ブロッコリーの重さは1本、1株、1房で何グラム、大きさやカロリーは?
ブロッコリーの重さ、重量は何グラム?
ブロッコリーはアブラナ科の野菜で、キャベツの変種になります。食用とするのは茎とつぼみの部分です。今回はブロッコリー1株の重さと、切り分けた1房の重さ、茎の部分の重さ、100g当たりだとどのくらいの分量になるのかを見ていきます。さらにブロッコリー100gではどのくらいの栄養素が含まれ、特にどの栄養素が多いかについても見ていきます。
ブロッコリーの数え方
ブロッコリーは1本、2本もしくは1株、2株と数えます。1個、2個と数えてもかまいません。ブロッコリーを切り分けた場合は1房、2房と数えます。ブロッコリーの数え方については詳しくは
ブロッコリーの数え方・単位は1本、1株、1房?で解説しています。
ブロッコリーの大きさ
今回は重さを調べたブロッコリーは、縦17cmで、横13cm、茎の太さは3.5cmの大きさのものです。

ブロッコリーはつぼみの部分を切り分けて使います。つぼみの部分の重さについても大、中、小でサイズごとにその大きさと重さをはかっていきます。まずは切り分けた大サイズのブロッコリー1房の大きさですが、縦7cm、横6.5cmになります。

中サイズのブロッコリー1房では大きさはたて5.5cm、横5.5cmになります。

小サイズのブロッコリー1房だと大きさは縦4.3cm、横4.3cmとなります。
ブロッコリー1株、1本の重さは何グラム?

それではブロッコリー1株、1本の重さをはかっていきます。ブロッコリーは1株で380gです。ブロッコリーの廃棄率は日本食品標準成分表では茎と葉の部分で50%と設定されています。しかしながら茎の部分も食べることは可能で、市販されているブロッコリーの多くは葉もほとんど取り除かれています。そこでここでは廃棄率は10%とし、可食部割合は90%ととして計算しています。
それをもとにブロッコリー1株の可食部重量を計算すると342gとなります。この時のカロリーは112.8kcalとなります。
食品
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重さ
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可食部の重さ
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可食部のカロリー
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ブロッコリー1株
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380g
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342g
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112.8kcal
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ブロッコリーの1房の重さは何グラム?
ブロッコリー大1房の重さは?

次にブロッコリーを切り分けた時のブロッコリー1房の重さを見ていきます。大きめのサイズだと重さは32.4gです。可食部も32.4gです。この時のカロリーは10.6kcalです。
ブロッコリー1房の重さは?

次に中サイズのブロッコリー1房の重さです。重さは21.5gで、この時のカロリーは7.0kcalです。
ブロッコリー小1房の重さは?

最後に小サイズのブロッコリー1房の重さです。重さは10.5gで、この時のカロリーは3.4kcalです。
食品
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重さ
|
可食部の重さ
|
可食部のカロリー
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ブロッコリー大1房
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32.4g
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32.4g
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10.6kcal
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ブロッコリー1房
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21.5g
|
21.5g
|
7.0kcal
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ブロッコリー小1房
|
10.5g
|
10.5g
|
3.4kcal
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ブロッコリー100gあたりの分量はどのくらい?

日本食品標準成分表などでは様々な食品に含まれる栄養素を調査してそのデータを発表しています。しかしながら各食品の栄養素のデータは食品1個当たりではなく100gあたりで表示しています。そこでブロッコリーは100g分だとどの程度の分量になるのかを調べてみました。ブロッコリーは大小合わせて4房ほどでちょうど100gとなります。
ブロッコリーの茎の重さは何グラム?

ブロッコリーは茎の部分も食べれます。そこで蕾を取った茎だけの重さを計ってみました。ブロッコリー全体だと380gですが、そのうち茎の重さは113.1gになります。可食部も113.1gです。この時のカロリーは37.3kcalです。ゆでれば蕾の部分と同様サラダやシチューの具、炒め物などに利用できます。
食品
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重さ
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可食部の重さ
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可食部のカロリー
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ブロッコリーの茎
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113.1g
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113.1g
|
37.3kcal
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短冊切りにしたブロッコリーの重さは何グラム?
ブロッコリーの短冊切り1枚

ブロッコリーの茎は短冊切りにして炒め物やサラダなどに利用できます。ブロッコリーの短冊切り1枚の重さは2.7gです。この時のカロリーは0.8kcalです。
ブロッコリーの短冊切り3枚

ブロッコリーの短冊切りは3枚だと重さは9.0gです。この時のカロリーは2.9kcalです。
食品
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重さ
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可食部の重さ
|
可食部のカロリー
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ブロッコリーの短冊切り1枚
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2.7g
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2.7g
|
0.8kcal
|
ブロッコリーの短冊切り3枚
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9.0g
|
9.0g
|
2.9kcal
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ブロッコリーの重さ一覧表
それでは実際ブロッコリーの重さを改めてみていくことにします。ブロッコリーは1株で380gで、蕾を除いた茎の部分は113.1gになります。ブロッコリーのつぼみ1房だと大きいものは32.4g、中サイズで21.5g、小サイズで10.5gになります。
食品
|
重さ
|
可食部の重さ
|
可食部のカロリー
|
ブロッコリー1株
|
380g
|
342g
|
112.8kcal
|
ブロッコリー大1房
|
32.4g
|
32.4g
|
10.6kcal
|
ブロッコリー1房
|
21.5g
|
21.5g
|
7.0kcal
|
ブロッコリー小1房
|
10.5g
|
10.5g
|
3.4kcal
|
ブロッコリーの茎
|
113.1g
|
113.1g
|
37.3kcal
|
ブロッコリー100g分での栄養素は?
ブロッコリーは大小4房ほどで100gとなります。そこでブロッコリー100g中に含まれる栄養素の量について見ていきます。
ブロッコリーは抗酸化物質で体を老化や酸化から守ってくれるビタミンCが豊富に含まれます。ビタミンCは肌のはりや潤いを担うコラーゲンの合成にも必要です。ブロッコリーは100gで成人男女が1日の推奨量100mgを満たしてくれます。ビタミンCについては
ビタミンCの多い食品・食べ物と含有量一覧でも詳しく解説しています。
また動脈硬化の予防や貧血の予防、粘膜の健康維持や妊娠、成長に必要な葉酸も多く含まれます。葉酸については
葉酸の多い食品・食べ物と含有量一覧で詳しく解説しています。
ブロッコリー100gに含まれる栄養素
栄養素
|
含有量
|
単位
|
カロリー
|
33
|
kcal
|
たんぱく質
|
4.3
|
g
|
脂質
|
0.5
|
g
|
炭水化物
|
5.2
|
g
|
食塩相当量
|
0.1
|
g
|
栄養素
|
含有量
|
単位
|
ビタミンA(レチノール当量)
|
67
|
μg
|
ビタミンD
|
0
|
μg
|
ビタミンE(α-トコフェロール)
|
2.4
|
mg
|
ビタミンK
|
160
|
μg
|
ビタミンB1
|
0.14
|
mg
|
ビタミンB2
|
0.20
|
mg
|
ナイアシン
|
0.8
|
mg
|
ビタミンB6
|
0.27
|
mg
|
ビタミンB12
|
0
|
μg
|
葉酸
|
210
|
μg
|
パントテン酸
|
1.12
|
mg
|
ビオチン
|
9.3
|
μg
|
ビタミンC
|
120
|
mg
|
栄養素
|
含有量
|
単位
|
ナトリウム
|
20
|
mg
|
カリウム
|
360
|
mg
|
カルシウム
|
38
|
mg
|
マグネシウム
|
26
|
mg
|
リン
|
89
|
mg
|
鉄
|
1.0
|
mg
|
亜鉛
|
0.7
|
mg
|
銅
|
0.08
|
mg
|
マンガン
|
0.22
|
mg
|
(他の食品と比較して多めに含まれている成分は太字で表示してます。)
※7訂食品成分表2016より
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