スーパーなどで見かける長ねぎにも太いものもあれば細いものもあって、何とくな太い方がよく成長していて味もおいしそうな気がします。
なのでついつい太いものに手を伸ばしてしまいがちですが、実際の所太い長ねぎと細い長ねぎだとどちらがおいしいのでしょうか。
気になったので今回は太い長ねぎと細い長ねぎを食べ比べてみて味や食感に違いがあるのかどうかを検証してみることにします。
比較する際は品種などで差が出ないようにしたいので、よく行く産直で同じ生産者で同じ袋に入っているこちらの長ねぎを購入してきました。ちょうど太い長ねぎと細い長ねぎが1本ずつ入って売られていました。
こちらは太い方の長ねぎです。
手で持つとこんな感じです。かなりの太さなのがわかるかと思います。
太さを計ってみると3cmでした。
一方こちらは細い方の長ねぎです。
手で持つとこんな感じです。
太い長ねぎと比べてだいぶ細いのがわかるかと思います。並べるとこんな感じです。太さの違いがよくわかるかと思います。
こちらの方の太さを計ってみると1.7cmでした。太い方に比べると半分強の太さしかありません。
それではこちらをそれぞれ食べ比べてみることにします。まずは生です。こちらは太い長ねぎを斜め切りにしたものです。食べてみたところやや大きく育っている分肉厚で果肉の量も多くてボリューム感があります。
ただややシャキシャキ感は強めです。大きく成長したことで繊維っぽさもつよくなってきたのかもしれません。味の方は生だと甘みよりもたまねぎのような辛みが結構強いです。緑の葉の部分はやや肉厚でジューシーな感じです。
こちらは細い長ねぎを斜め切りにしたものです。食べてみたところこちらは太い方に比べると果肉の量もその分少なくなるのでボリューム感は劣ります。
ただ食感は柔らかくて、シャキシャキしすぎていなくてよかったです。やはり大きく育っていない分果肉も柔らかいのかなと思います。味の方は特に差はありませんでした。
緑の葉の部分は太い方に比べるとやや果肉は薄めでジューシーさも薄めな感じがします。
2つを食べ比べてみた結果は味については以外にもどちらもそんなに差はありませんでした。食感の方は果肉のボリューム感があって食べ応えがあるのは太い長ねぎです。
ただ大きい分シャキシャキとした繊維感もやや強いので、この点は細い長ねぎの方が柔らかくてよかったです。
果肉のボリューム感と柔らかさでそれぞれ一長一短あるので、ここは好みが分かれそうです。個人的には食感の柔らかい細い方が好みです。
次は4〜5cmほどの長さにカットしてフライパンで炒めてみることにします。長ねぎは炒めることで辛味が減って甘みが増します。
こちらは太い長ねぎを炒めたものです。食べてみたところ太い分果肉の量も多く食べ応えのあるボリューム感です。ただやはり大きく成長しているせいか少しシャキシャキ感と繊維っぽさが強い感じもあります。
味の方は辛味はなくて甘くておいしかったです。緑の葉の方は肉厚でこちらも甘みがあっておいしかったです。
こちらは細い長ねぎを炒めたものです。食べてみたところ細い分果肉のボリューム感はありませんが、シャキシャキしすぎていなくて柔らかいので、あまり抵抗なく噛めてよかったです。
味の方はあまり差はありませんでした。緑の葉の方は味はおいしいですがやや果肉はうすめでした。
2つを食べ比べてみた結果は味についてはこちらも大きな差はありませんでした。ただ食感はこちらも太い方は太くてボリュームがあって食べ応えがある一方でややシャキシャキとした繊維感は強めです。
細い方は太い方ほどボリュームはありませんが、食感は柔らかくてよかったです。こちらも一長一短ありますが個人的には柔らかい細い方が好みです。
今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、よかったら合わせて参考にしてみてください。
今回は太い長ねぎと細い長ねぎならどちらが味や食感がいいのかを検証しました。結果は以外にもどちらも味はそんなに差はありませんでした。
また食感に関しても以外で、太い方はボリュームがあって食べ応えがある一方でややシャキシャキとした繊維感が強いのが気になりました。
一方で細い方は細い分ボリューム感がやや物足りなくはありますが、食感は柔らかいのでこれはこれで美味しかったです。細い方にもこんな良さがあるのは本当に意外でした。
むしろ柔らかい食感はかなりよかったので、店頭ではこれまで細い長ねぎよりも太いものを選んできましたが、これからは細い方の長ねぎも率先して選んで行こうかなと思います。