しいたけには傘が開いているものもあれば巻き込んでいるものもあります。選ぶ際はどっちがいいのでしょうか。
気になったので今回傘の開いたしいたけと巻き込んでいるしいたけを実際に食べ比べてみて味や食感に差があるのかどうかを検証してみることにします。
ちなみに先に調べてみたところしいたけは時間がたつほど傘が開いてくるそうです。なので傘が巻き込んでいるものほど鮮度がいいことになります。
ただ味や食感にも違いが出るのかどうかはわからないので実際に食べてみることにします。
それからしいたけも種類や生産者によって味や食感も変わってくるので、こうした差が出ないように今回は同じ棚に並んでいて同じ生産者の作ったしいたけで、傘の開いたものと巻き込んだもので検証してみることにします。
まずはこちらが傘が開いているしいたけです。このようにだいぶ開いています。
一方こちらは傘の縁が巻き込んでいるしいたけです。こちらは内側にかなり巻き込んでいます。
こちらを焼いてから食べ比べてみます。まずはそれぞれのしいたけの軸をカットします。さらに軸は汚れている先の方をカットして縦に半分に切ります。
フライパンにサラダ油を引き、しいたけの傘の裏側を上にしておきます。傘を裏側を下にしておくと焼いた時に出るエキスが漏れ出てしまいます。軸も並べて一緒に炒めます。
あとはふたをして焦げないように弱めの中火でじっくりと焼いていきます。
傘の裏側からしっかりとエキスがにじみ出てきたら火を止めます。
それではそれぞれ食べ比べてみます。こちらは傘が開いていたしいたけを炒めたものです。食べてみましたがしっかりとシイタケの味や風味がしておいしかったです。軸も同様にしっかり味と風味があっておいしかったです。
こちらは傘の縁が巻き込んでいるしいたけを炒めたものです。食べてみましたがこちらもしいたけの味や風味がしっかりあっておいしかったです。軸も同様においしかったです。
正直食べ比べてみましたが味や風味については特に大きな差は感じませんでした。鮮度の差はあるのかもしれませんが、味や風味にはそこまで影響しないようです。
今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、よかったら合わせて参考にしてみてください。
今回はしいたけは傘が開いているものと巻き込んでいるものだと味や食感に差はあるのかどうかを検証しました。結果は意外にも両者に味や食感の差は感じませんでした。なので選ぶ場合はそこまで気にしなくてもいいのかもしれないです。
ただ鮮度の差はあるので、保存のことまで考えるならより長持ちしそうな傘が巻き込んでいるものの方を選ぶといいです。すぐに使う予定ならどちらでもいいのではないでしょうか。