長もやしのひげ根を取るように書いているレシピもよく見かけますが、実際の所ひげ根は取ったほうがいいのでしょうか。
気になったのでもやしのひげ根がついたものと取ったものを食べ比べてみて、どちらがいいのかを検証してみることにします。
そもそもひげ根を取ったほうがいい理由は何なのかを調べてみたところ、ひげ根は筋っぽい食感とやや青っぽさがあるので、そのままだと味や食感が落ちるそうです。
またひげ根があると料理の見た目も悪くなるそうです。実際にどうなのかを検証していくことにします。
まずはこちらがもやしのひげ根です。細長くてひげのような形状をしています。また色もやや茶色っぽいです。
このひげ根の部分を取っていきます。包丁でカットするのもいいですがこのように手でつまんで折るとポキッと簡単に綺麗に折れます。
それではこのひげ根を取ったもやしとひげ根がついたままのもやしをレンジで加熱調理します。
もやしを耐熱容器に入れ上からラップをのせてレンジで加熱します。加熱時間はもやし1袋200gに対して600Wで2分30秒、500Wなら3分です。
加熱したらざるにあげて冷まします。
こちらはレンジで加熱したひげ根のついたもやしです。食べてみたところ特に変な味もせずにしっかりもやしの味がします。ただ若干青っぽさも感じます。
食感の方はシャキシャキとしてみずみずしくてよかったです。ただこちらも若干ひげ根の繊維のすじっぽさを感じます。
一方こちらはレンジで加熱したひげ根を取ったもやしです。食べてみたところこちらもしっかりもやしの味がします。また青っぽさもほとんど感じません。
食感もシャキとしてみずみずしくていいです。さらにひげ根のすじっぽい感じもなくていいです。
2つを食べ比べてみた感想ですが、ひげ根を取ったくらいでそんなに味も食感も変わらないだろうなと思っていたのですが、意外にもひげ根があるのとないので味や食感に違いはありました。
やはりひげ根を取ったほうが味も食感もよかったです。ただどちらの差もそこまで大きなものではなかったので、面倒ならとらなくてもいいかなとは思います。
星で表すならひげ根を取ったほうが星5ならひげ根がある方は星4.5といった感じです。味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
ちなみにそれぞれお皿に盛りつけてみるとこんな感じです。ひげ根のある方は細長くて少し茶色っぽいひげ根が結構目立ちますが、取ったほうはそれがなくてすっきりしていて見た目にもきれいです。
今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、よかったら合わせて参考にしてみてください。
今回はもやしのひげ根は取ったほうがいいのかどうかを検証しました。結果は確かにひげ根を取ったほうが味や食感がよくて見た目もよかったです。
ただ味や食感にはそこまで大きな差はなく、またひげ根を1本1本取っていく作業も結構手間がかかるので、ひげ根を取るのが面倒ならそのまま使うのも全然ありだと思います。
またひげ根の部分にも栄養はあるので、味や食感が多少落ちても栄養を無駄なく摂りたいという方もそのまま利用するといいです。