オクラは北アフリカ原産の野菜で、日本に入ってきたのは江戸末期で本格栽培され始めたのは1970年代からです。ねばねばした食感が特徴の野菜で栄養素も豊富です。今回はオクラの保存方法について詳しく見ていくことにします。
オクラの保存の基本や冷蔵庫での保存、冷凍庫での保存の仕方を解説し、干して乾燥させて保存する方法、作り置きのおかずにして保存する方法も紹介します。さらにおいしいオクラの見分け方や傷んだオクラの見分け方についても紹介します。
オクラはそれほど日持ちする野菜ではなく、冷蔵庫でも1週間ほどしか保存できません。長期保存したいなら冷凍保存か干して乾燥させてから保存するといいです。
オクラはアフリカ原産の野菜なので、低温下で保存すると低温障害を起こしてしまいます。オクラの保存の最適温度は7〜10℃です。保存するなら冷蔵室ではなく冷蔵庫の野菜室がいいでしょう。
最適湿度は90〜95%です。湿度がしっかりと保たれた状態が重要です。湿度を維持するためにも新聞紙で包んだりポリ袋に入れて保存するといいでしょう。オクラ以外の野菜の最適保存温度、湿度については野菜の最適保存温度と最適保存湿度についてで解説しています。
オクラは低温には弱いので保存する場合は冷蔵庫の野菜室で保存します。直接冷気に当たらないようにポリ袋に入れて軽く口をしめて保存します。これで1週間は保存ができます。
オクラをポリ袋に入れて保存することで乾燥は防げますが、密閉すると今度はオクラから出る水分で群れてしまいます。ポリ袋の口は堅く締めないで軽めにしめるようにしましょう。ちょうど下の画像のような感じです。
実際にオクラをポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存するとどのくらい鮮度は持つのでしょうか。気になったので実践してみることにしました。
さらにオクラをキッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れ、野菜室で保存する方法と、何もしないで野菜室で保存する方法も試してみて、どれが最も保存効果が高いのかも検証してみました。まずは重さの変化です。
経過日数 | そのままのオクラ | ポリ袋に入れたオクラ | キッチンペーパーとポリ袋に入れたオクラ |
---|---|---|---|
1日目 | 14.4g | 12.6g | 10.0g |
3日目 | 12.7g(-11.9%) | 12.5g(-0.8%) | 9.8g(-2.0%) |
5日目 | 11.4g(-20.9%) | 12.3g(-2.4%) | 9.1g(-9.0%) |
1週間目 | 10.0g(-30.6%) | 12.2g(-3.2%) | 9.0g(-10.0%) |
何の対策もしてない方は水分が抜けて、1週間目には重さが30.6%も減少しています。一方でキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れて保存したほうは10.0%、ポリ袋に入れた方に至っては3.2%しか減少していません。
こちらは何もしないでそのまま冷蔵庫の野菜室で保存するオクラの1日目の状態です。ハリもツヤもあり、みずみずしいオクラです。
これが1週間たつとこうなります。全体的にしわが寄ってハリがなくなり、角もくっきりしていたものがだいぶ寄れてきています。
並べてみるとこんな感じです。左は初日のそのまま野菜室で保存するオクラで、右は1週間たったものです。並べてみると色やハリつやが全然違うのがわかるかと思います。
切り口に至っては1日目と比較して1週間目では、このようにかなりしなびて縮んで来てしまっています。
こちらはポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存するオクラの1日目の状態です。こちらもハリつややみずみずしさがしっかりとあります。
これが1週間たつとこうなります。こちらは1週間たってもほとんど見た目に変化は見られません。
並べてみるとこんな感じです。左は初日のポリ袋に入れて野菜室で保存するオクラで、右は1週間たったものです。こちらは1週間たっても見た目にほとんど違いは見られません。
切り口も1日目と1週間目を比べてもほとんど変化が見られません。
こちらはキッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存するオクラの1日目の状態です。こちらもハリつややみずみずしさがしっかりとあります。
これが1週間たつとこうなります。こちらはところどころやや黒っぽい変色が見られ、ハリも少し弱まってきています。
並べてみるとこんな感じです。左は初日のキッチンペーパーとポリ袋に入れて野菜室で保存するオクラで、右は1週間たったものです。こちらはそのまま保存したものほどではありませんが、少しハリがなくなって色が黒ずんで来ています。
切り口は1日目と1週間目を比較すると、ハリやみずみずしさは維持できていますが、切り口周囲が大分黒っぽく変色してきています。
ちなみにたったそのまま保存したオクラとポリ袋に入れて保存したオクラ、キッチンペーパーとポリ袋に入れて保存したオクラを並べてみるとこうなります。そのまま保存したものはだいぶしなびれているのがわかるかと思います。
キッチンペーパーとポリ袋に入れたものも比較的ハリは維持していますが、ハリやみずみずしさ、色味が最もいいのはポリ袋に入れたものです。
また切り口を比べるとその差ははっきりしてきます。そのまま保存したものはだいぶしなびて縮んでいます。キッチンペーパーとポリ袋に入れて保存したものはハリはありますが切り口周囲が大分黒っぽくなってきています。
一方ポリ袋に入れたものは2週間たっても変色もほとんどなくハリとみずみずしさを維持しています。以外にもキッチンペーパーでは包まず、そのままポリ袋に入れて保存したものが、最も保存効果が高い結果となりました。
なお以下の動画でもポリ袋に入れて保存する方法の効果を、1日目、3日目、5日目、1週間目と検証しているので、併せて参考にされてみてください。
ちなみにしなびてしまったオクラも、再生させて再びハリや固さを取り戻すこともできます。要は水につけて戻す方法なのですが、詳しくはしなびたオクラが元通りになるの?オクラの復活術、再生術を検証しますで解説しています。
また以下の動画でもその効果を検証しています。
オクラは茹でてから冷凍保存することができます。まずはオクラを洗ってから固いへた先とガクを包丁でカットします。
次に塩をふりかけて(オクラ8本に対し小さじ1程度)両手でもんで産毛をとります。
そのまま熱湯にオクラを入れて、1分ほど茹でてから取り出して冷ましておきます。
後はキッチンペーパーなどで水けをふき取って冷凍用保存袋に入れ、金属トレイの上にのせてから冷凍庫で保存します。これで1ヵ月は保存ができます。
ちなみにオクラを茹でる場合は本当に1分がいいのでしょうか。気になったので30秒、1分、2分とゆで時間を変えてオクラを茹でてみました。ゆで時間ごとの味や食感の違いはこんな感じです。
やはり茹でるなら1分が味や食感ともに最もよかったです。。実際の詳しい検証結果についてはオクラの茹で時間は30秒、1分、2分でどれが正解?検証したら意外な結果に!でも解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
ちなみにオクラのガクをカットしたものと残したものだとどのくらい味や食感が違うのでしょうか。気になったので実際に食べ比べてみました。
ガク表面をカットしたもの、ガクの色が比較的きれいなもの、ガクの色が黒く変色しているものをそれぞれ茹でてから食べ比べて見たところ、確かにガク表面をカットしていないものの方がやや繊維質で筋っぽい食感がありました。
ただガクの色が比較的奇麗なものはそこまで繊維質な感じも強くはないので、食べる分には全然問題ありません。ただよりおいしく食べたいならカットした方がよさそうです。
詳しい検証結果についてはオクラのへた、ガクは本当に食べられないの?どこまでカットするのが正解?実際に検証してみた!でも解説しているので合わせて参考にしてみてください。
茹でた後に小口切りにして冷凍保存してもいいです。小口切りにしたオクラを冷凍用保存袋に薄く平らになるように入れて、金属トレイの上にのせて冷凍保存します。小分けにしてラップで包んでもいいです。これで1ヵ月は保存できます。
ちなみにオクラを冷凍保存するなら生のままといったん加熱調理してからだと、どちらがいいのでしょうか。こちらは生のまま冷凍して解凍したオクラです。色も鮮やかさがなくくすんでいて、味や食感もよくありません。
一方こちらは茹でてから冷凍して解凍したオクラです。色もきれいで味や食感もいいです。冷凍する場合はやはり生ではなく加熱調理してからの方がいいです。
詳しくはオクラの冷凍保存、生、茹でのどれが正解なのかを検証してみたら驚きの結果に!でも詳しく解説しているので、併せて参考にしてみてください。
ちなみにオクラは茹でる以外にもレンジで調理する方法もあります。同じ加熱調理ですがどちらがいいのでしょうか。まずこちらは茹でたオクラです。見た目にもしっとりとしています。食べて見たらしっかり柔らかく、味もおいしかったです。
一方こちらはレンジで調理したオクラです。こちらは見た目は茹でたものほどしっとりとした感じはありませんが、食べて見たらしっかり柔らかく、味もおいしかったです。若干こちらの方が味が濃い感じはありますが、気にすればという程度でそんなに差はありません。
どちらもそんなに味や食感に違いはありませんでした。レンジの場合加熱時間は100gで600Wなら1分30秒、500Wなら1分50秒です。量が増えるごとにかかる時間も増え、量が倍なら加熱時間も倍になります。
一方茹でる場合は量が増えても茹でる時間は一緒なので、量の多さで茹でるのかレンジで調理するのかを使い分けてもいいかもしれません。詳しくはオクラは茹でるのとレンジでどっちが正解?検証してみたら意外な結果に!で検証記事を上げているので合わせて参考にしてみてください。
冷凍保存の場合、長期保存ができることもあり、後になって使う際にいつ保存したのかがわからなくなることもよくあります。この際保存日を記入しておけば、いつ保存したのかを確認することができ、またあとどの程度保存ができるかを判断する目安にもなります。冷凍保存する場合は保存袋に保存日と保存した中身をしっかりと記入しておくようにしましょう。
冷凍用保存袋といえばジップロックが有名です。こちらはパック表面に保存する食品の名前と保存日を記載する項目があらかじめプリントされています。スーパーやホームセンターなどでも置いています。ネットでまとめて購入することもできます。サイズはS、M、Lとあります。
オクラを保存するときは冷凍用保存袋の空気をしっかりと抜いてから保存しましょう。空気は熱伝導率が低いので、冷凍用保存袋の中に空気が多く残っていると、その分冷気が伝わるのも遅くなります。食品の冷凍保存の基本はいかに素早く冷凍させるかです。早ければ早いほど食品の鮮度の落ちも少なくて済みます。
食品を保存する場合は保存袋になるべく薄く平らになるように広げて保存します。こうすることで冷気の伝わりも早くなり、また均一に冷凍することが出います。解凍時も素早く解凍することができます。
オクラを冷凍保存する場合、金属トレイの上にのせてから保存するといいです。金属トレイは熱伝導率が高いので、その分早く冷気を食品に伝えることができ、冷凍時間の短縮につなげられます。食品が早く冷凍出来ればその分鮮度の落ちも抑えることができます。オクラの冷凍保存についてはオクラの冷凍保存と失敗しない解凍のコツ、活用レシピも紹介でも詳しく解説しています。
冷凍した茹でたオクラは、解凍する場合は流水解凍するといいです。解凍では氷結晶が大きくなりやすいマイナス5度からマイナス1度の間と、酵素反応が起きやすい10度から40度の間の温度帯が特にダメージが出やすいといわれています。この時間帯をいかに短く通過するから鮮度を保つコツです。
流水解凍ならマイナス5℃からマイナス1度の温度帯を素早く通過することができます。以下は冷凍した茹でたオクラです。
こちらを流水解凍すると以下のようになります。触感はしっかりとハリとシャキシャキ感が残っています。
ちなみに加熱料理で使う場合は冷凍のまま直接加えるといいです。この方がより早くダメージを受ける温度帯を通過することができ、解凍による食材のダメージを抑えることができます。
オクラのおすすめの解凍方法については冷凍したオクラの解凍方法、自然解凍、流水解凍、氷水解凍のどれがいいのか検証してみたでも詳しく解説しているので、併せて参考にしてみてください。
小口切りのオクラは冷凍すると以下の画像のようにカチカチに凍ります。
食べる場合はこちらも流水解凍するといいです。時間がない時はレンジで生解凍してもいいですが、加熱しすぎないよう注意しながら解凍しましょう。
炒め物や汁物で使う場合は冷凍したままくわえてもいいです。下の画像は流水解凍した小口切りにしたオクラです。
冷凍した茹でたオクラを使ったレシピもいくつか紹介します。まずはオクラのごま和えです。材料は以下の通りです。
冷凍保存したオクラを解凍して斜め切りで半分にカットします。ボールにすり白ごま、砂糖、しょうゆを入れてよく混ぜ合わせます。
カットしたオクラを加えてよくあえて出来上がりです。
つぎにオクラのおかか和えを紹介します。使う材料は以下の通りです。
作り方はオクラを前日に冷蔵庫に移して自然解凍し、解凍したオクラを2〜3等分に切りわけます。ボールにしょうゆ、みりん、かつお節を入れてよく混ぜ、おくらを加えてよく合えたら出来上がりです。
冷凍したオクラの小口切りを使ったレシピも紹介します。今回は長いもとオクラの梅肉あえです。使う材料は以下の通りです。
作り方はまずはながいもの皮をむいて1cmサイズに角切りにします。
梅肉は刻んでおきます。
ボールに解凍したオクラの小口切り、ながいも、梅肉を入れて、しょうゆをかけてよく合えたら出来上がりです。
次も冷凍した小口切りにしたオクラを使ったレシピです。紹介するのはオクラとモロヘイヤのねばねば和えです。使う材料は以下の通りです。
オクラは前日に冷蔵庫に移して自然解凍しておくといいです。
モロヘイヤは色も変わってきて固い茎の部分はカットしておきます。まだ柔らかい部分はそのままでいいです。
鍋に水をいれ、水1リットルに対して塩小さじ1/2加えて加熱します。
沸騰したらモロヘイヤを茎の方から入れて1分、葉全体も浸して30秒茹でたらざるにあげ、さっと水洗いして水けをしぼります。
モロヘイヤを細かくみじん切りにしたらボウルに入れます。
さらにオクラと塩昆布、練りわさびも加え、めんつゆをかけてからよく混ぜ合わせます。
器に盛ってかつお節をふりかけたら出来上がりです。
あらかじめオクラを作り置きのおかずにして保存しておけば、簡単に料理に一品加えることもでき、料理時間の短縮につなげることができます。保存は冷蔵庫なら3〜4日、冷凍庫なら2週間ほど可能です。まずはオクラのめんつゆ漬けから紹介します。
作り方はまずはオクラを塩もみして産毛をとり、ガクを包丁で削ってから熱湯で1分ほど茹でます。取り出して冷ましたら2〜3cmほどの長さに斜め切りにして冷凍用保存袋に入れ、めんつゆを入れて軽くもんで出来上がりです。そのまま食べる場合は冷蔵庫で1時間ほど置いて味を染み込ませます。
次にオクラのカレー炒めについて紹介します。まずはオクラのガクを包丁で削り、塩をふって塩もみして表面の産毛をとります。水洗いしてからキッチンペーパーで水けをふき取り、たてに半分に切ります。
フライパンにサラダ油を引いて中火で熱してから、オクラを加えてこんがりするまで炒めます。そしてしょうゆ、カレー粉、塩こしょうを加えて炒め合わせれば完成です。
オクラの作り置きを冷凍保存する場合は冷蔵庫での保存なら容器に入れての保存でもいいですが、冷凍庫に保存するなら冷凍用の保存袋がいいです。こちらの方が空気を抜きやすく密閉しやすいし、平らになるように入れれば冷却も早くなります。冷凍したものを使う際は電子レンジでまずは解凍し、そのあと耐熱容器に移してレンジで温めるといいです。
オクラを干して乾物にして保存することもできます。干すことによりうまみが凝縮されます。まずは塩をふって塩もみして産毛を取ってから水洗いをします。水気をよく拭きとってから縦半分に切って、断面が上になるようにざるに並べて2〜3日ほど干します。あとは保存袋やビンなどの密閉容器に入れて冷蔵庫で保存で1ヵ月は持ちます。
使う時は水洗いした後に、ぬるま湯にいれて10分ほど置いて戻します。表面の水気をふき取ってからカレーやスープなどに使えます。オクラは干してもネバネバは健在です。
乾燥したオクラを保存しておく保存袋には後になってもいつ保存したかわかるように日付を記入しておきましょう。保存ビンならシールやラベルに日付を記入して貼っておくといいです。こうしておけば後になってもいつ保存したのかが確認でき、まだ食べられるかどうかの判断の目安にもなります。
オクラを干していると場所によっては虫や鳥に食べられてしまうこともあります。虫や鳥が寄ってきそうな場合は周囲が網で囲われた干しかごがあると便利です。これなら風通しを維持したまま虫や鳥の侵入を抑えることができます。
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オクラは冷蔵庫の野菜室で保存で3〜4日、茹でてから冷凍保存すれば1ヵ月は持ちます。また屋外で乾燥させてから保存容器に入れて冷蔵庫での保存でも1ヵ月は持ちます。オクラのめんつゆ漬けやオクラのカレー炒めなどにしてから冷凍保存した場合は2週間ほど持ちます。
保存方法 | 保存期間 |
---|---|
冷蔵庫の野菜室で保存 | 3〜4日 |
茹でてから冷凍保存 | 1ヵ月 |
冷凍保存 | 1か月 |
乾燥させて保存 | 1か月 |
作りおきにして保存 | 冷蔵保存 3〜4日 冷凍保存 2週間 |
オクラは収穫後比較的すぐに角などが黒くなりやすいのですが、それだけなら問題なく食べることができます。表面にぬめりが出たり、カビが生えていたり、異臭がしたり、触るとふにゃっとしている場合や、切ったときに中身が茶色に変色している場合は、傷んでいるので食べない方がいいです。
こちらは白カビの生えたオクラです。このように表面に白いワタのようなものが付着しています。
カットするとこんな感じです。中も赤くなって傷んで来ているのがわかるかと思います。ちなみに白カビの生えたオクラが食べれるのかどうかについてはオクラに白カビが!まだ食べれるのかどうか検証してみたら意外な事実が!でも詳しく取り上げているので、併せて参考にしてみてください。
オクラを長持ちさせるならまずは鮮度のいいものを選ぶことが大事です。オクラは緑色が鮮やかではりつやがあり、全体を産毛で密に覆われているものがいいです。成長しすぎるとおいしくないので大きすぎないものを選びます。角のあるオクラは角がはっきりしたもの、へたの切り口はみずみずしいものも良品です。
手に取ってみて他よりも重たいもの、カットした際に種が大きすぎないものも鮮度のいいオクラです。オクラの詳しい見分け方についてはおいしいオクラの見分け方・選び方で解説しています。
また下の動画でもオクラの見分け方・選び方を解説しているので合わせて参考にしてみてください。
オクラは常温での保存には向いていません。キッチンペーパーで包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存なら3〜4日ほど保存できます。塩もみして茹でてから冷凍保存すれば1か月ほど持ちます。
天日で2〜3日ほど乾燥させた後に保存袋に入れて冷蔵庫で保存すれば1ヵ月は持ちます。ほかにも作り置きのおかずにして冷凍庫での保存で2週間は持ちます。