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しなびて蕾の開いたブロッコリーが元通りになるの?復活術、再生術を検証します





しなびたブロッコリーの画像


はじめに


ブロッコリーは上手に保存しないと数日でしなびれてしまい、つぼみも開いてきます。そこで今回は一度しなびて、つぼみも開いてしまったブロッコリーを、再びハリやみずみずしさがあり、つぼみもしっかりと締まったブロッコリーへと復活させる方法を紹介します。さらにその方法が本当に効果があるのかどうかも検証していきます。




しなびる前のブロッコリー


まずはこちらがしなびれる前のブロッコリーです。みずみずしくてハリがあり、つぼみもしっかりと締まっています。側面から伸びる葉もピンとしています。

初日のハリのあるブロッコリー

カットした断面も変色もなくきれいで、みずみずしい状態です。

初日のブロッコリーの断面

重さは447.6gです。

そのまま保存する初日のブロッコリーの重さは447.6g

こちらを13度の環境の室内で新聞紙を敷いたダンボールに入れ、そのまま保存します。

ブロッコリーをダンボールに入れて室温で保存



しなびたブロッコリー


こちらは室内でそのまま保存して1週間ほど保存したものです。つぼみは開いてしまっています。

そのまま保存した1週間目のブロッコリー

側面の茎の部分にはハリやみずみずしさがなくなり、押すとへこむ程度に柔らかくなっています。側面から伸びる葉もしなびて垂れ下がっています。

並べるとこんな感じです。左は購入してきた初日のブロッコリーで、右は1週間たったブロッコリーです。密集していたつぼみが開いて隙間ができ、茎の部分もしわが目立ってきているのがわかるかと思います。

初日のブロッコリーとしなびたブロッコリー

芯もしなびて中心に向かってしわがよってきています。

そのまま保存した1週間目のブロッコリーの断面

並べるとこんな感じです。左が初日のブロッコリーの芯で、右は1週間たったブロッコリーの芯です。こちらも水分が抜けてしなびれてきているのがよくわかるかと思います。

初日のブロッコリーの芯としなびたブロッコリーの芯

重さは351.2gで、初日の447.6gからは21.6%減少しています。

そのまま保存した1週間目のブロッコリーの重さは351.2g



しなびたブロッコリーを再生させる方法


切り口を水に浸ける

それではしなびたブロッコリーを再生させる方法を試してみることにします。まずは茎の付け根の部分を包丁でカットします。こうすることで吸水力を上げます。

ブロッコリーの茎の付け根を包丁でカット

ちなみにこの時の重さは347.2gです。

しなびたブロッコリーの重さは347.2gです

次にペットボトルをカットして作った容器を用意します。切り口はそのままだと危ないので、ビニールテープで補強してます。ここに水を入れます。

半分にカットしたペットボトル

そこにブロッコリーを差し込みます。横から見ると茎の付け根あたりがしっかりと水に浸かっているのがわかるかと思います。これを室内で1日置いておきます。

しなびたブロッコリーを水に浸ける


2日目の変化

1日経過すると、開いていたつぼみがしっかりととじた状態に戻りました。ちょうどペットボトルに差し込んだことで、開いたつぼみが閉じた状態で固定され、さらに水分を吸収してハリとみずみずしさが戻ったことで、とじた状態のままで維持されたようです。

1日水に浸けておいたしなびたブロッコリー

つぼみは若干色あせて少し黄色になってきている部分が見られますが、ちょうどこの日の室温が15度ほどと少し高かったことが影響して、つぼみが熟して変色してしまったのだと思われます。

並べるとこんな感じです。左はしなびた当初のブロッコリーで、右は再生法を実践したブロッコリーです。つぼみを見れば一目瞭然で、ひらいていたつぼみがしっかりととじています。1日水に浸けるだけでここまで変わるのは驚きます。

しなびたブロッコリーと再生させたブロッコリー

さらにしなびる前の初日の状態のブロッコリーとも並べてみました。左はしなびる前の初日のブロッコリーで、真ん中は1週間目のしなびたブロッコリー、右は再生法を実践したブロッコリーです。

ブロッコリーの初日と1週間ごと再生2日目を比較

再生法を実施したブロッコリーは初日のブロッコリーと同じくらいしっかりとつぼみが締まっているのがわかるかと思います。

茎の部分もしっかりとハリや固さが戻っています。また垂れ下がっていた葉もピンとした状態に戻っています。

1日水に浸けておいたしなびたブロッコリーの茎

並べるとこんな感じです。左はしなびた当初のブロッコリーで、右は再生法を実践したブロッコリーです。茎にもハリが戻り、たれていた葉もしっかりとピンと張っているのがわかるかと思います。

しなびたブロッコリーの茎と再生させたブロッコリーの茎

こちらもしなびる前の初日の状態のブロッコリーとも並べてみました。左はしなびる前の初日のブロッコリーで、真ん中は1週間目のしなびたブロッコリー、右は再生法を実践したブロッコリーです。

ブロッコリーの茎の初日と1週間ごと再生2日目を比較

茎や葉にも初日のような張りが戻っているのがわかるかと思います。

芯もしっかりとみずみずしさを取り戻し、しっかりとハリのある状態に戻っています。

1日水に浸けておいたしなびたブロッコリーの芯

並べるとこんな感じです。左はしなびた当初のブロッコリーの芯で右は再生法を実施したものです。芯も並べるとその違いははっきり分かるかと思います。

しなびたブロッコリーの芯と再生させたブロッコリーの芯

こちらも初日の状態と比べるとこんな感じです。芯の断面もかなりみずみずしさが戻っているのがわかるかと思います。

ブロッコリーの芯の初日と1週間ごと再生2日目を比較

重さは443.1gで、前日の347.2gから27.6%増えています。

再生させたブロッコリーの重さは443.1g

経過日数重さ(増減率)
しなびたブロッコリー347.2g
水につけて2日目のブロッコリー443.1g(+27.6%)

ちなみにしなびたブロッコリーの再生法については以下の動画でも詳しく解説しているので、併せて参考にしてみてください。




ブロッコリーの保存方法


ブロッコリーは上手に保存しないと鮮度が落ちてしなびてしまいます。そこで保存法についても紹介します。ブロッコリーはつぼみの部分にキッチンペーパーをかぶせ、さらに全体をキッチンペーパーで包みます。これをポリ袋に入れて口をしめ、冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。こうすれば2週間は保存ができます。

他にもさっと茹でてからカットして冷凍用保存袋に入れ、冷凍保存すれば1か月は持ちます。保存方法について詳しくはブロッコリーの保存方法が本当に効果があるのかを検証してみたら驚きの結果に!で解説しています。

ブロッコリーをポリ袋に入れて野菜室で保存

ちなみに以下の動画では実際にキッチンペーパーとラップで包み、ポリ袋に入れて保存する方法の効果を検証しています。併せて参考にしてみてください。




ブロッコリーの鮮度を見るポイント


まず購入段階で鮮度のいいものを選ぶのも、ブロッコリーをしおらせてしまわないためには重要です。そこでおいしくて鮮度のいいブロッコリーを見分けるポイントを紹介します。ブロッコリーは濃い緑色でみずみずしいもの、つぼみは密集してこんもりしているものがいいです。

茎はつやがあって触るとしっかりと固いもの、切り口は変色していなくてみずみずしいものがいいです。くわしくはブロッコリーのただの見分け方・選び方じゃない、いいものと悪いものを並べてその違いを詳しく解説でも解説しています。

ブロッコリーのつぼみが鮮やかな緑色

ちなみに以下の動画ではブロッコリーの見分け方・選び方をドアップの映像で解説しているので、併せて参考にしてみてください。




まとめ


今回は一度しなびてしまったブロッコリーを再びハリのあるみずみずしいブロッコリーへと再生させる方法についてみていきました。ブロッコリーはそのままだとすぐに水分が抜けしなびれてしまい、つぼみも開いてきます。そのためしっかりと保存法を実践して保存しておくことが鮮度を保つポイントです。

しなびてしまったブロッコリーは付け根のところをカットして水につけておくことで、もう一度ハリやみずみずしさを取り戻し、つぼみも元のように締まった状態に戻すことができます。ブロッコリーをしなびらせてしまった場合はぜひ試してみてください。





※参考書籍
新版食材図典 生鮮食材篇
野菜のソムリエ



公開日 2021/03/11



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