よく行くスーパーで、果肉の一部が茶色に変色したパプリカを見かけました。見るからに鮮度の落ちたパプリカですが、まだ食べられるのかどうか気になったので、今回はあえてこの茶色に変色したパプリカを購入してみました。
まずは外側から見た様子です。全体ではありませんが、一部が茶色に変色しているのがわかるかと思います。また表面もややしわが寄っていて、鮮度が落ちてハリがなくなってきているのがわかります。
変色した部分を指で押してみると、他の部分とは違い柔らかくなっていました。
次に半分にカットしてみます。カットするとこのように変色は果肉の内側にまで届いています。さらに黒いカビのようなものも生えています。
匂ってみたのですが腐ったようなにおいや、カビの匂いはしなかったのですが、さすがに黒い斑点まで出てきているので、食べるのはやめておくことにします。
とりあえずこの変色した部分は少し周りも余分に大きめにカットして取り除くことにします。こちらは変色した部分をしっかりとカットしたパプリカです。ややハリはなくなっていますが、色はきれいで特に傷んだ様子は見られません。
食べやすいようにこのようにカットしました。で実際に食べて見たところ、特に腐ったような感じはなく、普通にパプリカの味がしておいしくいただけました。翌日になってお腹を壊すようなこともありませんでした。
ただやや味は薄めな気がしました。やはりしわも寄って鮮度も落ちている分、味も落ちてきてはいるようです。
火を通せばより安心なのではと思い、牛肉と一緒に炒め物しました。牛肉100gと砂糖、酒、みりん、しょうゆをそれぞれ大さじ1弱加えて甘辛炒めにしました。
食べて見たところ普通のパプリカで作ったものと特に違いはなく、おいしかったです。
今回は一部が茶色に変色してしまったパプリカが食べられるかどうかを検証しました。変色した部分はカットしてみると傷んでいるのがよくわかったので、しっかりとカットしました。残りの奇麗な部分は食べても特に問題はありませんでした。
なのでもし長期保存などでパプリカが茶色に変色してしまった場合は、変色した部分をしっかりとカットして、残りの奇麗な部分を炒め物などに利用するといいです。