袋詰めでまとめて売っていたそら豆を茹でてから保存しようと、一つずつさやから豆を取り出していたのですが、その中の一つがこんな感じで豆が真っ黒に変色していました。
今回はこちらが食べられるのかどうかを検証してみることにします。
まずはこちらが中の豆が黒く変色してしまったそら豆のさやです。ちょうど変色した豆があるあたりがやや黒っぽく変色してきています。変色がさやの外側部分にまで出てきていたようです。
ちなみにさやを開くとこんな感じです。そら豆が真黒く変色しているのがわかるかと思います。さらに変色が白いふさふさしたさやの内側部分にまで広がっています。
調べたら黒くなるのは豆が酸化してきているからだそうです。さすがにこの見た目で食べるのには抵抗があります。
通常はこうした黒くなったそら豆は捨ててしまいますが、今回は何とか食べれないかいろいろ考えてみることにしました。
まず黒い変色がどの程度進行しているのかを確認するため、半分にカットしてみました。カットしてみると意外にも変色しているのは豆の表面部分だけのようです。
そら豆は固い外皮の中に柔らかい豆が入っているので、とりあえず外皮部分をはいでみることにしました。こちらは外皮をはいだものです。
残念ながら中の豆にも黒い変色が進行しているようです。しかしながら見たところやはり黒い変色はこのように豆の表面部分だけなので、包丁で丁寧にこの表面部分をカットしました。
こちらはカットしたものですが、このように残りはきれいな緑色をしています。これなら食べれそうです。
そこで通常のそら豆と同じように鍋に水と塩を加え沸騰させてから、2分ほど茹でてみました。
こちらは茹でたものです。
気になる味の方ですが、食べて見たところ特に苦味などもなく、通常のそら豆と同じ甘くておいしい味がしました。
今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、合わせて参考にしてみてください。
今回は真っ黒に変色してしまったそら豆は、まだ食べられるのかどうかを検証してみました。
黒く変色してしまったそら豆ですが、半分にカットしてみて、変色が表面におさまっている程度なら、その部分をしっかりとカットすれば、残りは問題なく食べることができます。
実際食べて見てその後翌日おなかを壊すというようなこともありませんでした。もしそら豆が黒く変色してしまった場合は、今回の検証を参考にしていただけると幸いです。