トマトは熟していない緑のものだと熟させるために常温で保存しますが、基本は冷蔵庫の野菜室で保存します。冷凍保存すれば長期保存も可能です。また乾燥させてドライトマトにしたり、加工してケチャップやトマトソースにして保存することもできます。
ここではトマトの常温保存、冷蔵保存、冷凍保存の各方法と、乾燥させて保存する方法、加工して保存する方法について詳しく見て行きます。
枝についたまま赤く熟したトマトのほうが栄養素も高く、味もおいしいのですが、店頭に並ぶトマトの多くは、日持ちなどを考えてまだ青い状態で収穫されたものが多いです。収穫後も15度〜25度の温度下であれば、追熟といって赤く熟していきます。
したがって実がまだ青いトマトは常温下で保存します。糖度は熟した段階で決まるので、甘みの方は追熟でも期待できますが、栄養価はやはり熟してから収穫したものには劣ります。
ちなみにこちらはまだ実の青いトマトです。こちらを室内で常温保存して追熟してみることにします。
こちらは8日間たったものです。このようにしっかりと追熟して真っ赤になっているのがわかるかと思います。赤く追熟したらそのあとは冷蔵庫の野菜室で保存するといいです。
ちなみに断面はこんな感じで中までしっかりと赤くなっています。食べても柔らかくて酸味と甘みのあるトマトでした。
青いトマトを実際に常温で追熟した検証結果については青いトマトを常温保存で追熟させたら何日で赤くなるの?リンゴと一緒がいいの?実際に検証してみた!でも詳しく解説しているので、併せて参考にしてみてください。
トマトは5〜10度の冷蔵庫の野菜室が保存に適していますが、14度以下の冷暗所での保存も可能です。直射日光が当たらず、風通しがよく、湿気がこもらない場所で一つ一つ新聞紙かキッチンペーパーで包み、かごやバスケットにいれて保存します。4〜5日は保存が可能です。
夏場は外気も高く、赤く熟したトマトを常温で保存するには適していません。冷蔵庫で保存しましょう。実際夏場にトマトを常温保存するとどうなるのでしょうか。試しに10日ほど常温保存してみました。見た目はこのようにそんなに変化はありませんでした。
しかしながら食べて見たところ、だいぶ味は落ちていました。夏場でも保存はできないことはありませんが、味は大分落ちてしまうようです。
くわしくはトマトは夏に常温保存しちゃダメなの?検証してみたら意外な結果に!で解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
赤く熟れたトマトは冷蔵庫で保存します。赤いトマトの場合、常温下だと逆に2、3日で栄養素の30%が失われてしまいます。冷蔵庫の保存ですが、2週間はもちます。保存の仕方はトマトがくっつかないように並べ、ポリ袋の中に入れて口を軽く閉めて保存します。トマトは重なり合うとその部分から早く悪くなるのでくっつかないように並べるのが大事です。
トマトの保存は基本的には下向きでも上向きでもそれだけではそんなに味や食感に違いはありません。ただへた側の方が平たいので、下向きにした方が安定感は増します。
こちらはトマトを上向きにして保存したものと下向きにして保存したものを並べたものです。このように特に違いはありませんでした。
こちらの検証についてはトマトを保存するならヘタは上向き、下向きどっちが正解?検証してみたら意外な結果に!でも詳しく解説しているので、併せて参考にしてみてください。
トマトをポリ袋に入れて保存することで乾燥は防げますが、密閉すると今度はトマトから出る水分で群れてしまいます。ポリ袋の口は堅く締めないで軽めにしめるようにしましょう。ちょうど下の画像のような感じです。
トマトは5℃以下の環境で保存すると低温障害を起こすので冷やしすぎには注意が必要です。低温障害では実がぶよぶよとしてはりがなくなり、食感や風味も落ちます。
冷蔵庫の庫内は0〜5℃の環境なので、保存するなら5〜10℃の野菜室で保存するといいでしょう。さらに冷えすぎないようにポリ袋や保存袋などにいれて保存します。
実際に冷蔵庫の冷蔵室で保存するとどうなるかを、野菜室で保存した場合と比較しながら検証してみました。冷蔵室で保存した方は少し身がへこんだ部分が見られます。食べた感想も若干ですが冷蔵室よりも野菜室で保存した方が味はよかったです。
実際にトマトをポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存した場合、どのくらい鮮度は持つのでしょうか。気になったので実践してみることにしました。比較のために何もせずそのまま野菜室で保存した場合も一緒に検証しました。結果は以下の通りです。
経過日数 | そのまま保存したトマト | ポリ袋に入れて保存したトマト |
---|---|---|
1日目 | 136.4g | 100.0g |
3日目 | 134.9g(-1.1%) | 99.6g(-0.4%) |
1週間目 | 132.6g(-2.8%) | 99.5g(-0.5%) |
2週間目 | 129.1g(-5.4%) | 99.0g(-1.0%) |
何の対策もしてない方はやや乾燥が進み、2週間目には重さが5.4%減少しています。一方でポリ袋に入れて保存したほうは1.0%減で済んでいます。
やはり乾燥対策にはポリ袋に入れて保存するのが大事なようです。
こちらは何もしないでそのまま野菜室で保存したトマトです。へたの方は大分しなっと乾燥しています。ただ赤い実の方はそこまで変化はありません。
並べるとこんな感じです。左は初日の状態で、右は2週間たったものです。並べてみるとへたの違いと赤い実がそこまで変化していないのがわかるかと思います。
ただ一部の身の表面がこのように指で押さえると柔らかくなってきている部分があります。
こちらはポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存したトマトです。実の方もしっかりとハリがあり、へたもしなびれることなくハリを維持しています。
並べるとこんな感じです。左は初日の状態で、右は2週間たったものです。ほとんど変わっていないのがわかるかと思います。
そのまま保存したトマトとポリ袋に入れて保存したトマトを並べるとこんな感じです。へたのハリ具合が全然違うのがわかるかと思います。
こちらはこのように指で押してみてもしっかりとハリがあります。
こちらもそのまま保存したトマトと並べるとこんな感じです。押した時のハリ具合の違いが判るかと思います。
なお以下の動画でもポリ袋に入れて野菜室で保存する方法の効果を、1日目、3日目、1週間目、2週間目と比較しながら検証しているので、併せて参考にしてみてください。
トマトはそのままで保存した方が長持ちするもので、カットするとどうしても鮮度の落ちも早くなります。さらにカットしたトマトをそのまま何もせずに野菜室で保存すると5日目には以下の画像のようにかなり乾燥してしまいます。
一方でまずはこのようにラップで包みます。
これをポリ袋に入れて保存すれば、5日目でも以下の画像のようにしっかりと鮮度を保てます。詳しくはカットしたトマト、使いかけで余ったトマトの保存法が本当に効果があるのかを検証してみたで解説しています。
トマトはそのまま冷凍保存も可能です。冷凍保存する場合は冷凍したままでもすぐに使えるように先にへたの部分は包丁で切り取っておきます。あとは冷凍保存用のパックに入れて冷凍保存します。
密閉できるよう気があればそれでもかまいません。冷凍したトマトはトマトソースや、ミートソース、煮物料理などに利用するといいでしょう。トマトを冷凍保存するなら1ヶ月は保存が可能でしょう。
生のままざく切りにして冷凍用保存袋に入れて冷凍してもいいです。使う時は煮物や汁物、トマトソース、ミートソースなどに利用するといいでしょう。ミートソースやトマトソースで使う場合は先に湯むきをしてからざく切りにするといいです。
手順はまずはトマトのへたを包丁で切り抜いた後、ざく切りにします。これを保存袋に入れて塩を軽くもんで全体を混ぜてから、平らにして金属トレイの上に乗せて冷凍保存します。これで1ヵ月は持ちます。
ついでですが、生のトマトの皮むきの方法であるトマトの湯むきについても紹介します。トマトのへたをとって、反対側に十字の切れ目をつけます。切れ目を入れておくことでお湯の中に入れた状態で切れ目の部分から皮が自然と開いてきます。
そして穴あき玉じゃくしなどに乗せて沸騰したお湯の中に20秒から40秒つけます。
すると下の画像のように十字に切れ目を入れたあたりへと自然と皮がむけていきます。あとはさっと取り出し水につけ、すぐに十字につけた切れ目の部分から皮をむいていきます。皮は簡単に向けます。
加熱したくないときは包丁の峰で上から下に全体にこすります。この作業をすることで簡単に皮がむけます。あとはももをむく要領でむいていきます。
多くの野菜では冷凍は生よりも茹でたりレンジで加熱してから冷凍した方が、冷凍後の味や食感はよくなります。なのでトマトも加熱調理してから冷凍した方がいいのかどうかは気になるところです。
そこで実際に生で冷凍したトマトと、レンジで加熱してから冷凍したトマトを食べ比べて見て味や食感がどの程度ちがうのかを検証してみました。
まずはそれぞれ冷凍したトマトをすりおろしてシャーベット状にして食べてみました。食べてみたところ意外なことに生の方がしっかりと酸味があっておいしかったです。
次にそれぞれ加熱調理して食べてみることにします。冷凍したトマトをこのように包丁で荒めに刻んで鍋に入れます。
このままドロドロになるまで煮詰めます。
こちらもそれぞれ食べ比べてみましたが、加熱調理した場合はそのまますりおろしたものと違って、レンジで加熱してから冷凍した方でもしっかりと酸味が出てトマトの風味もあっておいしかったです。
なので加熱調理で使う場合は生で冷凍しても、レンジで加熱してから冷凍してもどちらでもいいです。ただ冷凍前にレンジで加熱する手間を考えるとやはり生での冷凍がおすすめです。
冷凍保存では長期保存がきくためついつい使い忘れてしまい、後になっていつ保存したのかがわからなくなるなんてこともありがちです。そこで保存袋に保存した日にちと保存した中身をしっかりと記入しておくと、後になってもいつ保存したのかがすぐ確認できて便利です。
ちなみに冷凍用保存袋といえばジップロックが有名ですが、こちらはあらかじめ保存袋の表面に日付や保存する食材名を記入する欄がプリントされています。ジップロックはS、M、Lとサイズがあり、スーパーやドラッグストアなどでも売っていますが、ネットでまとめて購入することもできます。
野菜の冷凍保存のコツは急速冷凍させることです。早く冷凍させればさせるほど素材の傷みを抑え鮮度を残すことができます。金属トレイは熱伝導率が高いので、その上にトマトをのせることで素早く冷凍させることができます。
食品の冷凍で大事なのはいかに早く冷凍するかですが、そのためにも保存する際は食材をなるべく薄く平らにして保存しましょう。こうすると素早く均一に冷凍することができます。また解凍時の時間も短縮することができます。
トマトを保存袋に入れて冷凍保存する場合は、保存袋内の空気はしっかりと抜きましょう。空気は熱伝導率が低いので、空気が残ってるとその分冷却にかかる時間も長くなります。トマトの冷凍保存についてはトマトの冷凍保存と失敗しない解凍のコツ、活用レシピも紹介でも詳しく解説しています。
トマトを丸ごと1個冷凍すると以下の画像のようにカチカチに凍ります。
食べる際は自然解凍や流水解凍はあまり適していません。以下の画像は流水解凍した冷凍トマトです。生のトマトのような張りや弾力はなく、水分も大分流出してしまいます。
使うなら後述する冷凍のままトマトソルベにするか、カットしてからトマトソースや煮物、汁もの、炒め物などにするといいでしょう。
冷凍のまま使う場合はこちらも後述しますが冷凍のままさっと流水にさらして皮をむいてからカットするといいです。
皮をむいた冷凍トマトだと実への包丁の入りもよく、そんなに力を入れなくてもこのようにカットできます。
これをこのように細かく刻んで鍋に入れて煮物料理や汁物などに使うと、火もすぐに入って加熱時間に時間をかけなくて済みます。
ちなみにトマトは生のまま冷凍すると解凍した時に酸味が強くなります。冷凍したトマトと生のトマトをそれぞれ煮込んだ時に味がどうなるかをそれぞれ比べたものです。
このようにトマトは生のまま冷凍すると酸味が強く出るので、トマトの酸味が好きな方は煮込み料理や汁物などで冷凍のトマトを使うといいです。
生のままトマトを丸ごと冷凍すると味や食感がどうなるかについてはトマトを生のまま丸ごと1個冷凍・解凍したら味や食感はどうなる?検証したら驚きの結果に!でも詳しく検証しているのでこちらも参考にしてみてください。
後冷凍トマトを使ったレシピを一つ紹介します。今回紹介するのはトマトソルベです。ソルベとはフランス語でシャーベットという意味です。
作り方は簡単で冷凍トマトの皮をむき、おろし器ですりおろしてから、オリーブ油と塩を加えてスプーンで混ぜ合わせるだけです。サッパリとした酸味とうまみで食後のデザートにも食間の口直しにも最適です。
冷凍したトマトは流水にさらすか水につけるだけで、簡単に皮がぺろりと向けます。ちょうど下の画像のように皮がめくれてすぐにはがすことができます。料理で皮をむいて使いたいときには非常に便利です。
ちなみに下の動画は冷凍トマトの皮をむく様子です。動画のように簡単に皮がむけます。
トマトのざく切りは冷凍すると以下の画像のようにカチカチに凍ります。
食べる際は前日に冷蔵庫に移して自然解凍するといいです。炒め物や汁物、トマトソースや煮物などで使う場合は冷凍したままくわえてもいいです。下の画像は冷蔵庫で自然解凍したトマトのざく切りです。
冷凍したざく切りのトマトを使ったレシピも紹介します。今回はスペイン風トマトスープです。使う材料は以下の通りです。
作り方はまずは鍋にオリーブ油をひきにんにくのみじん切り香りが立つまで炒めます。
つぎに冷凍のままトマトのざく切りをしんなりするまで炒めます。
そして水と固形コンソメを加えて弱火で5分ほど煮込みます。
塩、こしょうで味を調節して、卵を割り入れます。半熟加減になったら火を止め器に持り、乾燥の刻みパセリをふりかけて出来上がりです。
トマトは乾燥させると味や香りが凝縮してより濃厚な味わいとなります。トマトを輪切りにし、プチトマトなら半分に切って種を取り、キッチンペーパーで水分をふき取ります。オープンシートを敷いた天板にトマトを並べてオーブンの低温(140℃)で1時間ほど過熱します。
これでドライトマトの完成です。冷めたら保存袋にいれて冷蔵庫で1か月ほど保存ができます。ドライトマトはそのまま食べてもいいし、パンに乗せたり、パスタや煮込み料理に加えてもいいです。
冷凍保存のところでも書きましたが、乾燥させて保存する場合も長期保存が可能なので、後になっていつ保存したのかがわからなくなると、まだ保存ができるかどうか判断しづらくなります。こちらも保存袋には保存した日をしっかりと記入しておくようにしましょう。
ドライトマトを瓶に詰め、にんにくや赤唐辛子を加えてオリーブオイルで浸してオイル漬けにしてもいいでしょう。パスタソースなどに利用できます。保存は冷蔵庫で2週間ほど可能です。
保存方法 | 保存期間 |
---|---|
ドライトマトにして冷蔵保存 | 1ヵ月 |
オイル漬けにして冷蔵保存 | 2週間 |
トマトソースやトマトケチャップなどに加工して保存しておくことも可能です。手間はかかりますが様々な料理に使えて料理の幅も広がります。湯むきしたトマトを使うので、まずはトマトの湯むきの仕方については上記のトマトの冷凍庫での保存でも解説しています。
使う材料は以下の通りです。
まず湯むきしたトマトをざく切りにし、玉ねぎもみじん切りにして鍋に入れます。塩、三温糖、ローリエも加えて中火にかけ、煮立ったら弱火にします。途中木べらでトマトをつぶしながら、半分の量になるまで煮込みます。最後にお酢を加えてさらに10分ほどにて出来上がりです。ローリエを取り出して瓶に詰めて冷蔵庫で保存で1か月ほど持ちます。
使う材料は以下の通りです。
トマトをまずは湯むきします。そしてニンニクと玉ねぎをみじん切りにします。鍋にオリーブオイルを入れて中火で熱し、ニンニクと玉ねぎを入れ炒めます。粗刻みしたトマトとコンソメ顆粒を入れて20〜30分ほど煮込みます。最後に塩を加えて味付けして完成です。瓶に詰めて冷蔵庫で保存すれば1週間ほど保存が可能です。冷凍保存袋にいれて冷凍保存すれば1か月は持ちます。
冷凍保存では1時間ほど置いて完全に凍る前にいったん冷凍庫から取り出し、4等分に折って、さらに折り目の溝を指で少し広げてしっかりと4つに分けておくと、こまめに使う際に便利です。最初からラップで4つに小分けして保存してもいいです。
トマトソースはパスタやハンバーグ、ピザやラザニア、ロールキャベツやオムレツ、ミネストローネやその他煮込み料理など様々な料理で使えます。
保存方法 | 保存期間 |
---|---|
ケチャップにして冷蔵保存 | 1ヵ月 |
トマトソースにして保存 | 冷蔵1週間、冷凍1ヵ月 |
トマトは緑のトマトは常温で追熟させますが、基本は冷蔵庫の野菜室で保存します。冷蔵庫では1週間ほど保存ができます。そのまま冷凍庫で保存することもできます。冷凍庫では1か月ほど保存できます。乾燥させたものを冷蔵庫で保存すればこちらも1か月ほど保存ができます。
トマトケチャップやソースにして保存もできます。ケチャップなら冷蔵庫で1ヵ月、ソースなら冷蔵庫で1週間ほど保存ができます。
保存方法 | 保存期間 |
---|---|
冷蔵保存 | 2週間 |
切ったトマトを冷蔵保存 | 5日 |
冷凍保存 | 1ヵ月 |
ドライトマトにして冷蔵保存 | 1ヵ月 |
オイル漬けにして冷蔵保存 | 2週間 |
ケチャップにして冷蔵保存 | 1ヵ月 |
トマトソースにして保存 | 冷蔵1週間、冷凍1ヵ月 |
上手に保存すれば長期保存もできるトマトですが、傷んで腐ってくるとどうなるのでしょうか。まずは徐々にぶよぶよになってきます。多少柔らかい程度ならまだ食べられますが、気になるならトマトソースや煮込み料理など加熱料理で使うといいです。
さらに傷んで腐ってくると皮が破けそこから白いカビが生えてきたり、皮が黒くなってきます。匂いも通常のトマトとは違う独特の酸っぱい匂いがしだします。こうなるともう食べれません。
ちなみにこちらは白カビが生えてしまったトマトです。このようにトマト表面に真っ白なカビが付着してきます。白カビが生えたトマトがまだ食べられるのかどうかについてはトマトに白カビが!まだ食べられるの?実際に食べて検証してみた!で詳しく検証しているので、併せて参考にしてみてください。
トマトを長く保存したいなら買う段階で鮮度のいいものを選ぶことも大切です。トマトはまずは球形で角ばっていないものを選びます。そして全体的に均一な赤色をしていてヒビなどが入っていないかも重要です。トマトの水分はへたから先にしなびてくるので、青々とみずみずしくてしなびていないものを選びます。
トマトをひっくり返してみて放射状に白い線が伸びているものもおいしいトマトを見分けるポイントです。触ってみて表面が固く重量感のあるものも鮮度がいいです。トマトの詳しい見分け方についてはおいしいトマトの見分け方・選び方で解説しています。
また下の動画でもトマトの見分け方・選び方を解説しているので合わせて参考にしてみてください。
トマトは完熟前の青いトマトなら常温で保存し、熟してきたら冷蔵庫の野菜室で保存します。赤いトマトはそのままポリ袋に入れ、へたを下にしてトマト同士が重ならないように並べて冷蔵庫で保存します。長期間保存したいなら冷凍保存するといいでしょう。トマトはそのまま冷凍庫で保存することが出来ます。
乾燥させて保存しても1か月ほど保存ができます。ケチャップやソースに加工しても保存ができます。手間はかかりますが様々な料理に使えるので料理の幅も広がります。