HOME > 料理の便利グッズが本当に使えるかを検証 > ダイソーの簡単味付け卵メーカーって本当にうまいの?ジップロックで作った味付け卵と食べ比べてみた!
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よく行く近所のダイソーで「簡単節約味付けたまごメーカー」という商品を発見。名前の通り味付け卵が簡単に作れる商品のようですが、今回こちらを購入してみて、実際に使えるのかどうかを検証してみることにします。
今回は比較のためにジップロックでも同じように味付け卵を作ってみて、使う調味料の量や味や食感に違いがないのかどうかも検証してみることにします。
まずは今回購入した商品の紹介です。パッケージにはちょっと長めの名前がついています。「簡単節約クッキング 味付けたまごメーカー 少しの調味料で作れる!」と記載されています。どうやら簡単に作れて少ない調味料で作れる商品のようです。
パッケージには他にも茹で卵を作るときの茹で加減の目安や簡単な味付け卵の作り方も記載されています。詳しい作り方は裏面に記載されていて、あとで詳しく見ていきます。
中身を取り出してみるとこんな感じです。
蓋を開けてみるとこんな感じで、外ぶたのほか、黄色い落し蓋も付いています。
半透明の容器と外ぶた、落し蓋の3つからなるようです。
容器はちょうどたまごがすっぽりと入って少し余裕があるぐらいの作りになっています。卵の形に合わせているので、余白が少なく、その分使う調味料を減らして、少ない調味料でも味付け卵が作れるよう工夫されているようです。
これはなかなかのアイデア商品だなと感心させられます。ただ実際にうまく作れるのかどうかはやってみないとわかりません。そこで実際にこちらを使って味付け卵を作ってみることにします。
まずは茹で卵を作ります。茹で卵のゆで時間については目安がパッケージにも記載されていました。今回は半熟の7分としっとり固ゆでの9分の間の8分で、やや半熟くらいを狙って茹でてみることにします。
まずは鍋に水を入れて沸騰させます。沸騰したら火を弱めて卵を入れます。再び中火ぐらいにして茹でていきます。
8分茹でたらさっと流水にさらして、それ以上火が通りすぎないようにします。卵の殻は水を入れたボウルに浸けたままむくと、殻と卵の間に水が入り込んで殻がむきやすいです。
こちらの茹で卵を使ってダイソーの「簡単節約味付けたまごメーカーで」味付け卵を作ってみることにします。詳しい作り方についてはパッケージの裏面にこのように記載されています。今回はめんつゆ2倍濃縮を使って浸けてみることにします。
まずはこのように容器に茹で卵を入れていきます。
次にめんつゆをそそぎます。パッケージにはめんつゆ100mlと記載されていたので、このように100mlそそぐことにします。
パッケージの説明には容器の上部の内側の線まで注ぐと書いていますが、めんつゆを100ml注いだらちょうどそのラインまでめんつゆが浸りました。
あとは落し蓋をかぶせます。
さらに外ぶたをしてから冷蔵庫に置いておきます。一応パッケージの説明では1時間置くと書いていましたが、1時間でちゃんとできるのが気になったので、今回は1時間、2時間、3時間と時間を変えてつけてみました。
それでは実際に食べてみることにします。こちらは1時間置いたダイソーの味付けたまごメーカーで作った味付け卵です。1時間でも大分色が変わってきています。
こちらは半分にカットしたものです。白身の外側が表面にめんつゆが染みてきているのがわかるかと思います。食べてみたところ1時間でもしっかりとめんつゆが染みていておいしかったです。
たった1時間でできるのかどうか心配でしたが、1時間でも十分おいしかったです。
ちなみに2時間、3時間付けた場合はどうなるかも試してみました。こちらは2時間付けたものです。
半分にカットするとこんな感じです。味の方は1時間よりもよりしっかりと味が染みていておいしかったです。ただ少しめんつゆの味が濃いめかなといった感じもします。濃いめが好きな方は2時間でもいいと思います。
最後に3時間付けたものを見ていきます。こちらが3時間付けたものです。
1時間、2時間、3時間と並べるとこんな感じです。徐々にですが色が濃くなってきています。
半分にカットするとこんな感じです。
こちらも1時間、2時間、3時間と並べるとこんな感じです。白身の外側の染みている範囲については若干ですが広がっているようにも見えます。
食べてみたところこちらは2時間よりもよりめんつゆの味が濃かったです。3時間だと正直濃すぎかなといった感じです。
3つを食べ比べてみた結果は適度にあっさり味が染みていた1時間が個人的には一番よかったです。少し濃い目が好きな方は2時間浸けたものでもいいと思います。3時間はやや浸けすぎかなと思います。
味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
ダイソーの味付けたまごメーカーでもこのようにしっかりと味付け卵を作ることができましたが、ジップロックで浸け込んだ場合はどうなるのかも試してみました。 今回はこちらのジップロックを使います。
こちらにダイソーの味付け卵の時と同じように茹で卵を4つ入れます。
ここにめんつゆを茹で卵がしっかり浸かる量いれます。今回は250ml使いました。
あとはジッパーをしめてこのように容器に入れ、冷蔵庫に置いておきます。こちらも1時間、2時間、3時間と置いておきました。
1時間、2時間、3時間とジップロックで浸けた味付け卵を並べるとこんな感じです。こちらも徐々に色が濃くなってきています。
ちなみにダイソーの味付け卵メーカーで作ったものと比べるとこんな感じです。上がダイソーの方で下はジップロックで浸けて作った方です。並べてみてもそんなに色の変化に違いは見られません。
こちらは半分にカットしたものを1時間、2時間、3時間と並べたものです。こちらは外側の染みこみ具合は若干ですが広がっているように見えます。
こちらもダイソーの味付け卵メーカーで作ったものと比べるとこんな感じです。こちらも比べてみてもそこまで大きな違いは見られません。
実際にジップロックで浸けて作った味付け卵を食べてみたところダイソーの味付け卵メーカーで作ったものと特に味の染みこみ具合は変わらず、同じような味でした。
どうやらジップロックで作ってもダイソーの味付けたまごメーカーで作っても味には差はないようです。味に差がないなら少ない調味料で作れる分ダイソーの味付け卵メーカーの方がお得だといえます。
ちなみに今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、合わせて参考にしてみてください。
今回はダイソーの簡単節約味付けたまごメーカーでも本当にちゃんと味付け卵が作れるのかどうかを検証してみました。結果はジップロックを使って浸けたものと変わらない味でしっかりと味付け卵を作ることができました。
しかもジップロックの場合は250mlのめんつゆを使いましたが、ダイソーの方は100mlで済んだので、使う麺つゆの量もかなり節約できます。しっかり味付け卵を作れるだけでなく、調味料も節約できるので試しに購入してみるのも全然ありだと思います。