あじの重さは1匹、1尾、1枚で何グラム、大きさやカロリーは？

あじの重さ、重量は何グラム？

あじは味がいいことからその生がついたといわれています。刺身のほか揚げ物や焼き物、ムニエルや酢の物など調理法は様々です。今回は大、中、小と各サイズのあじ1匹の重さと、あじを2枚におろしたときの重さ、あじを切り分けて刺身にした時の重さを実際に計ってみることにします。

あじの数え方

あじは1匹、2匹または1尾、2尾と数えます。刺身にした時は1切れ、2切れと数えます。あじの数え方については詳しくはあじの数え方・単位は1匹、1尾、1本、1枚、1切れ？で解説しています。

あじ1匹の大きさ

大きなあじ1匹、1尾の大きさは？

今回重さを検証したのは大、中、小の３つのサイズのあじです。まずは大サイズのあじの大きさです。大きさは縦（全長）14.5cm、横2.2cmです。

あじ1匹、1尾の大きさは？

次は通常サイズのあじの大きさです。大きさはは縦12.3cm、横1.8cmです。

小サイズのあじ1匹、1尾の大きさは？

次は小サイズのあじの大きさです。こちらは縦12.3cm、横1.8cmです。

3つを並べると以下のようになります。各サイズでどのくらいの違いがあるのかが一目でわかるかと思います。

あじ1匹の重さは何グラム？

大きなあじ1匹の重さは？

次にあじ1匹の重さは何グラムになるのかを検証します。まず大サイズのあじですがこちらの重さは225.0gです。あじの廃棄部は頭部、内臓、骨、ひれ等で、廃棄率は55％です。

残りの45％が可食部で、ここから可食部の重さを計算すると101.2gになります。この時のカロリーは109.2kcalです。

この大きなあじの頭部と内臓、骨と皮を取り除いて2枚におろしたときのあじ1匹分の重さは110.0gです。この110gを225.0gで割った48.8％が実際の可食部割合になります。

日本食品標準成分表2020年版が定めた可食部割合45％よりも、若干多くなりました。ちなみにこの時のカロリーは118.8kcalです。

あじ1匹の重さは？

次は通常サイズのあじです。通常サイズのあじ1匹の重さは157.9gです。可食部の重さは71.0gで、この時のカロリーは76.6kcalです。

この通常サイズのあじの頭部と内臓、骨と皮を取り除いて2枚におろしたときのあじ1匹分の重さは81.1gです。この81.1gを157.9gで割った51.3％が実際の可食部割合になります。

こちらも日本食品標準成分表2020年版が定めた可食部割合45％よりも、やや多くなりました。ちなみにこの時のカロリーは87.5kcalです。

小さなあじ1匹の重さは？

次は小サイズのあじです。小サイズのあじ1匹の重さは87.7gです。可食部の重さは39.4gで、この時のカロリーは42.6kcalです。

この小サイズのあじの頭部と内臓、骨と皮を取り除いて2枚におろしたときのあじ1匹分の重さは42.8gです。この42.8gを87.7gで割った48.8％が実際の可食部割合になります。

こちらも日本食品標準成分表2020年版が定めた可食部割合45％よりも、少し多くなりました。ちなみにこの時のカロリーは46.2kcalです。

あじの刺身1切れの重さは何グラム？

あじの刺身1パック分の重さは？

つぎにスーパーなどで売られている味の刺身1切れ分の重さを見ていきます。こちらはあじの刺身1パックに入っていた量です。あじを2枚におろしたが片側分の量になります。重さは61.5gでした。この時のカロリーは66.4kcalです。

あじの刺身1切れの重さは？

つぎにあじの刺身1切れ分の重さです。重さは4.5gでした。この時のカロリーは4.8kcalです。

あじの刺身3切れの重さは？

つぎはあじの刺身3切れ分の重さです。重さは14.4gでした。この時のカロリーは15.5kcalです。

あじ100gに多く含まれる栄養素は？

各種ビタミンが豊富

最後にあじ100g中に多く含まれる栄養素についてみていきます。あじにはビタミンB12やナイアシンなどのビタミンが多く含まれます。ビタミンB12にはエネルギー代謝や悪性貧血の予防などの効果があります。ナイアシンはエネルギー代謝やアルコールの代謝にかかわります。

※日本食品標準成分表2020年版（八訂）より

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