長芋も鮮度がいいと色もきれいですが、鮮度が落ちてくるとこのように一部が茶色に変色してくることがあります。こうした長芋は選んじゃダメです。
今回は実際に一部が変色した長芋を買ってきて、どのくらい傷んでいるのか、まだ食べられるのかどうかを検証してみることにします。
まずこちらが今回購入した一部が傷んでいる長芋です。おがくずもついていますがそれでも傷んでいるのがわかるかと思います。
こちらはピーラーで表面の皮を1枚むいたものです。中の果肉にまで傷みが出ているのがわかります。
こちらはさらに2回ほどピーラーで果肉をむいたものです。二回ほどでこのように見た目もきれいになりました。どうやら傷みも表面だけで済んだようです。
皮をむく前とむいた後を並べるとこんな感じです。傷んだ部分がしっかり取り除けているのがわかるかと思います。
全体の皮もむいてみるとこんな感じです。傷んだ部分も一部だけで外はきれいでした。
こちらをすりおろして食べてみましたが、特に変な味もせず普通においしい長芋のとろろの味でした。
表面の変色と言っても今回は傷みの程度が比較的軽くて少しむくことでほかは傷みもなくきれいでした。ただ傷み始めているので、長くは保存できませんし、日数が立つとさらに変色の範囲は広がっていきます。
また余計に皮を深くむく必要があるので、その分食べられる量も減ってしまいます。やはり選ぶなら表面に色の変色のないきれいなものの方がいいです。
今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、よかったら合わせて参考にしてみてください。
今回は表面に茶色の変色のある長芋は中はどうなっているのか、食べられるのかどうかを検証しました。結果は果肉にまで傷みは進んでいましたが、果肉を深くむくことで残りは問題なく食べることができました。
ただ傷んでいる部分を余計に果肉をむく必要があり、また傷み始めているので保存も効きません。やはり選ぶなら表面に変色のない綺麗なものを選ぶのをおすすめします。
もし買った後になって気づいた場合は、傷んだ部分がなくなるまでしっかり果肉をむいてから利用するといいです。