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HOME > 食材の保存方法 > とうもろこしの保存方法と保存期間、長持ちのコツ

とうもろこしの保存方法と保存期間、長持ちのコツ




とうもろこしの画像


とうもろこしの保存方法


とうもろこしは南米原産の穀物で日本でも明治以降本格的に栽培され始めました。茹でて食べると甘くおいしいとうもろこしですが、味や鮮度が落ちるのも早いのが特徴です。

そこでとうもろこしを上手に保存するための基本知識や、冷蔵庫での保存方法、冷凍庫での保存方法を一から詳しく紹介していきます。またおいしいとうもろこしの見分け方や傷んだとうもろこしの見分け方についても解説します。






とうもろこしの保存の基本


その日のうちに食べるのが理想

とうもろこしは収穫後24時間で甘みや栄養素が半減してしまうので、購入したらその日のうちに食べるようにしましょう。


買うなら皮つきのものを

とうもろこしは皮つきが売ってある場合は皮つきのものを選びましょう。保存するときも皮つきのまま保存すれば、乾燥を防ぐことができます。

とうもろこしは皮つきのものを


立てて保存する

とうもろこしは生育時の環境と同じように立てて保存するといいです。横にして保存すると起き上がろうとして無駄にエネルギーを消費してしまい、鮮度の落ちも早くなります。髭の部分を上に、軸の切り口部分を下にして立てて保存します。


ひげや皮つきのまま茹でてから保存

とうもろこしは冷蔵庫でも冷凍庫でも保存する場合は、まずは茹でてから保存します。ゆでる際は皮つきのものを買ってきた場合は2枚ほど外皮を残しておきます。こうすることでうまみや栄養分が水に溶けだすのを最小限に抑えてくれます。

またひげもカットせずそのまま茹でます。ひげに含まれる色素成分がとうもろこしを鮮やかな黄色に仕上げてくれます。



とうもろこしを冷蔵庫で保存


茹でてから冷蔵庫で保存する

とうもろこしを保存する場合は茹でてから保存します。茹でる時は芯から出るうまみも見逃せないので、水からゆで始めます。お湯が沸騰したら5分ほど茹でてから火を止め、後はざるに上げて余熱で仕上げます。みずみずしくて歯ごたえもしっかりと残したまま保存することが出来ます。

とうもろこしは皮つきでゆでる

保存する場合はゆでたての熱いうちにラップで包むと、粒にしわもよらずきれいに保存できます。粗熱が取れたら冷蔵庫で立てて保存し、1週間ほど保存が可能です。

熱いうちにとうもろこしをラップで包む

  • 使う道具 - ラップ
  • 保存方法 - 茹でてからラップで包み冷蔵庫で保存。
  • 保存期間 - 1週間


生で保存はできないの?

とうもろこしはそのまま生でも保存はできます。しかしながらそのままだとうまみや栄養価が落ちるのも早くなります。また保存期間も生の場合は冷蔵庫でも2、3日と短いです。



とうもろこしを冷凍庫で保存


ゆでて輪切りにして冷凍保存

とうもろこしは茹でてから冷凍保存することができます。とうもろこしをゆでてから3〜4cmほどに輪切りにし、粗熱が取れたら冷凍用保存袋にくっつかないように入れ、金属トレイにのせて冷凍庫で保存します。これで1ヵ月は保存ができます。

とうもろこしを輪切りにして冷凍保存

  • 使う道具 - 冷凍用保存袋、金属トレイ
  • 保存方法 - 茹でてから輪切りにした後、冷凍用保存袋に入れて保存
  • 保存期間 - 1ヵ月


粒を外してから冷凍保存

茹でたとうもろこしの粒を外してから、粒だけを冷凍保存してもいいです。粒は包丁でそぎ落としてもいいし、手で取り外してもいいです。手で取り外す場合は縦に一列だけ外して、そこに親指の腹を入れ、左右に動かして外すと比較的簡単に取れます。

外したとうもろこしの粒は冷凍用保存袋に入れ、平らにして金属トレイに乗せ冷凍庫で保存します。これで1ヵ月は持ちます。

とうもろこしの粒を保存袋で冷凍保存

  • 使う道具 - 冷凍用保存袋、金属トレイ
  • 保存方法 - 茹でてから粒をはがした後、冷凍用保存袋に入れて保存
  • 保存期間 - 1ヵ月


ペースト状にして冷凍保存

とうもろこしはペースト状にして冷凍保存もできます。ペースト状にしたコーンポタージュなどに利用するといいです。まずはとうもろこしを茹でて粒を外し、フードプロセッサーでペースト状にすりつぶします。

とうもろこしの粒をフードプロセッサーに

ちなみに今回はamazonや楽天市場で人気の以下のフードプロセッサーを使いました。

パナソニック フードプロセッサー ホワイト MK-K48P
パナソニック

amazonで購入 楽天市場で購入


フードプロセッサーでペーストすると簡単に以下のようにペースト状のとうもろこしにすることができます。

とうもろこしの粒をペーストに

あとはペースト状にしたとうもろこしを冷凍用保存袋に入れて冷凍保存します。これで1ヵ月は保存ができます。保存する場合は保存袋に以下のように指で溝を入れておくと、使う際に使う分だけ小分けにして使うことができます。

とうもろこしのペーストを保存袋で冷凍保存

  • 使う道具 - 冷凍用保存袋、金属トレイ、フードプロセッサー
  • 保存方法 - 茹でたとうもろこしの粒をフードプロセッサーでペースト状にした後、冷凍用保存袋に入れて保存
  • 保存期間 - 1ヵ月



とうもろこしの冷凍保存のコツ


加熱処理して冷凍保存

とうもろこしを冷凍保存する際は、加熱処理してから冷凍した方が色や鮮度の持ちがいいです。これはほうれん草に含まれる酵素の働きによります。酵素は低温化だとその働きも鈍りますが、それでも徐々に味や鮮度は落ちていきます。そこで冷凍保存の前にあらかじめ加熱処理しておくことで、酵素の働きを抑え、味や鮮度の落ちを抑えることができます。

保存袋には保存日の記載を

冷凍保存で注意しないといけないのはいつ保存したかを覚えておくことです。長期保存できるため後になっていつ保存したのかがわからなくなると、まだ食べられるのかどうかも判断しづらくなります。そこで冷凍保存する場合は保存袋の表面に保存する食品名と保存日を記入しておくようにします。こうすることでいつでも保存日を確認することができます。

ジップロックの日付記入欄

冷凍用保存袋といえばジップロックが有名です。こちらはパック表面に保存する食品の名前と保存日を記載する項目があらかじめプリントされています。スーパーやホームセンターなどでも置いています。ネットでまとめて購入することもできます。サイズはS、M、Lとあります。

ジップロック フリーザーバッグ
旭化成ホームプロダクツ

amazonで購入 楽天市場で購入


保存袋の空気はしっかりと抜く

冷凍保存する際のコツは急速冷凍することです。こうすることで鮮度の落ちを抑えることができます。そこで冷凍する際は熱伝導率の低い空気をしっかりと抜くようにしましょう。空気が残っているとその分冷気も伝わりにくくなり、冷凍保存にかかる時間も長くなります。

薄く平らにして保存する

食品の冷凍で大事なのはいかに早く冷凍するかですが、そのためにも保存する際は食材をなるべく薄く平らにして保存しましょう。こうすると素早く均一に冷凍することができます。また解凍時の時間も短縮することができます。

金属トレイで急速冷凍

金属トレイの画像

とうもろこしを冷凍するときは急速冷凍させればさせるほど鮮度の落ちを抑えることができます。そこで熱伝導率の高い金属トレイの上にのせて冷凍することで、冷気が早くとうもろこしへと伝わり冷凍時間を短縮することが可能です。とうもろこしの冷凍保存についてはとうもろこしの冷凍保存と失敗しない解凍のコツ、活用レシピも紹介でも詳しく解説しています。



とうもろこしの解凍方法


茹でたとうもろこしの輪切りの解凍方法

ゆでたとうもろこしの輪切りは冷凍すると以下の画像のようにカチカチに凍ります。

冷凍したとうもろこしの輪切り

食べる際は前日に冷蔵庫に移して自然解凍するといいです。解凍は常温よりも低温下で行った方が水分の流出も少なく、味や食感が落ちるのも抑えることができます。トウモロコシはすでに茹でているので解凍されてちょうどいいぐらいに冷えたとうもろこしの輪切りを食べることができます。以下の画像は冷蔵庫で解凍したとうもろこしの輪切りです。時間がない時は電子レンジで解凍してもいいです。

解凍したとうもろこしの輪切り


とうもろこしの粒の解凍方法

とうもろこしの粒は冷凍すると以下の画像のようにカチカチに凍ります。

冷凍したとうもろこしの粒

食べる際は前日に冷蔵庫に移して自然解凍するといいです。解凍したとうもろこしの粒はそのまま食べてもいいし、サラダなどに使ってもいいです。時間がない時はレンジで生解凍してもいいですが、加熱しすぎないよう注意しながら解凍しましょう。炒め物や汁物で使う場合は冷凍したママくわえてもいいです。下の画像は冷蔵庫で自然解凍したとうもろこしの粒です。

解凍したとうもろこしの粒


ペースト状にしたとうもろこしの解凍方法

ペースト状のとうもろこしも冷凍庫で保存すると以下の画像のようにカチカチに固まります。

冷凍したとうもろこしのペースト

コーンポタージュで使う場合は解凍せずに冷凍のまま使えます。そこでペースト状のトウモロコシを使ったコーンポタージュの作り方を紹介します。

レシピ
  • とうもろこしのペースト … 2本分
  • オニオンペースト … 30g
  • 牛乳 … 800cc
  • 固形スープの素 … 2個
  • 塩・こしょう … 少々
  • 刻みパセリまたはバジル … 適量

鍋に牛乳とコンソメの素を入れ一煮立ちさせたあと、冷凍したとうもろこしのペーストとオニオンペーストを加えてよく混ぜます。

とうもろこしのペーストを冷凍のまま加える

塩・コショウで味を調え、器に盛って刻んだバジルかパセリをふりかけて完成です。いつでも手軽に手作りのコーンポタージュを作ることができます。

コーンポタージュ

オニオンペーストはたまねぎをフードプロセッサーにかけたものをフライパンでじっくりと2時間ほど炒めたものです。料理のコクと甘みが増すのでカレーやスープ、煮物、ミートソースなど多様な料理で使われます。作り方はたまねぎをペーストして冷凍保存で詳しく解説しています。

作るのに時間と手間がかかるので市販のものを購入してもいいです。以下はネットでも人気の商品です。

マスコット オーネ 炒めたまねぎ
マスコット

amazonで購入 楽天市場で購入



保存方法別の保存期間の目安


とうもろこしは生のまま冷蔵庫で保存で2、3日、茹でてからラップをして冷蔵庫で保存で1週間ほど持ちます。ゆでてから冷凍用保存袋に入れて保存で1ヵ月は持ちます。

保存方法保存期間
生のまま冷蔵保存2、3日
茹でてから冷蔵保存1週間
冷凍保存1か月





とうもろこしが傷んで腐ってくるとどうなる?


トウモロコシは傷んでくると変色が見られ、表面にぬめりや粘りが出てきます。触ってみても弾力がなくぐにゃっとしていて、異臭もしてきます。またカビなども生えてきます。とうもろこしが傷んだらもう食べられないのであきらめて処分しましょう。



とうもろこしの見分け方・選び方


皮つきとうもろこしの見分け方

とうもろこしを長持ちさせるならまずは鮮度のいいものを選ぶことが大事です。とうもろこしは皮つきのものと皮なしのもので見るポイントが異なります。まず皮つきの場合は見た目がふっくらとしていて皮が緑色のものが良品です。ひげ根はふさふさしていて先が茶褐色のものを選びます。切り口は乳白色でみずみずしいものがいいです。

皮なしとうもろこしの見分け方

皮なしの場合は粒にへこみがなく、ふっくらとしているものを選びます。粒は隙間なく詰まっているものも良品です。切り口は皮付きの場合と同じで乳白色でみずみずしいものがいいです。とうもろこしの詳しい見分け方についてはおいしいとうもろこしの見分け方・選び方で解説しています。

とうもろこしの粒が隙間なく詰まってる



保存方法まとめ


とうもろこしは栄養素が落ちやすいのでそのままでの保存にはあまり適していません。そのまま保存するなら皮を付けたまま冷蔵庫の野菜室で立てて保存をします。ゆでてから保存すれば数日は持ちます。ゆでたあと熱いうちにラップで包んで冷めてきたら冷蔵庫で保存します。冷凍保存する場合はゆでたものを輪切りにして密封袋に入れて保存するか、粒をはずして冷凍保存するといいです。




※参考書籍
野菜のソムリエ
からだにおいしい 野菜の便利帳
もっとからだにおいしい野菜の便利帳
プロが教える食材の裏ワザ
食材完全使いこなし事典
もっとおいしくながーく安心食品の保存テク
野菜の基礎知識
野菜の保存&使いきりレシピ
節約&かんたん冷凍保存大事典




最終更新日 2019/01/14
公開日 2015/02/10



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