使ったレシピ

モロヘイヤのおひたし

モロヘイヤのお浸し

冷凍保存したモロヘイヤを使ったレシピを紹介します。まずは茹でたモロヘイヤを使ったレシピです。今回紹介するのはモロヘイヤのおひたしです。使う材料は以下の通りです。

レシピ(2〜3人前)
  • モロヘイヤ … 100g
  • かつお節 … 2g
  • 薄口しょうゆ … 大さじ1と1/2
  • みりん … 大さじ1と1/2
  • チューブわさび … 1cmほど

茹でてから刻んだものを冷凍したモロヘイヤは、自然解凍しておきます。まずはボールに茹でて刻んだモロヘイヤを入れます。

つぎにかつお節、しょうゆ、みりん、チューブわさびを加えてよく混ぜ合わせたら出来上がります。

お椀にモロヘイヤとかつお節、しょうゆ、みりん、わさびを加えて混ぜ合わせる

モロヘイヤと納豆の和え物

モロヘイヤと納豆の和え物

次にモロヘイヤと納豆の和え物を紹介します。こちらも冷凍した茹でたモロヘイヤは、前日に冷蔵庫に移して自然解凍しておくといいです。使う材料は以下の通りです。

レシピ(2〜3人前)
  • モロヘイヤ … 100g
  • 納豆 … 1パック
  • しょうゆ … 大さじ1と1/2
  • みりん … 大さじ1と1/2
  • 七味唐辛子 … 少々
  • 卵 … 1個

まずは納豆のパックを開け、付属のしょうゆを加えてよく混ぜます。

つぎにボールかお椀にモロヘイヤと納豆をくわえます。

そこにしょうゆとみりんを加えてよく混ぜ、卵の黄身も加えてよく混ぜます。最後に七味唐辛子を振りかけたら出来上がりです。

モロヘイヤとトマトのスープ

モロヘイヤとトマトのスープ

次はモロヘイヤとトマトのスープを紹介します。使う材料は以下の通りです。冷凍した茹でたモロヘイヤは冷凍のまま使ってもかまいません。

レシピ(2人前)
  • モロヘイヤ … 100g
  • トマト … 2個
  • たまねぎ … 1/3個
  • にんにく … 1/2片
  • オリーブオイル … 小さじ2
  • 調味料A
    • 水 … 400ml
    • 顆粒スープの素 … 小さじ1
    • 一味唐辛子 … 小さじ1
    • 塩 … 小さじ1/2
    • 胡椒 … 適量

まずはトマトのおしりに包丁で十字の切り込みを入れ、熱湯に20秒つけます。こうすると十字の切れ目から皮が簡単にむけます。後は小さめにざく切りにします。

トマトを細かくざく切りに

たまねぎとにんにくはみじん切りにしておきます。

鍋にオリーブオイルを引いて中火にかけ、たまねぎとにんにくがしんなりしてくるまで炒めます。

たまねぎとにんにくのみじん切りを炒める

トマトも加えてざっと炒めます。

トマトを加えて炒める

さらに水と顆粒スープのもとも加えて10分ほど煮込みます。

水と顆粒スープの素を入れて煮込む

モロヘイヤを加えてよく混ぜ合わせ、一味唐辛子、塩、こしょうで味を調えたら出来上がりです。

一味唐辛子、塩、こしょうで味を調える

モロヘイヤは常温保存はできるの?

モロヘイヤはそれほど保存のきく野菜ではありませんが、冷蔵庫の野菜室なら4〜5日は保存が可能です。ただ冷蔵庫がいっぱいで入らない場合などで、常温保存のした時にはどのくらい持つのでしょうか。

常温保存の場合は同じようにポリ袋に入れ、新聞紙を敷いたダンボールの中に立てかけて保存します。常温保存でも保存できないことはありませんが、野菜室で保存したものよりも鮮度の落ちが早く、2、3日ぐらいが限度です。

モロヘイヤを常温保存1日目と2日目と3日目と5日目

モロヘイヤの鮮度を見るポイント

モロヘイヤを少しでも長く日持ちさせたいならまずは購入段階でしっかりといいものを選ぶことも大切です。モロヘイヤは葉が濃い緑色でツヤがあり、葉にハリがあってピンとしているもの、茎は弾力があって適度に柔らかいものがいいです。

モロヘイヤの葉が濃い緑色

葉の裏は葉脈がハッキリしていて、切り口はみずみずしいもの、持った時に全体的にハリがあってピンとしているものも良品です。モロヘイヤの詳しい見分け方についてはモロヘイヤの見分け方・選び方、おいしさと鮮度を見分けるコツを紹介!で解説しています。

まとめ

今回はモロヘイヤの保存方法が本当に効果があるのかを検証してみました。結果は明らかで、何もしなければ2日目でかなりしなびてしまいます。一方ポリ袋に入れて保存すれば、5日目で、少ししなびてはきますが、それでもかなりハリやみずみずしさを維持したまま保存ができます。

最も効果的だったのは湿らせたキッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れ、野菜室で保存したものです。こちらは5日たっても初日と変わらないハリやみずみずしさを維持していました。なので保存するならこちらの方法をおすすめします。

※参考書籍
料理の裏ワザ便利帳
食材完全使いこなし事典
材料の下ごしらえ百科
プロが教える食材の裏ワザ
からだにおいしい 野菜の便利帳
おいしさのコツが一目でわかる 基本の料理
もっとおいしくながーく安心食品の保存テク
農家が教える野菜の収穫・保存・料理
節約&かんたん冷凍保存大事典
野菜の保存&使いきりレシピ
いちばんわかりやすい基本の漬けもの
野菜おかず作りおきかんたん217レシピ
間違いだらけの食材保存&調理術
かんたん!ラクチン!作りおきの野菜おかず205
一流料理長の和食宝典

最終更新日 2022/06/20

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この記事を書いた人

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生活知恵袋

生活知恵袋の管理人で管理人の名前も生活知恵袋と申します。料理研究家です。2002年より当サイトを運営。野菜を中心に食品に関する見分け方や保存方法などを、実際の検証とともに解説した記事を多数執筆。光熱費や水道代の節約、衣服や住まい、掃除に関する豆知識も紹介。

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