HOME > ダメな野菜の見分け方 > こんな里芋は選んじゃダメ!鮮度の落ちた里芋の特徴と見分け方4選!
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今回は選んじゃダメな鮮度の落ちた里芋、味の落ちた里芋の特徴を4つ紹介します。おいしい里芋選びの参考にしてみてください。
里芋も乾燥してくると、だんだんとヒビも深く入ってきます。乾燥が進むと中の果肉も固くなってきて、調理してもおいしくなくなってきます。
こちらは土付きで適度に湿り気のある里芋です。表面に大きなヒビなども見られません。
並べてみるとこんな感じです。左は表面が乾燥した里芋で、右は土付きで湿り気のある里芋です。並べると表面の乾燥具合の差がよくわかるかと思います。
里芋のカットした切り口の部分がこのように乾燥しているものは、鮮度も落ちています。色も大分茶色っぽく変色しています。
一方こちらは切り口が白くてみずみずしい里芋です。里芋もカットしてそんなに時間のたっていないものはこのぐらいみずみずしくてきれいです。この部分も鮮度を見分けるポイントになります。
並べてみるとこんな感じです。左は切り口の乾燥した里芋で、右は切り口がみずみずしい里芋です。色も乾燥していないものは白くて、またみずみずしさもしっかりとあるのがわかるかと思います。
里芋の切り口が赤みがかっているものも避けた方がいいです。赤くなってきているものは鮮度が落ちてきている証拠です。
ちなみにカットするとこんな感じで、中の果肉に赤い斑点が見られます。この赤い斑点は加熱調理してもそのままで、ゴリゴリとした食感なので美味しくありません。
一方こちらは切り口が白くてきれいな里芋です。
こちらもカットしてみると、中も白くてきれいで、赤い斑点なども見られません。
並べてみるとこんな感じです。左は切り口が赤みがかった里芋で、右は切り口が白くてきれいな里芋です。並べると赤みがかっているのがよくわかるかと思います。
さらにカットしたものを並べてみるとこんな感じです。上は赤い斑点のある里芋で、右は白くてきれいな里芋です。赤みがあるだけでなく、果肉もやや黄色がかってきています。
ちなみに赤い斑点の出た里芋、食べたらどんな味でどんな食感なのかが気になったので、実際に赤い斑点の出た里芋を買ってきて茹でて食べて見ました。確かにいくら茹でてもゴリゴリしておいしくはありませんでした。
検証についての詳しいレポートは赤い斑点の出た里芋が食べれるのかを実際に食べて検証してみた!で解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
里芋表面に白いカビが生えてしまっているものは、もちろん避けた方がいいです。里芋は適度な湿度が大事ですが、湿度が高い状態で、さらに温度も高い環境だと、カビが発生してしまいます。
ちなみにこちらはカビの生えていない奇麗な里芋です。
並べてみるとこんな感じです。左は白いカビの生えた里芋で、右はカビの生えていない奇麗な里芋です。白カビの斑点ができてきているのがわかるかと思います。ほっとけば白カビはどんどん広がっていきます。
実はこの白カビは保存に失敗してできてしまったもので、その経緯については里芋に白カビが!まだ食べれる?間違った保存法でこんなことに!でも解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
それから今回の検証については以下の動画でも詳しく解説しているので、こちらも併せて参考にしてみてください。
今回はダメな里芋、鮮度の落ちた里芋の特徴を4つ紹介しました。表面が乾燥してヒビが深く入っているもの、切り口が乾燥しているもの、切り口が赤みがかっているもの、白カビが生えているものは、鮮度の落ちている証拠です。
この4つのチェックポイントを確認するだけでも、おいしい里芋、新鮮な里芋に出会える確率はぐっと上がります。これらを里芋を購入する際の参考にしていただけると幸いです。
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