梅干し、小梅の重さは1個、1粒で何グラム、大きさやカロリーは？

梅干しの重さ、重量は何グラム？

梅干しといえばすっぱい食べ物代表格であり、保存食としても重宝されてきました。今回は通常の梅干しと小さいサイズの小梅の重さを調べ、さらに果肉、種に分けた時の重さも調べてみました。それから梅干し、小梅100g分の分量や梅干し1個に含まれる栄養素についても解説します。

梅干しの数え方

梅干しは1個、2個または1粒、2粒と数えます。梅干しの数え方については詳しくは梅干しの数え方・単位は1個、1粒？で解説しています。

梅干しの大きさ

今回は重さを調べた梅干しはサイズの大きなものと小さなもの（小梅）の2種類です。まずサイズの大きな梅干しの大きさは縦3.2cmで、横3.4cmです。

次にサイズの小さい小梅の大きさは縦2.2cmで、横2.3cmです。

ちなみに梅干しと小梅を並べてみると以下の画像のようになります。梅干しと小梅ではぱっと見でこのぐらいの差があります。

梅干し1個、1粒の重さは何グラム？

それでは梅干し1個、1粒の重さをはかっていきます。梅干しは1個、1粒で16.9gです。梅干しの廃棄率は日本食品標準成分表では種（核）の部分で20％で、可食部は残りの80％になります。そこから可食部重量を計算すると13.5gとなります。この時のカロリーは12.1kcalとなります。

それでは実際に梅干しから種を取り出し、果肉の部分だけで重さもはかってみました。重さは12.6gで日本食品標準成分表の廃棄率で計算した13.5gよりも若干少なくなりました。この時のカロリーは11.3kcalです。

最後に取り出した種の重さもはかってみました。重さは4.1gです。ちなみに梅干しの種は食べられません。

小梅1個、1粒の重さは何グラム？

次に小梅1個、1粒の重さを見ていきます。小梅は1個で6.1gで可食部重量は4.8gです。この時のカロリーは4.3kcalです。

小梅も種を取り出し果肉だけの重さを計ってみました。重さは3.4gで、日本食品標準成分表の廃棄率で計算した4.8gよりも大分少なくなりました。この時のカロリーは3.0kcalです。

ちなみに小梅の種の重さもはかってみました。重さは2.8gでした。

梅干し、小梅3個の重さは何グラム？

梅干しが3個だと重さは56.8gで、可食部の重量は45.5gです。この時のカロリーは40.9kcalです。

小梅が3個だと重さは15.8gで、可食部重量は12.6gです。この時のカロリーは11.3kcalです。

梅干し100gあたりの分量はどのくらい？

梅干し100g分の分量

日本食品標準成分表などでは様々な食品に含まれる栄養素を調査してそのデータを発表しています。しかしながら各食品の栄養素のデータは食品1個当たりではなく100gあたりで表示しています。そこで梅干しと小梅は100g分だとどの程度の分量になるのかを調べてみました。梅干しの場合6個で約100gでした。可食部重量は80gで、その時のカロリーは72kcalとなります。

小梅100g分の分量

小梅は17個で100gとなります。

梅干し、小梅1パック分の重さは何グラム？

梅干し1パックの重さ

梅干しは1パック10個入りで重さは180.6gでした。可食部重量は144.4gで、この時のカロリーは129.9kcalです。

小梅1パックの重さ

小梅は1パック24個入りで重さは141.9gです。可食部重量は113.5gで、この時のカロリーは102.1kcalです。

梅干し、小梅の重さ一覧表

それでは梅干し、小梅の重さをあらためてみていくことにします。梅干しは1個で16.9gで果肉部分は12.6です。種は4.1gになります。小梅の場合1個で重さは6.1gで、果肉部分は3.4g、種は2.8gです。

梅干し100g中に多く含まれる栄養素は？

クエン酸が豊富

梅干しに多く含まれる栄養素について見ていきます。梅干しは酸っぱさの素であるクエン酸が豊富に含まれます。クエン酸は炭水化物の代謝を助け、疲労回復効果があります。

塩分は摂りすぎに注意

梅干しは塩分も非常に多いので摂り過ぎには注意が必要です。ちなみに塩分の多い食品についてはナトリウム・食塩の多い食品・食べ物と含有量一覧で詳しく解説しています。

※日本食品標準成分表2020年版（八訂）より

その他のバラ科の果物の重さ

その他の食品群の重さ