HOME > 加工食品これおいしいの? > 業務スーパーの大容量タマゴサラダの味や食感はどうなの?手作りのタマゴサラダと食べ比べてみた!
|
業務スーパーで販売されている大容量のタマゴサラダですが、これっておいしいのでしょうか。気になったので試しに買ってみました。
今回はこちらを自分で一から作ったタマゴサラダと食べ比べてみて味や食感の違いを確かめてみることにします。
まずこちらの商品の価格です。価格は税込みで829円でした。1kg入っていますが829円は結構な値段です。
あとで一からタマゴサラダを作る際にも紹介しますが、卵2個使って作ったタマゴサラダの重さが126gでした。1kg(1000g)を126gで割ると7.9なので、卵2個を7.9でかけると15.8で約16個になります。
つまり卵を16個使って作るタマゴサラダと同じ量になります。タマゴサラダを買った当日の業務スーパーの卵10個入り1パックの価格が税込み280円だったので、16個だと448円になります。
マヨネーズなどの調味料分の価格は加味してはいませんが、自分で作れば448円なのに対して、業務スーパーの場合は829円なので、値段としては結構割高です。加工コストなどもかかっているのでその分が値段に反映されているのだと思われます。
ちなみに原料原産地名についてですが、裏面を見てみたところ国内製造と書かれていました。国産の卵なのかはわかりませんが、海外産などの記載はありませんでした。
価格や産地も大事ですが気になるのは味や食感です。なので実際に食べ比べてみることにします。
まずは比較するために一からタマゴサラダを作っていきます。まずは鍋に水と卵を2個入れ、強火で沸騰させます。沸騰したら中火にして6分茹でます。
茹でたらカラをむき、100円ショップなどでも買えるタマゴ切り器で卵を細かくカットします。
こちらをボウルに入れマヨネーズ大さじ2と塩こしょうを適量くわえます。
これをフォークなどで軽くつぶしながら混ぜ合わせます。これで出来上がりです。
ちなみに卵2個分で作ったタマゴサラダの重さは126gです。
こちらが出来上がったタマゴサラダです。食べてみましたが卵の黄身の風味が濃厚でかなり美味しかったです。やはり手作りは格別でした。
次は業務スーパーのタマゴサラダです。みたところ白身は意外にしっかりありますが、全体的に大分クリーミーにも見えます。
食べてみましたが特に変な味もせずちゃんとタマゴサラダの味がしました。普通においしいタマゴサラダで驚きでした。
ただ自分で作った方に比べると少し味があっさりで薄めかなとも思います。食感は白身の食感はちゃんとありました。クリーミーさは少し強めですが、自分で作ったのとそこまで差はありませんでした。
2つを食べ比べてみた感想ですが、味は業務スーパーの方もおいしかったのですが、自分で作った方が黄身の味が濃厚でした。食感に関しては白身の量が自分で作った方が多い感じはしましたがどちらもそれぞれよかったです。
味の違いを星で表すなら自分で作った方が星5なら業務スーパーの方は星4.1といった感じです。味や食感の違いをまとめるとこんな感じです。
ちなみに今回の検証については以下の動画でも詳しく取り上げているので、併せて参考にしてみてください。
せっかくなのでタマゴサラダ1袋を使い切って4品作ってみます。まずは1品目です。最初は定番のタマゴサンドを作ってみます。今回は3人前でタマゴサラダを300g使いました。量にするとこんな感じです。
業務スーパーのタマゴサラダの残りは728gです。袋で見るとこのぐらいの量が残っています。
タマゴサンドで使う材料は以下の通りです。
まずは食パンの耳をカットします。
つぎにマーガリンを塗ります。
さらにマスタードを塗ります。
この上にたっぷりめにタマゴサラダ(100g)を乗せます。
この上から耳をカットした食パンを乗せます。
後は3等分にカットして出来上がりです。
こちらが出来上がったタマゴサンドです。食べてみましたが、タマゴサラダがたっぷり入っていて食べ応えがあっておいしかったです。
カットした食パンの耳ですが、こちらも無駄にはせずに食パンの耳ラスクにしてみることにします。使う材料は以下の通りです。
まずは食パンの耳を食べやすい長さにカットします。
次にフライパンにバターを入れて中火で溶かします。
バターが溶けてきたら食パンの耳を加えて混ぜ炒めます。
耳がサクサクになってきたら砂糖大さじ2を加えて砂糖が溶けてくるまで炒め合わせます。
砂糖が固まってきたら火を止めて出来上がりです。
こちらが出来上がった食パンの耳ラスクです。カリカリの食感とバターの風味、ちょうどいい甘さがどれもよくてかなり美味しかったです。
タマゴポテトサラダを作ってみます。こちらは4人前で業務スーパーのタマゴサラダを200gほど使います。量にするとこんな感じです。
業務スーパーのタマゴサラダの残りは526gです。
タマゴポテトサラダで使う材料は以下の通りです。
まずはきゅうりを薄切りにしてボウルに入れます。上から塩小さじ1/3(分量外)を振りかけて軽くもみ、30分ほどおいておきます。30分たったら手で水気を絞ります。
ハムは1cm角に切り分けます。
じゃがいもの皮をむいて乱切りにします。これを耐熱容器に入れ、大さじ1の水を振りかけます。
上からラップを乗せ、レンジで600Wで8分、500Wなら9分30秒加熱します。
加熱したらマッシュします。
鍋に牛乳75mlとバター18gを加えて火にかけます。
バターが溶けたらマッシュしたじゃがいもを加えて弱火で汁けがなくなるまで混ぜ合わせます。
後は火を止めボウルに入れます。ここにきゅうりとハム、塩こしょうを少々、マヨネーズ大さじ4、さらにタマゴサラダを200g加えます。
これをよく混ぜ合わせたら出来上がりです。
食べてみましたが、マッシュポテトにタマゴサラダが加わることでより味が濃厚になっておいしかったです。また混ぜてもマッシュポテトの味もタマゴサラダの味も割としっかりとわかりました。
次はブロッコリーのたまごサラダを作ってみます。こちらは4人前で業務スーパーのタマゴサラダを300gほど使います。量にするとこんな感じです。
業務スーパーのタマゴサラダの残りは225gです。
ブロッコリーのたまごサラダで使う材料は以下の通りです。
まずはブロッコリーの蕾を切り分けます。
太い茎は皮を厚めにむきます。
さらに乱切りにします。
鍋に水と水1リットルに対して小さじ2の塩を加えて火にかけます。沸騰したらブロッコリーを加えて2分茹でます。茹でたらざるにあげます。
ブロッコリーの蕾は食べやすいようにさらに小さめに切り分けます。
ハムは半分にカットして1cm幅に切り分けます。
容器にブロッコリーとタマゴサラダ、ハム、塩こしょう少々を加えます。
これをよく混ぜ合わせたら出来上がりです。
食べてみましたがブロッコリーとタマゴサラダの相性も良くかなり美味しかったです。
最期はたまごサラダグラタンを作ってみます。こちらは4人前で業務スーパーのタマゴサラダを200gほど使います。量にするとこんな感じです。
これで業務スーパーのたまごサラダも空になりました。
たまごサラダグラタンで使う材料は以下の通りです。
まずは鍋に水と水1リットルに対して小さじ2の塩を加えて火にかけます。沸騰したら洗ったほうれん草の茎先を先につけて30秒、全体をつけて30秒茹でます。
茹でたらさっと流水に晒して水けを絞ります。あとは1cm幅にカットします。
ボウルにたまごサラダを入れ、そこにカットしたほうれん草を加えて混ぜ合わせます。
これをアルミのおかず入れに入れます。上からピザ用チーズをたっぷりのせます。
このままオーブントースターで焼きます。しっかりチーズに焼き色がつくまで焼きます。
こちらが出来上がったものです。食べてみましたが表面がパリッとして香ばしさもあるチーズがタマゴとよく合っていて、どちらもコクがあっておいしかったです。
コクの強い組み合わせですがほうれん草も一緒に食べるとちょうどいい味わいになります。ほうれん草も加えて正解でした。
ちなみに今回紹介したレシピについては以下の動画でも詳しく取り上げているので、併せて参考にしてみてください。
今回は業務スーパーのタマゴサラダがおいしいのかどうかを検証しました。結果は業務スーパーの方もおいしかったのですが、自分で作ったタマゴサラダの方がより味が濃厚でおいしかったです。
価格も加工費込みということで自分で作るよりも値段は張ります。ただ一から作る手間は省けるので、とにかく手間や時間をかけたくなくてそれなりにおいしいのであればいいという方なら購入してみるのもありかなと思います。