HOME > 料理の便利グッズが本当に使えるかを検証 > ダイソーの使い分けレンジ容器肉まん&枝豆って使えないの?実際に使ってみたら意外な事実が!
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100円ショップのダイソーで「使い分けレンジ容器肉まん&枝豆」という商品を発見。これ一個で枝豆と肉まんを温めることができる便利な商品のようです。
気になったので試しに買ってみました。今回はこちらの商品が本当に使えるのかどうかを検証してみることにします。
まずはこちらの商品の価格です。価格は220円(税込)でした。ダイソーで売られている商品といえば110円(税込)が多いので、少し高い価格の商品となります。ダイソーにはこのほか330円や550円といった商品も売られています。
ついているパッケージには枝豆の調理の仕方が解説されています。
こちらはさらに肉まんの温め方も載っています。
裏面には取扱い上の注意と電子レンジで使用する際の注意が記載されています。
とくに注意したいのはこちらは500Wでしか使えない点です。600Wではなく500Wで使うようにしてください。
次にこちらの商品の中身を見ていきます。このようにふたと容器と中にすのこが入っています。
すのこが入っているので食材から出た水分が下にたまっても、枝豆や肉まんの底の方が濡れてしまうことがありません。
それでは実際にこちらの商品を使って枝豆と肉まんを温めてみることにします。
まずは枝豆です。まずは枝豆100gを洗ったらボウルに入れて小さじ1の塩をふりかけて塩もみします。こうすることで産毛が取れて舌触りがよくなります。さらに塩味のしみ込みもよくなります。
こちらをさっと流水で洗ったらボウルに入れ、小さじ1の塩を振って再び塩もみします。このまま10分ほどおいておきます。
こちらをダイソーのすのこを敷いたレンジ容器に入れます。
あとはふたをしてレンジで加熱します。加熱時間は500Wで2分30秒です。
加熱したら蓋を外さずそのまま5分ほどおいておき、余熱で火を通します。
こちらはダイソーのレンジ容器肉まん&枝豆で加熱調理した枝豆です。食べてみたところしっかり火が通っていて味も濃厚でおいしかったです。
レンジだと水につけて茹でないので、茹でるよりも味や風味は濃厚になるのだと思われます。食感も適度な柔らかさでよかったです。
ちなみにすのこの下の水分はこんな感じです。100gの枝豆でも加熱調理すると結構水分が出ますが、すのこがあるので濡れる心配がありません。
このように枝豆を問題なく調理することができました。ただこちらの容器は最大でも生の枝豆だと140gまでしか一度に調理できません。
少量をちょっと調理する場合には便利ですが、もっとまとめてやりたい場合には不向きです。
その場合は耐熱ボウルなどに入れてレンジで加熱するといいです。その際に役に立つのがこちらのすのこです。
これをこのようにボウルの底にはめます。こうすれば枝豆から出てきた水分で底の方にある枝豆が濡れてしまう心配もありません。
耐熱ボウルで調理する方法も併せて紹介します。まずは先ほどと同様に枝豆を塩もみしておきます。
こちらを耐熱ボウルに入れます。
上からふわっとラップを乗せレンジで加熱します。こちらは600Wでも問題ありません。200gだと600Wでまずは2分30秒加熱します。
加熱したらいったん取り出して底の部分の枝豆を上の方に返します。こうすると過熱ムラができにくいです。
後は再びラップを乗せてレンジで2分30秒再加熱します。
加熱したらラップをしたまま5分ほどおいておきます。この方法でもしっかり枝豆を加熱調理できます。
次に肉まんを温めてみます。こちらはダイソーのレンジ容器肉まん&枝豆のふたの部分を底にします。
肉まんは先にさっと流水に晒して濡らしておきます。
このにくまんをすのこの上に乗せます。
あとはふたをしてレンジで加熱します。加熱時間は温める肉まんの指定された時間で行ってください。こちらは500Wで1分10秒でした。
こちらは温めたものです。表面は適度に柔らかくてそこも濡れていなくてしっかり火が通っています。
食べてみましたが肉まんもしっとり柔らかく、中の具にもしっかり火が通っていておいしかったです。肉まんを温めるのにも問題なく使えました。
今回の検証についてはこちらの動画でも取り上げているので、合わせて参考にしてみてください。
今回ダイソーの使い分けレンジ容器肉まん&枝豆が使えるのかどうかを検証しました。こちらの商品で枝豆も肉まんも問題なく温めることができました。
とくに枝豆に関してはレンジで調理すると茹でるよりも味や風味が濃厚に仕上がるといった利点もあります。ただこちらはちょっと温めて食べる分には便利ですが、もっとまとめて調理したいときには向いていません。
それでもこちらの商品についているすのこは便利で、これと耐熱ボウルなどを使うことで一度にまとめてレンジで調理することもできます。あると便利な商品ではあるので、試しに買ってみるのもありだと思います。