生活知恵袋
HOME > 食材の見分け方・選び方 > さつまいもの見分け方・選び方、おいしさと鮮度を見分けるコツを紹介!

さつまいもの見分け方・選び方、おいしさと鮮度を見分けるコツを紹介!




さつまいもの画像


はじめに


さつまいもといえば焼き芋にして食べたり、蒸しいもや煮物、てんぷら、きんとん、菓子など様々な料理に使われます。さつまいもを使ったおいしい料理を作りたいなら、まずは鮮度のいいおいしいさつまいもを選ぶことが大切です。そこで今回はおいしいさつまいもの見分け方、選び方について詳しく見ていきます。

さつまいもの旬や種類について見ていき、さつまいもの色や見た目、重さで身の分け方、カットした際の見分け方などを解説します。さらに傷んださつまいもの見分け方やさつまいもに含まれる栄養素などについても見ていきます。







さつまいもを旬で選ぶ


さつまいもの旬

出荷量が多く味がいいのは冬

さつまいもは通年で回りますが旬は9月から11月です。鹿児島県の生産量が最も多く、次いで茨城や千葉、徳島、宮崎なども多いです。鹿児島県は生食用だけでなく、焼酎などの醸造用品種も多いです。


甘みが増すのは1月2月

さつまいもは貯蔵により熟成されて甘みが増します。さつまいもの旬は9月から11月ですが、貯蔵による熟成で甘みが増すのは1月から3月ごろです。



さつまいもの種類での見分け方・選び方


原産地は中南米

さつまいもの原産地は中南米で、紀元前から栽培されてきました。コロンブスによってヨーロッパに持ち込まれ、その後アジアへも広がっていきました。日本には1597年に中国から宮古島に伝わり、当初は「唐いも」と呼ばれていました。その後、薩摩さんのさつまいもが全国に広がったことから「さつまいも」と呼ばれるようになりました。


さつまいもの種類

さつまいもにはさまざまな種類があります。品種によって皮色は赤紫、紅、黄、白などに、肉色は紫、橙、黄、白などに分かれます。日本では皮は赤紫、肉色は黄色や黄白色のものが多いです。以下で日本での主な品種をいくつか紹介します。

種類見た目味とあう料理紹介
べにあずま皮は赤紫、肉色は鮮やかな黄色粉質で加熱すると甘みが増す。焼き芋に最適。煮崩れしにくいので煮物にも。関東地方の代表的な品種
鳴門(なると)金時皮は紅色で、肉色は淡黄上品な甘さがある西日本の代表的な品種
安納芋皮は薄紅で、肉色は橙甘みが強く、焼くとねっとりクリーミーに鹿児島県種子島特産
黄金千貫皮は黄色、肉色は白さらりとした甘みとねっとりとした食感。でん粉や焼酎の原料に。南九州
パープルスイートロード皮は紫で、肉色も紫甘みがたっぷりで従来の紫芋よりも味がいいと評判-



さつまいもの甘さや糖度の見分け方・選び方


切り口からみつが出ている

さつまいもの甘さや糖度は品種による違いも大きいのですが、同じ品種でもより甘いさつまいもを見分ける方法はあります。まずはさつまいもの切り口を見てみてください。下の画像のように切り口から黄色のみつが染み出ているものは特に糖度が高いので、見つけた際は選んでみてはいかがですか。

さつまいもの切り口から蜜が出ている


皮からにじみ出る黒い蜜の跡

ほかにも皮から黒いシミのような染み出た蜜の跡がみられるものも糖度が高いです。だいたい黒い蜜の跡が見られるさつまいもは、同時に切り口からも黄色い蜜が染み出ていることが多いので、この二つを確認してみるといいです。

皮からにじみ出る黒い蜜のあと



さつまいもの色や見た目での見分け方・選び方


色が鮮やかで色ムラがない

さつまいもは皮の色が鮮やかで、色にムラのないものが良品です。

さつまいもの色鮮やかで色ムラがない


黒い斑点や傷がない

黒い斑点や傷の少ないものを選びましょう。黒い斑点は貯蔵時の低温障害で起きるものなので、味は落ちます。


見た目がふっくらとしている

見た目が細めの物よりもふっくらとしているものの方が、生育環境がいい証拠です。選ぶなら紡錘形(円柱状で真ん中が太い)のものがいいです。また極端に曲がっているものも避けた方がいいです。

さつまいもの見た目がふっくらとしている


凸凹が少なくなめらか

でこぼこが少なく肌がなめらか物がいいです。


毛穴が深くひげ根が固いものは避ける

さつまいもの毛穴が深く、ひげ根が固いものは、繊維が多いので避けましょう。

さつまいもの毛穴がそれほど深くない



さつまいもの重さでの見分け方・選び方


ずっしりと重たい

さつまいもはずしりと重みのあるものが良品です。



さつまいもの重さはどのくらい?

さつまいもは持ってみてその重量感などからも鮮度の良しあしを判断できますが、では実際さつまいもはどのくらいの重さなのでしょうか。そこで実際にさつまいもの重さをはかってみることにします。検証したのは縦は18.2cm、横5.2cmのさつまいもです。

さつまいも1本の大きさ

このサイズでの重さは210.4gでした。さらにさつまいもの重さは1本、1個で何グラム、大きさやカロリーは?ではさつまいもの様々なサイズでの重さやカットした際の重さ、100g分の分量なども検証しています。

さつまいも(通常)1本の重さは210.4g



カットしたさつまいもの見分け方・選び方


カット済みのものは切り口をチェック

さつまいもはカットして売られていることは珍しいですが、調理の際に断面を見て鮮度を確認することはできます。その際切り口がみずみずしいものほどいいです。素が入っているものは古くなってきています。

以下ではさつまいもの見分け方・選び方をドアップの映像で動画で解説しているので、併せて参考にしてみてください。




傷んで腐ったさつまいもの見分け方


さつまいもは傷んでくると水分が抜けてしわしわになり、触ってもぐにょっとなります。また表面がべとべとしたり、酸味のある匂いや異臭がしたりします。表面に白カビや青カビなどができることもあります。こうした状態のさつまいもはすでに傷んでいるので食べるのはやめましょう。

カットすると断面に黒い斑点が現れることがあります。これは低温障害によるものです。食べられないことはありませんが、味は落ちるのでその部分はカットして使うといいです。




さつまいもの保存方法


常温で保存

おいしくて鮮度のいいさつまいもを見分けたとしても上手に保存しないと鮮度が落ちておいしさも激減してしまいます。そこでさつまいもの保存方法についても解説します。さつまいもは冷暗所でも1か月ほど保存ができます。新聞紙で包んで紙袋や段ボール箱に立てかけて保存するといいです。

さつまいもを新聞紙で包んで紙袋に入れて保存


冷蔵庫で保存

さつまいもは冷蔵庫でも保存できます。乾燥しないように新聞紙で包んでポリ袋に入れ、軽く口を閉めて冷蔵庫の野菜室で保存します。これで2ヵ月は持ちます。さつまいもの保存方法全般についてはさつまいもの保存方法と保存期間、長持ちのコツで解説しています。

さつまいもを新聞紙で包んでポリ袋に入れて保存


さつまいもの栄養素について


食物繊維が豊富

さつまいもには腸の働きを促進して便通を促す食物繊維のセルロースや樹脂成分のヤラピンなどが豊富に含まれます。


その他の栄養素

さつまいもには高血圧の除圧効果のあるカリウムも豊富に含まれます。

栄養素 さつまいも1本210g中の含有量 成年男性の1日の目標量 成年女性の1日の目標量
カリウム 798mg 3000mg 2600mg


ビタミンCも豊富

他にもビタミンCも豊富に含まれます。ビタミンCは体を老化や酸化から守る抗酸化物質の一つで、肌のはりや弾力を担うコラーゲンの合成にもかかわります。

栄養素 さつまいも1本210g中の含有量 成年男性の1日の推奨量 成年女性の1日の推奨量
ビタミンC 52mg 100mg 100mg



チェックの大まかな流れ


最後にさつまいもを見分ける際に、チェックするポイントをまとめてみます。まずはさつまいもを見て色が鮮やかで色ムラがないもの、黒い斑点や傷がないものがいいです。

また見た目がふっくらとしているもの、凹凸が少なくなめらかなもの、毛穴のくぼみが浅いものを選びましょう。持ってみてズシリと重みを感じるものも良品です。

さつまいものチェックの流れ
  • 色や見た目での見分け方
    • 色が鮮やかで色ムラがない
    • 黒い斑点や傷がない
    • 見た目がふっくらとしている
    • 凹凸が少なくなめらか
    • 毛穴は浅く、ひげ根も固くない
  • 重さでの見分け方
    • 持ってみてズシリと重みがある




※参考書籍
からだにおいしい野菜の便利帳
もっとからだにおいしい野菜の便利帳
新・野菜の便利帳 おいしい編
新版食材図典
野菜のソムリエ




公開日 2019/04/06


この記事が気に入ったらフォローをお願いします。

最新情報をお届けします。

 


この記事を書いた人

kain

kain

生活知恵袋管理人のkainです。2002年より当サイトを運営。野菜を中心に食品に関する見分け方や保存方法などを、実際の検証とともに解説した記事を多数執筆。光熱費や水道代の節約、衣服や住まい、掃除に関する豆知識も紹介。

>> 詳しくはこちら

  



その他の根菜野菜の見分け方・選び方


かぶの見分け方・選び方、鮮度が良い悪いで比較!え、こんなに違うの?
かぶの見分け方・選び方、鮮度が良い悪いで比較!え、こんなに違うの?
おいしいごぼうの見分け方・選び方
おいしいごぼうの見分け方・選び方
おいしい里いもの見分け方・選び方
おいしい里いもの見分け方・選び方
おいしいじゃがいもの見分け方・選び方
おいしいじゃがいもの見分け方・選び方
おいしいしょうがの見分け方・選び方
おいしいしょうがの見分け方・選び方
おいしい大根の見分け方・選び方
おいしい大根の見分け方・選び方
おいしいたまねぎの見分け方・選び方
おいしいたまねぎの見分け方・選び方
おいしいつくね芋(やまといも)の見分け方・選び方
おいしいつくね芋(やまといも)の見分け方・選び方
おいしいにんじんの見分け方・選び方 おいしいにんじんの見分け方・選び方


その他の食品群の見分け方・選び方




















食材の見分け方と保存法
食品の重さをチェック
食品の数え方・単位の大百科
珍しい野菜、果物の特徴や使い方を解説
いろはに香辛料
調味料の役割








Copyright(C)2002 kain All Rights  Reserved