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HOME > いろはに香辛料 > ペパーミントの使い方、味や香り、効能、よく合う料理は?



ペパーミントの使い方、味や香り、効能、よく合う料理は?



ペパーミント


ペパーミントとは



ペパーミントは数あるミントの品種の中でも代表的なものの一つで、古くから世界各地で利用されてきました。ミント特有のさわやかな清涼感があり、料理の他、ガムや歯磨き粉などにも利用されています。今回はペパーミントの原産地や名前の由来などから、味や香りの特徴、料理での使い方を解説していきます。

ペパーミントの効果・効能や保存の仕方、ミントハーブティーの作り方についても解説します。






ペパーミントの紹介



ペパーミントの原産地

ペパーミントはシソ科の多年草でヨーロッパが原産です。現在ではアジアや北米など世界各地で栽培されています。ペパーミントはスペアミントとウォーターミントの自然交配で生まれた交雑種です。

ペパーミントの名前の由来

ペパーミントのミントの名前の由来は、ギリシャ神話に登場する死後の世界の神ハーデスが寵愛した妖精ミント(メンタ)からきています。ミントはハーデスの妻ペルセフォネの嫉妬から様々な嫌がらせを受けていたため、自らの姿を植物へと変え、その清涼感のある香りで、周囲に自分の存在を知らせていたのだといわれています。

ミントの種類

ミントはペパーミント以外にもスペアミント、クールミント(和種はっか)などもあります。日本では主にペパーミントとはっかが利用されてきました。欧米ではミントといえばスペアミントというぐらいスペアミントが一般的です。スペアミントについてはスペアミントの使い方、味や香り、効能、よく合う料理は?でも詳しく解説しています。

ペパーミントの葉、ホール

見た目もスペアミントは葉の表面がでこぼこしているのに対し、ペパーミントは葉の表面が滑らかです。

スペアミントの葉、ホール

特徴解説
学名Mentha pipirita
名称ミント mint(英)、メンサ menthe(仏)、はっか(日本)
語源ギリシャ神話の妖精メンタ(ミント)
原産地ヨーロッパ
種類しそ科ハッカ属の多年草
草丈45cm〜60cm
使う部位葉、茎



ペパーミントの味や香りの特徴



ペパーミントの主要な香気成分はメントールで、さわやかな清涼感と刺激的な風味があります。この特徴ははっかにも共通しています。一方スペアミントの主要な香気成分はカルボンで、こちらはペパーミントに比べると清涼感はマイルドで、そのかわり若干の青臭さとほのかな甘みがあります。



ペパーミントの料理での使い方



料理に合わせて使い分ける

ペパーミントは砂糖とよく合うので甘いお菓子にもよく使われます。また肉料理や野菜料理などにも利用されます。ペパーミントには鎮静作用や殺菌作用、眠気覚ましの効果があるので、ハーブティーとしてもよく使われます。ペパーミントは生の葉を使うのか、乾燥させた葉を使うのか、精油をアルコールに溶かしてエッセンスとして使うのかでも合う料理が変わってきます。

生の葉の使い方

ペパーミントの生の葉は悪臭成分や苦み成分も含まれており嗜好性が高いことから、サラダなどで使う場合は少量での利用にしましょう。アイスやケーキに添えてもいいです。ハーブティーとして利用すれば葉を食べることなく方向のみ利用できます。他にもゼリーやバターに加えて香りを移し、ミントゼリーやミントバターにしてもいいでしょう。

また生の葉はすり潰してホイップクリームに入れたり、チョコレートムースに入れたり、シャーベットに加えたり、トマトの上に散らしてみてもいいです。

ペパーミントの画像その2

乾燥葉やエッセンシャルの使い方

中東や地中海沿岸、ヨーロッパではペパーミントの乾燥した葉をマトンやラム肉料理でよく使われます。カクテルや甘い飲み物に添えてもいいです。ペパーミントの清涼感は砂糖ともよく合うので、キャンディーやドロップ、ゼリーなどにもよく使われます。この場合は価格の安さからエッセンシャルがよく使用されます。



ミントハーブティー



定番のハーブティー

ミントのハーブティーは世界中で愛用されていて、アラブ諸国でもアルコールが禁止されているためその代わりとして飲用されてきました。ミントティーには鎮静効果やリラックス効果の他、消化促進や風邪の初期症状に効果があるといわれています。

ミントハーブティーの作り方

ミントハーブティーの作り方は簡単で、まずは生の葉の場合はちぎって香りや色を出しやすくしてから、ティーポットにミントの葉を入れます。お湯200佞濃箸Ε潺鵐箸領未魯潺鵐5枝ほどです。

ペパーミント5枝分

そして上からお湯を注いで3〜5分ほど待ちます。

ティーポッドにミントと熱湯を入れる

後はカップに注いで完成です。乾燥した葉の場合はそのままティーポットにいれて熱湯を入れ、3〜5分待ってカップに注ぎます。ミントティーについてはミントティーの作り方、リフレッシュ効果や胃の消化促進作用もでも詳しく解説しています。

ミントティー1杯

はちみつや砂糖を加えてもいい

ミントの葉だけだと青臭さが強くて飲みづらいかもしれません。その場合は砂糖を加えるといいです。ほかにもレモンやはちみつ、ジャムを加えてもいいです。ステビアの葉も甘みが加わるのでいいでしょう。





ペパーミントの効果・効能



鎮痛、冷却、殺菌効果も

ペパーミントに含まれるメントールには鎮痛、鎮痒(ちんよう)、冷却、防腐、殺菌効果があるのでシップや軟膏など医療分野でもよくつかわれます。またスッキリとした清涼感から歯磨き粉や入浴剤、化粧品などにも利用されます。

花粉症の症状の緩和

ペパーミントに含まれるミントポリフェノールには花粉症によるアレルギー症状を抑える働きがあるといわれています。ミントポリフェノールは水に溶けるのでハーブティーなどにするといいでしょう。

胃のむかつきや胃潰瘍の予防効果も

ペパーミントに含まれるメントールには胃の消化促進効果があるので、胃のむかつきを抑え、胃潰瘍を予防する効果があります。

清涼感を感じるわけ

ミントを肌に塗ったり、匂いを嗅いだり食べたりしたときに清涼感を感じるのは、ミントに含まれるメントールが皮膚や口、喉の冷受容器と結合し、冷受容器をより敏感に反応させることがその理由です。



ペパーミントの保存方法



水に差して保存

ペパーミントの生の葉で茎が長いものなら水にさしてその水を毎日変えれば比較的日持ちはします。

密閉容器で保存

生の葉でも茎が短くカットされている場合は密閉容器か保存袋に入れて冷蔵庫で保存します。密閉容器にはいって売ってあるものの場合、そのまま保存にも使えます。乾燥させたものは密閉容器に入れて保存します。

ミントを密閉容器に入れて保存

アイスキューブにして保存

アイスキューブにして保存しておき、夏場にハーブティーとして利用してもいいでしょう。アイスキューブの作り方は冷凍庫で氷を作る際ペパーミントの葉を加えて凍らせるだけです。アイスキューブを紅茶に入れるだけでミントの風味が加わった紅茶を楽しめます。

ミントアイスキューブ入り紅茶



ミントの歴史



香料としての歴史

ミントは古くから食用だけでなく、薬用、香料として使われてきました。古くは3500年前から親しまれてきており、ローマ時代には来客をもてなすために部屋でミントの葉をもんで香りを漂わせていたといいます。また古代ヘブライ人は集会場の床にミントの葉を敷き詰めて、踏むたびに香りが広がるよう工夫をしていたそうです。

ミントはローマ兵によりローマ帝国全土に広がり、9世紀ごろには各地の修道院でミントの葉が栽培されていました。

薬としての歴史

ミントは香料としてだけでなく薬としても古くから使われてきたハーブです。古代エジプトやローマ、ギリシャでは消化を促進して胃腸の不調を治す薬として使われてきました。中世ヨーロッパでは風邪や副鼻腔炎、月経不順を治すためにも用いられました。また長い航海中に古くなった水を浄化するのにもミントは使われていました。





※参考書籍
スパイスのサイエンス スパイスを科学で使いこなす!
からだにおいしい野菜の便利帳
もっとからだにおいしい野菜の便利帳
ハーブ&スパイス大事典
はじめてのハーブ手帖
おいしく飲んで美しく健康にハーブティー










公開日 2018/02/09











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