HOME > 食品を上手に冷凍保存・解凍する方法 > もやしの冷凍保存は生とレンジ後のどっちが正解?検証したら意外な結果に!
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もやしは鮮度の落ちが早いので、そのままだとなかなか長くは保存しておくことができません。ただ冷凍保存しておけばもやしも長期保存が可能です。
その際気になるのが生のまま冷凍した方がいいのか、それとも先にレンジで加熱してから冷凍した方がいいのかです。
そこで今回は実際になまとレンジで加熱したもやしを冷凍保存してみて、解凍した時にどちらが味や食感がいいのかを確かめてみることにします。
まずはもやしの冷凍保存の仕方を解説します。生のまま冷凍保存する場合は、袋に入ったもやしをそのまま冷凍庫に入れて冷凍保存します。このまま2週間ほど冷凍します。
次はレンジで加熱してから冷凍保存します。まずは耐熱容器にもやしを入れ、上からラップをのせます。
これをレンジで加熱します。加熱時間はもやし1袋200gで600Wで2分30秒、500Wなら3分です。
加熱したらざるにあげて冷まします。
冷めたら保存袋に入れて冷凍保存します。こちらも2週間冷凍保存します。
それでは冷凍保存したそれぞれのもやしを解凍してみることにします。まずは流水解凍してみます。
ただレンジで加熱してから冷凍したもやしは一度火を通しているのでそのまま流水解凍して食べれますが、生のまま冷凍したもやしはまだ火を通していないので流水解凍しても食べれません。
なので生で冷凍したもやしはレンジで加熱解凍してから冷めるまで待ったもので比較します。
まずは生で冷凍したもやしです。
こちらは袋から出したものです。
こちらを耐熱容器に入れて上からラップをのせます。これでレンジで加熱解凍します。加熱時間は冷凍したもやし100gに対して600Wで2分30秒、500Wなら3分です。冷凍なので少し長めに時間を設定しています。
レンジで解凍したらざるにあげて冷めるまで待ちます。
こちらは生のまま冷凍してレンジで加熱解凍したもやしです。食べてみましたがしっかり火が通ったもやしの味がします。ただ少しもやし臭さがあります。食感は適度にシャキシャキ感があってよかったです。
次ぎはレンジで加熱してから冷凍したもやしを流水解凍します。こちらはレンジで加熱してから冷凍したもやしです。
これをポリ袋に入れストローなどで中の空気を抜いてから口をしめます。
あとは容器に入れて上から水を流して流水解凍します。水温は25度ほどで5分ほどで解凍できました。
こちらはレンジで加熱してから冷凍して流水解凍したもやしです。食べてみましたがこちらは生の方とは違って特にもやし臭さもなくておいしかったです。食感に関しては生で冷凍したもやしとほぼ変わらずしっかりシャキシャキ感がありました。
2つを食べ比べてみた感想は食感に関してはどちらもほぼ変わらずしっかりシャキシャキ感がありました。ただ味に関しては生の方はややもやし臭さが気になりました。
レンジの方は特にもやし臭さは気になりませんでした。星で表すならレンジの方が星5なら生で冷凍した方は星4といった感じです。味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
もやしは炒め物に使うことも多いです。そこでそれぞれの冷凍もやしを炒めて加熱解凍した場合も見ていきます。冷凍したもやしをそれぞれフライパンに入れて炒めていきます。
こちらは生で冷凍したもやしをフライパンで炒めたものです。食べてみましたがしっかりもやしの味がありましたが、ややもやし臭さがありました。食感はシャキシャキでよかったです。
一方こちらはレンジで加熱してから冷凍したもやしを炒めたものです。食べてみましたが特にもやし臭さもなくておいしかったです。食感はこちらもシャキシャキでよかったです。
2つを食べ比べてみ感想は食感はこちらもどちらもシャキシャキでよかったです。ただ味に関してはこちらもレンジで加熱したものの方がよかったです。
星で表すならレンジの方が星5なら生で冷凍した方は星4といった感じです。味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
ちなみに今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、よかったら合わせて参考にしてみてください。
今回はもやしを冷凍保存するなら生とレンジで加熱したもののどちらがいいのかを検証しました。結果は生でもしっかりシャキシャキ感があってもやしの味もしっかりあったのですが、少しもやし臭さが気になりました。
一方レンジで加熱したものは特にもやし臭さもなく食べやすかったです。なのでもやしを冷凍保存するならレンジで加熱してから冷凍するのをおすすめします。