じゃがいもの重さは1個、半分で何グラム、大きさやカロリーは？

じゃがいもの重さ、重量は何グラム？

じゃがいもといえばホクホクで栄養価も高く、日本でもよく食べられる食品の一つです。今回はじゃがいも1個の重さはどれくらいなのかを見ていくことにします。じゃがいもは男爵いもとメークインの2つの品種の重さを調べます。

さらにじゃがいも100g分の分量やじゃがいもを輪切り、乱切りにした時の重さ、じゃがいも1個120g中の栄養素の量、おいしいじゃがいもの見分け方、上手な保存方法などについても紹介します。

じゃがいもの数え方

じゃがいもは通常1個、2個と数えます。小さいサイズの場合は1粒、2粒と数えることもあります。じゃがいもの詳しい数え方についてはじゃがいもの数え方・単位は1個、1粒？でも解説しています。

じゃがいもの大きさ

超特大（3L）サイズのじゃがいもの大きさ

じゃがいもも個体差があり大きなものから小さいものまでさまざまなサイズがあります。そこでここでは6種類のサイズのジャガイモの大きさと重さを実際に測ってみることにします。まずは各サイズのじゃがいもの大きさです。超特大（3L）サイズのじゃがいもの大きさは縦10.5cm、横11.4cmです。

特大（2L）サイズのじゃがいもの大きさ

つぎは特大（2L）サイズのじゃがいもの大きさです。特大（2L）サイズのじゃがいもの大きさは縦は8.5cm、横9.0cmです。

大（L）サイズのじゃがいもの大きさ

つぎは大（L）サイズのじゃがいもの大きさです。大（L）サイズのじゃがいもの大きさは縦は6.8cm、横8cmです。

通常サイズのじゃがいもの大きさ

つぎは通常サイズのじゃがいもの大きさです。大きさは縦は6.5cm、横6cmです。

小（S）サイズのじゃがいもの大きさ

つぎは小サイズのじゃがいもの大きさです。小（S）サイズのじゃがいもの大きさは縦は5.7cm、横5cmです。

極小（2S）サイズのじゃがいもの大きさ

つぎは極小（2S）サイズのじゃがいもの大きさです。極小（2S）サイズのじゃがいも1個の大きさは縦は4.5cm、横3.5cmです。

ちなみにそれぞれがどのくらいの大きさなのかがわかりやすいよう、各サイズのじゃがいもを一列に並べてみました。左上から極小（2S）サイズのじゃがいも、小（S）サイズのじゃがいも、通常（M）サイズのじゃがいも、左下から大（L）サイズのじゃがいも、特大（2L）サイズのじゃがいも、超特大（3L）サイズのじゃがいもと並んでいます。

じゃがいも1個の重さは何グラム？

超特大（3L）サイズのじゃがいも1個の重さは何グラム？

それでは実際に各サイズのじゃがいも1個の重さについて見ていきます。まずは超特大（3L）サイズのじゃがいもです。超特大（3L）サイズのじゃがいも1個の重さは479.4gです。廃棄率は皮の部分で10％なので、残りの可食部は90％となります。可食部の重量を計算すると431.4gとなり、その時のカロリーは254.5kcalになります。

皮をむいた超特大（3L）サイズのじゃがいも1個の重さは448.2gです。479.4gから減った重量は31.2gで、廃棄率を計算すると6.5％になります。日本食品標準成分表が定める廃棄率が10％なので、実際はやや少なめになりました。この時のカロリーは264.4kcalです。

特大（2L）サイズのじゃがいも1個の重さは何グラム？

つぎに特大（2L）サイズのじゃがいも1個の重さです。特大（2L）サイズのじゃがいも1個の重さは278.9gです。可食部重量は251.0gです。この時のカロリーは148.0kcalです。

皮をむいた特大（2L）サイズのじゃがいも1個の重さは253.4gです。278.9gから減った重量は25.5gで、廃棄率を計算すると9.1％になります。こちらは日本食品標準成分表が定める廃棄率が10％に近い数値となりました。この時のカロリーは149.5kcalです。

大（L）サイズのじゃがいも1個の重さは何グラム？

つぎに大（L）サイズのじゃがいも1個の重さです。大（L）サイズのじゃがいも1個の重さは183.0gです。可食部重量は164.7gです。この時のカロリーは97.1kcalです。

皮をむいた大（L）サイズのじゃがいも1個の重さは166.3gです。183.0gから減った重量は16.7gで、廃棄率を計算すると9.1％になります。こちらも日本食品標準成分表が定める廃棄率が10％に近い数値となりました。この時のカロリーは98.1kcalです。

通常サイズのじゃがいも1個の重さは何グラム？

つぎに通常サイズのじゃがいも1個の重さです。重さは128.0gで可食部重量は115.2gです。この時のカロリーは67.9kcalです。

皮をむいた通常サイズのじゃがいも1個の重さは114.7gです。128.0gから減った重量は13.3gで、廃棄率を計算すると10.3％になります。日本食品標準成分表が定める廃棄率が10％なので、ほぼ同じ数値となりました。この時のカロリーは67.6kcalです。

小（S）サイズのじゃがいも1個の重さは何グラム？

つぎに小（S）サイズのじゃがいも1個の重さです。小（S）サイズのじゃがいも1個の重さは74.1gです。可食部重量は66.6gです。この時のカロリーは39.3kcalです。

皮をむいた小（S）サイズのじゃがいも1個の重さは61.1gです。74.1gから減った重量は13gで、廃棄率を計算すると17.5％になります。日本食品標準成分表が定める廃棄率が10％なので、こちらはやや多くなりました。この時のカロリーは36.0kcalです。

極小（2S）サイズのじゃがいも1個の重さは何グラム？

つぎに極小（2S）サイズのじゃがいも1個の重さです。極小（2S）サイズのじゃがいも1個の重さは46.5gです。可食部重量は41.8gです。この時のカロリーは24.6kcalです。

皮をむいた極小（2S）サイズのじゃがいも1個の重さは40.7gです。46.5gから減った重量は5.8gで、廃棄率を計算すると12.4％になります。日本食品標準成分表が定める廃棄率が10％なので、こちらはやや多めになりました。この時のカロリーは24.0kcalです。

じゃがいも半分の重さは何グラム？

通常（M）サイズのジャガイモを半分にカットしたときの重さを見ていきます。通常（M）サイズのじゃがいも半分の重さは65.2gです。可食部の重量は58.6gです。その時のカロリーは34.5kcalになります。

メークイン1個の重さは何グラム？

ここまで国内での流通量が最も多い男爵いも1個の重さを見てきましたが、男爵いもの次に流通量の多いメークインの重さについても見ていくことにします。メークイン1個の重さは150.7gで通常サイズの男爵いも124.7gよりも重さはあります。可食部の重量は135.6gです。この時のカロリーは80kcalです。

ちなみに上のメークインの大きさは縦9.2cm、横5.7cmです。男爵いもとメークインの違いについては男爵いもとメークインの違いと料理での使い分けで詳しく解説しています。

じゃがいも1袋の重さは何グラム？

じゃがいも1袋（小8個入り）

次にじゃがいも一袋分の重さについて見ていきます。こちらは1袋に通常サイズのじゃがいもが3個入って重さは396.7gでした。可食部にすると357gで、この時のカロリーは210.6kcalです。

じゃがいも1袋（小8個入り）

こちらは1袋に小さめのじゃがいもが8個入って重さは712.3gでした。可食部にすると641gで、この時のカロリーは378.1kcalです。

じゃがいも1袋（極小9個入り）

こちらは1袋に極小のじゃがいもが9個入って重さは519.6gでした。可食部にすると467.6gで、この時のカロリーは275.9kcalです。

じゃがいも100gあたりの分量はどのくらい？

100gのじゃがいも

じゃがいもの通常サイズ120gよりも若干小さいサイズの上の写真のジャガイモがちょうど100gになります。ただしこれは皮つきなので皮をむいた可食部分だと90gになります。

ちなみに大きさは縦6cm、横5.5cmです。通常サイズのジャガイモ縦6.5cm、横6cmよりも小さいサイズです。

超特大（3L）サイズのじゃがいも100g分

超特大（3L）サイズのじゃがいもの場合は大体4分の1個弱で100g分になります。

特大（2L）サイズのじゃがいも100g分

特大（2L）サイズのじゃがいもの場合は大体5分の2個で100g分になります。

大（L）サイズのじゃがいも100g分

大（L）サイズのじゃがいもの場合は大体半分強で100g分になります。

通常サイズのじゃがいも100g分

通常サイズのじゃがいもの場合は1個弱で100g分になります。

小（S）サイズのじゃがいも100g分

小（S）サイズのじゃがいもの場合は大体1個と半分強で100g分になります。

極小（2S）サイズのじゃがいも100g分

極小（2S）サイズのじゃがいもの場合は大体2個と半分で100g分になります。

乱切りにしたジャガイモ100g分

こちらはジャガイモを乱切りにした時の100g分の分量です。ちょうど乱切り5個分が100gになります。こちらは皮をむいているので可食部もそのまま100gです。

マッシュしたジャガイモ100g分

こちらはジャガイモをマッシュした時の100g分の分量です。

輪切りにしたじゃがいもの重さは何グラム？

輪切りにしたじゃがいも1個の重さ

輪切りにしたじゃがいも1個の重さは17.0gで、この時のカロリーは10.0kcalです。

輪切りにしたじゃがいも3個の重さ

輪切りにしたじゃがいも3個の重さは46.8gで、この時のカロリーは27.6kcalです。

乱切りにしたじゃがいもの重さは何グラム？

乱切りにしたじゃがいも1個の重さ

乱切りにしたじゃがいも1個の重さは22.9gで、この時のカロリーは13.5kcalです。

乱切りにしたじゃがいも3個の重さ

乱切りにしたじゃがいも3個の重さは63.2gで、この時のカロリーは37.2kcalです。

乱切りにしたじゃがいも5個の重さ

乱切りにしたじゃがいも5個の重さは100gで、この時のカロリーは59kcalです。

マッシュしたじゃがいもの重さと分量

マッシュしたじゃがいも10gの分量は

マッシュしたじゃがいもは重さ10gだと上の画像のような分量になります。マッシュしたじゃがいもはマッシュポテトやコロッケなどに利用します。マッシュしたじゃがいも10gのカロリーは5.1kcalです。

マッシュしたじゃがいも30gの分量は

マッシュしたじゃがいも30g分だと上画像のような分量です。この時のカロリーは15.3kcalです。

マッシュしたじゃがいも50gの分量は

マッシュしたじゃがいも50g分だと上画像のような分量です。この時のカロリーは25.5kcalです。

じゃがいもの重さ一覧表

それではここで各サイズのじゃがいもの重さをもう一回まとめて見てみることにします。じゃがいもは極大のものだと493.6gで、極小では39.0gとその大きさにかなりの開きがあることがわかります。味自体が大きく変わるわけではないので、どちらを選んでも特に差はないでしょう。

じゃがいも（男爵いも）の通常サイズの重さは124.7gで、細長なメークインだと重さは1個で150.7gほどです。

じゃがいもの重さ一覧

メークインの重さ一覧

じゃがいも100g中に多く含まれる栄養素は？

ビタミンCが豊富

今回はジャガイモ100g中に特に多く含まれる栄養素について見ていきます。じゃがいもにはビタミンCが多く含まれます。ビタミンCは熱に弱いのが特徴ですが、ジャガイモに含まれるビタミンCはデンプンで保護されているので熱にも強いのが特徴です。

ビタミンCは抗酸化作用により体を老化や酸化から守ってくれます。また肌のはりや潤いを担うコラーゲンの合成にも必要です。詳しくはビタミンCの多い食品・食べ物と含有量一覧にて解説しています。

カリウムが豊富

じゃがいもにはカリウムが多く含まれます。カリウムには動脈硬化の予防などの効果があります。詳しくはカリウムの多い食品・食べ物と含有量一覧にて解説しています。

※日本食品標準成分表2020年版（八訂）より

おいしいじゃがいもの見分け方

じゃがいもは丸みがあって表面が滑らかで、でこぼこの少ないものを選びます。またしわや傷の少ないものも良品です。芽や皮が緑がかっているものは避けます。この部分には有害物質のソラニンが含まれています。

買ってきて日が足ったり、日光に当たる時間が長くなると芽が育ち、皮も緑がかってきます。この場合は目をしっかりと取り除き、皮も熱めに向くようにしましょう。

見た目だけでなく手に取ってみて皮の薄さを感じるものも鮮度がいいです。育ち過ぎると皮も熱くなってきます。また適度に固くて重みのあるものも良品です。詳しくはおいしいじゃがいもの見分け方・選び方で解説しています。

また下の動画でもじゃがいもの見分け方・選び方を解説しているので合わせて参考にしてみてください。

じゃがいもの保存方法

じゃがいもの見分け方だけではなく保存の仕方についても紹介します。じゃがいもは冷暗所での常温保存も可能で紙袋に入れての保存で２〜３か月は持ちます。冷蔵庫の野菜室なら2か月ほど保存できます。保存は新聞紙に包んでからポリ袋に入れて保存します。

じゃがいもは通常冷凍保存には向きませんが、マッシュポテトにしてからなら冷凍保存も可能です。この場合は1ヵ月は保存できます。ジャガイモの詳しい保存の仕方についてはじゃがいもの保存方法と保存期間、長持ちのコツで解説しています。

ちなみに以下の動画では実際に新聞紙で包んでポリ袋に入れて保存する方法の効果を検証しています。併せて参考にしてみてください。

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